ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

7/3(火)西武×日ハム第11回戦 —十亀の大力投に打線も天敵を攻略 首位攻防戦を制す—

5-2で勝ちました。首位を守ることが出来ました。



先発は十亀投手。初回は三者凡退に抑えます。大田泰示選手はカーブ、近藤選手はフォークでそれぞれ見逃し三振に抑えます。変化球のキレが抜群に良いです。


2点の援護をもらった2回。先頭の中田選手を簡単に四球を出してしまいますが、レアード、田中賢介選手を連続三振に抑えます。横尾選手には打球が投手強襲となり、結果内野安打で1,2塁のピンチを迎えます。ここは平沼選手をスライダーで空振り三振に抑えてピンチを脱します。


4回です。近藤、中田選手に連打を打たれて、0アウト1,3塁のピンチを迎えます。レアード選手は初球を打ち損じてセンターフライで3塁走者の近藤選手はタッチアップ出来ず、田中賢介選手はファーストゴロで3塁走者タッチアウト、横尾選手はカーブでフライに打ち取り、0に抑えました。


5〜7回も0に抑えます。7回から少しコントロールが怪しくなり、西川選手も山川選手のファインプレーがなかったら失点間違えなしだったので、100球越したこの回から降板だと思いました。先日のヤクルト戦をしっかり反省していれば、降板の判断が出来るはずです。

しかし、本当に今年の首脳陣は投の反省が出来ません。まさかの続投です。


8回です。先頭の大田泰示選手に真ん中に入ったボールをヒットにされます。近藤選手はフォークで空振り三振、中田選手は初球のスライダーを打たれます。もうボールのキレがなくなっています。レアード選手はカーブで意地の空振り三振に抑えます。田中賢介選手は四球で満塁として、ここで降板しました。



7.2回131球、7被安打10奪三振3四死球無失点でした。変化球のキレが抜群に良く、見逃し三振も4つと今年1番の出来だったと思いました。130球も投げさせた首脳陣の無茶振りにも2アウトまでは自力で取っていたので、本当に良く頑張ったと思います。



2アウト満塁のピンチでヒース投手が登板します。打席には横尾選手。岡田選手は1-2のカウントから4球連続でストレートを要求します。私の中で、先日の今井投手のリードが頭によぎっていましたが、8球目にスライダーを投げさせて、セカンドフライに抑えました。首脳陣より岡田選手のほうが反省する力があるということが証明された場面でした。



5点リードの9回に増田投手が登板します。ここで結果を出せばクローザー復帰にかなり前進しますが、結果は3連打で1点を失い1アウトも取れずに降板しました。ファールにすらされずにヒットを打たれている状態です。この状態では今季のクローザー復帰が厳しい可能性も出てきました。


3点リードとなり、0アウト2,3塁のピンチでカスティーヨ投手が登板します。大田泰示選手を変化球で3球三振、近藤選手をショートゴロで1点は失いますが2アウト、中田選手はレフトフライで試合終了です。チェンジアップのキレが良かったです。この変化球のキレがあるのなら、クローザーとして務まる可能性はあります。ですが、私はカスティーヨ投手の先発復帰はお願いしたいと思っています。




打線ですが、上沢投手を攻略出来たことが非常に大きかったです。しかも2アウトからの得点というのも良かったと思います。


決勝打を打ったのは、おかわり君こと中村選手。流し打ちでスタンドに運んだのには驚きました。次の打席でも2塁打を打ち、共に得点に貢献していました。しかし、これが続かないのが今年の中村選手なので、まだ私は中村選手の2軍降格という考えを変えるつもりはありません。守備範囲は相変わらず狭いです。怪我のリスクから打球に飛びつけないのは分かりますが、だったら首脳陣も終盤は守備固めを出してあげないと、こういった配慮も必要になってきます。


源田、山川、岡田選手も複数安打を打ちました。源田選手は2安打2盗塁1打点、文句なしの活躍です。本当に疲労と怪我が心配な選手なので、これだけは本人と首脳陣もリスクを怠らないでほしいと思います。

山川選手もタイムリーヒットも良かったですが、何より7回の守備が良かったです。あれが抜けていたら間違えなく失点していたので、前の3連戦で悪かった守備でファインプレーが出たのは良かったです。

岡田選手も打撃では2安打、隙を突いた走塁、さらには十亀投手のナイスリードと勝利に大きく貢献しました。個人的には不安だった中継ぎ投手のリードも何とかこなしてくれたので、そこの部分の安心があります。


逆に悪かったのは秋山、栗山、外崎選手。秋山選手はタイムリーヒットは出たものの、凡打の内容が良くないです。インコースのボールを引っ張って内野ゴロという状態が変わっていないので、まだ復調はしてないと見えます。

栗山選手も今ひとつ合わずに無安打。特に7回0アウト1,2塁のチャンスでの併殺打はかなり問題でした。これは結果論になってしまいますが、あそこは首脳陣もバントのサインでも良かったかなと思います。今日の守備交代は問題なかったです。

外崎選手も好調が止まりました。スイングに積極性がないです。せっかく監督推薦でオールスターゲームの出場が決まったので、ここで止まらずに打ってほしいと思います。




勝ちはしましたが、終盤のドタバタ劇場はもはや風物詩となっています。今日は十亀投手が頑張ってくれたから良かったものの、先発の球数と過去の失態を考えたら、十亀投手の8回続投は間違えです。中継ぎが不安なことは分かっていますが、本当に土肥コーチも反省する力がないので、先が思いやられます。明日は休みなので、明後日の試合に向けてしっかり休養してくれればと思います。



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