ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

6/22(金)西武×ロッテ第10回戦 —エースの好投もあわや大惨事になりかけた新守護神 首脳陣の失態をさらけ出す苦い白星—

5-1で勝ちました。リーグ戦再開後の初戦を白星で飾りました。



今日はバイトの関係で、帰りのバスの中で見ていましたが、途中で寝てしまったため、ちゃんと見たのは7回以降でした。それまでは見たり見なかったりなので、主にダイジェストと1球速報を中心に書きます。



先発はエース菊池雄星投手。初回はボールカウントが先行しながらも三者凡退に抑えます。2回もヒットと盗塁と悪送球で3塁までランナーを進められましたが、ドミンゲス選手をライトフライに抑えます。


3〜6回も順調に0を並べていきました。球審のゾーンが狭いせいで球数は費やしますが、源田選手の冷静な判断にも助けられてピンチを脱します。


7回です。角中、清田選手の打球をサードの外崎選手が弾いたり握り損ねたりで、0アウト1,2塁のピンチを迎えます。ここで、鈴木大地選手もカーブで併殺打、ドミンゲス選手もスライダーでサードゴロに打ち取り、この回で降板しました。



7回115球、被安打5奪三振6無四球無失点に抑えました。今日は球審のゾーンが狭いせいで球数をかなり費やしてしまいましたが、無四球で投げ切ったのはお見事です。今日はストレートに続いて変化球の精度も良かったです。先発の柱として、7回以上を投げてくれる投手が計算出来るようになったことは大きいです。後は苦手なソフバンをどうするかです。ここは、首脳陣の判断に委ねられると思います。



5点リードの8回に登板したのはヒース投手。5点リードで投げる投手ではないはずなんですがね。。。今日はリーグ戦再開の初戦だから、と言うならそれ以上は何も言わないことにします。今日はコントロールに苦しんだ印象でした。2アウトから連打を浴びますが、最後は中村奨吾選手を151kmのストレートで空振り三振に抑えました。地味にここを0に抑えてくれたことが大きかったです。コントロールは不安定ながらも、ストレートでも空振りが取れるので、勝ちパターンから動かす必要はないと思います。



そして今日1番の問題だった新守護神カスティーヨ投手。先頭の角中選手は高めのストレートを捉えられながらもセカンドライナーに抑えます。この時点で嫌な予感がしました。次の清田選手には、2球で追い込んでからストレートをファウルで粘られて、四球を出します。鈴木大地選手は3-1からショートへの内野安打。ここら辺から一気にボールが荒れてきました。選球眼のないドミンゲス選手を四球で出してしまい、絶対絶命のピンチを迎えます。加藤選手はファウルフライに打ち取るも、平沢選手は3球で追い込むもまた粘られて押し出し四球。尚も本塁打で同点という場面で、荻野選手をセカンドゴロに抑えて何とか試合を終えました。


たかが1回をまとめるのに、これだけの内容になりました。今日の試合でクローザー適性はないということがはっきりと証明されました。増田投手と同じで、ストレートで三振が取れません。そんでもって、コントロールもやっぱり安定せず、ランナーが出てから余計にボールが荒れてしまい、完全に自滅してしまいました。ストレートの球威はありますが、バットに当てられては何の意味もありません。

それから、捕手にも問題があるかなと思いました。配置転換もあったと思いますが、非常に投げ辛そうにしていました。森選手の捕手能力はまだまだですが、カスティーヨ投手に関しては、森選手のリードが一番相性が良いと思います。コントロールがアバウトなだけあって、パワーリードの森選手が一番合うはずです。左右に散らばすリードの岡田選手では、スライダーとチェンジアップしかないカスティーヨ投手では厳しいと思います。


私の懸念が全て的中してしまいました。完全に首脳陣の采配が裏目に出てしまった状態です。これに関しては西口コーチ云々ではなく、カスティーヨ投手のクローザー起用を決断した土肥コーチに責任があります。すぐに先発に戻してあげて下さい。カスティーヨ投手は1回0に抑える投手ではなく、QS投球の出来る投手です。今年の首脳陣の様子だと、カスティーヨ投手がクローザーとして完全に失敗しない限り変えないと思います。しかし、失敗してからでは遅いです。失敗する可能性があることを分かってて起用しているなんて、言語道断です。もし、このままカスティーヨ投手をクローザーとして起用し続けて結果失敗、さらにそのせいで優勝を逃したのであれば、責任を取る形で土肥コーチも西口コーチ共々現場から去ってもらうことになりますよ。




打線です。結果的には涌井投手をKOさせることに成功しました。今日は0アウト1,2塁から併殺打になりながらも先制、0アウト2,3塁から連続三振も決定打を打つなど、完全に流れを切らさなかったことが良かったと思います。



交流戦で活躍した浅村、外崎、森選手が活躍しました。浅村選手もタイムリーヒットは完全に相性で打っていきました。森選手もミスショットが減り、さらにスイングの軌道もよく、長打が出るようになりました。外崎選手も打撃は好調ですが、7回の守備は反省してほしいです。


秋山選手が無安打でしたが、こんな日もあるので気にしていません。明日打てばそれでいいです。その分、源田選手が2安打4出塁と活躍してくれました。1,2番が交互に助け合っているのが今年の西武打線の特徴にもなっています。


金子侑司選手も6回のタイムリーヒットはお見事でした。おそらく変化球が頭にあって反応出来たと思いますが、これからの打席でも考えて打つことも大切にしてくれればと思います。斉藤選手も先制タイムリーは良かったですが、その後の打席での連続三振は良くなかったです。炭谷選手もリードは良かったですが、ボールを見極めずに明らかなボール球に手を出してしまっているので、このままでは打率は急低下してしまいます。5点リードの場面では、あと2回のことを考えたら代打は出さなくてよかったと思います。


山川選手ですが、2塁打以外に良かったところがありません。守備は打球を止めた場面もあったので良かったですが、ミスショットが酷く目立ちます。特に3-0からのファウルフライは最悪です。長打しか狙っていないからこんな結果になるわけです。持ち前の選球眼を忘れてしまっていないか不安になります。




明日は西武が今井投手、ロッテがボルシンガー投手です。明日は苦戦が予想されます。今井投手がどんな投球を見せてくれるか、楽しみにしたいと思います。




よければポチっとひと押しお願いします!