10-6で勝利です。最後を除けば概ね満足出来る試合展開でした。

【投手陣】

・松本航投手

1回

いきなり先頭の山田哲人選手に本塁打を打たれます。最近不調とはいえ、さすがにストレート連発はナメすぎましたね。しかし、後続はしっかり抑えました。ストレートは150kmを計測しているので、臆することなく投げて下さい。

2回

先頭の雄平選手にど真ん中のSFFを打たれてヒット、中村悠平選手、山崎選手に粘られて四球で0アウト満塁の大ピンチ、ここまで空振りを取れるボールなし、さらにマウンドに行った直後は絶対に打たれるという疫病神(小野さん)もマウンドに降臨しやがったので、打たれる要素満載の中で廣岡選手、藤井選手、山田哲人選手を迎えます。

まず廣岡選手はSFFが決まって空振り三振、藤井選手ストレートで押し込んで浅いレフトフライでタッチアップを許さず、先頭打者本塁打を打たれた山田哲人選手はフルカウントからストレートを打たれましたが、初回ほどの鋭いスイングではなくやや当てにいったスイングが功を奏して、ギリギリのライトフライでこの絶体絶命の大ピンチを0点で切り抜けました。

3回

青木選手は明らかなボール球を、村上選手はフルカウントからの高めのボール球をそれぞれ空振り三振で三者凡退でした。明らかに流れが西武に傾き始めました。

4回

逆転してから三者凡退。次の回が一つ鬼門になりそうです。

5回

2アウトからヒットと暴投で2塁のピンチに。青木選手にフルカウントからストレートを流し打ちされましたが、金子侑司選手のバックホームと森選手の冷静なバウンド処理でホームアウトで0に抑えました。

6回

乗り切って欲しい6回。先頭の村上選手を歩かせます。1アウト1塁から雄平選手のレフトフライを金子侑司選手が判断ミスでヒットに、しかし雄平選手が暴走してくれたおかげでセカンドアウトで2アウト3塁となります。ただもうスタミナが尽きてしまい、中村悠平選手にタイムリーヒット、山崎選手に四球で降板しました。

やはりストレートだけでは厳しく球数を多く費やしました。しかし、逆の見方をすればストレート1本でここまで投げることが出来たと評価も出来ます。ストレート自体は良かったです。スタミナも100球越してからもそれなりに踏ん張っていたと思います。これでSFFをものにできれば、一気に飛躍すると思います。

・平井投手

中4日で火消し起用に。この起用はありです。荒木選手を2球で打ち取ります。

しかし8点差の7回も続投させているのが小野さんの頭がイかれているのを象徴しています。こういう場面こそ、森脇投手に任せるべきです。おそらく明後日の試合では疲労が抜けきっていない可能性があります。

・ヒース投手

高めの球威のない棒球が目立ちました。完全にDeNA戦での敗戦を引きずっているような気がします。一度マーティン投手と配置転換してみてはどうでしょうか？？

・松本直晃投手

本来大勝試合のはずが、増田投手がブルペンで準備する羽目に。球威もコントロールもキレもないので、ヤクルト上位打線に滅多打ちに遭いました。これなら大石投手か野田投手の方が絶対機能すると思いますけどね。なんで入れ替えを行わないのか、やっぱりおバカさんの考え方は理解出来ません。

正直ヤクルト打線のバレンティン選手や廣岡選手の不調に助けられた感じが強いです。ヤクルトも代わりの選手がいなくて特にショートは仕方なく廣岡選手を使っている感が強かったです。

【野手陣】

ヤクルトの守備崩壊。これです。これに尽きます。私の観に行った試合でも雄平選手がフライを見失うという大チョンボがありましたが、そんなミスがあちこちで連発していました。5回なんか無安打で3得点でした。やはりセリーグ最下位だけあって、自滅ばかりのプレーが目立っていました。

・秋山選手

やはり招待試合では強さを発揮します。牽制死や本塁アウトなど走塁ではミスりましたが、打撃では集中力が光りました。実は今年初のソロ以外の本塁打を打ったようです。これで少しはチャンスでも楽になってくれればいいですけど。

・源田選手

左の高橋奎二投手から同点の2点タイムリーヒット、5回も浅いフライでしたがセンターの弱肩で打点も記録しました。

・外崎選手

積極的に打ちにいき2安打3出塁でした。4回の打席はもう少しで本塁打と惜しい打球でした。

・山川選手

明らかにおかしくなっています。ボールが見えなくなっているのか、それとも最後まで見なくなっているのか分かりませんが、バットがボールにクルクル回っていたり当てただけの打撃ばっかりです。メンタル的にも本塁打打ちたい病が先走っているような感じもあります。

・森選手

源田選手同様の結果でした。こちらも浅いフライでしたが、今度はレフトの弱肩＋送球ミスで試合を決定付けました。次の6連戦は十亀投手に加えてニール投手も先発するらしいので、最低どちらか1人は岡田選手でいくべきです。

・中村選手

さすがに3試合連続での活躍はいきませんでした。今日は打たなくても大目に見ましょう。

・メヒア選手

確実性が低くても一発の魅力があるのを象徴していました。本塁打の打席は3球目空振りしたゾーンと同じところを狙って投げてきましたが、さすがに相手バッテリーもメヒア選手をナメすぎでした。この一撃は高橋奎二投手を攻略する上で、貴重な一発となりました。

・木村選手

真ん中のボールは打てるようになってきました。どん底は脱したと見ていいでしょう。しばらくは愛斗選手よりスタメンが優先されると思います。

・金子侑司選手

1安打3出塁と仕事はしっかり出来ました。さらに相手のミス連発で自分の走塁ミスを帳消しにするという運も味方にしました。守備ではレーザービームと打球の判断ミスと良し悪しがはっきり分かれてしまいました。

日本ハムと楽天は敗戦、ソフトバンクも延長12回引き分け、ロッテが怒涛の大逆転劇で勝ってしまいましたが、全体的に見れば良い白星になったでしょう。だからこそ、昨日勝てたらなと思ってしまいます。今年は試合ごとに良かったり悪かったりとはっきりしすぎているので、なかなか貯金を積めない状況です。

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