ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

増田の復活の有無で大きく変わってくるブルペン運用

今季西武のクローザーは誰がふさわしいのか。これには皆さん様々な意見があると思いますが、私は増田投手であると思います。


過去2年間の実績(2年連続28S)やストレートの質を考えたら、西武では増田投手が1番上にくるはずです。


ですが、今季は不調に陥っています。理由は私は何度も言ってきましたが、2日連続回跨ぎなどの酷使による疲労、さらには打たれまくることによる自信の喪失が原因です。

増田投手の不調を1番象徴しているのは奪三振率です。16年度から今季までの数字を比較してみれば一目瞭然です。


16年度 54.1回53奪三振 奪三振率8.78

17年度 56.1回58奪三振 奪三振率9.27

18年度 25.2回14奪三振 奪三振率4.91


過去2年間はほぼ1回に1奪三振の数字でしたが、今季はその半分近くまで下がっています。これではクローザーが務まらないのも当然の結果です。


何度も打たれて流石に首脳陣も配置転換を敢行しました。結果的に一時期の絶不調を脱したかと思いきや、7月に入ってから2試合連続で失点しています。特に昨日の試合ではストレートが140kmを切ることもありました。



このまま1軍でリリーフB班として投げ続けて復調を待つか、それとも2軍に落として完全復活を待つか、これも意見が分かれると思います。仮に2軍に落としたとしても代わりの務まる投手がいないので、首脳陣は1軍で回復を待つ選択を選んだと推測出来ます。この判断自体は私は間違えではないと思いますが、腹を括って抹消してほしいのが正直な考えです。



しかし、1軍に残すにしても2軍に落としたとしても、増田投手の復活には時間がかかることに変わりはありません。下手したら、今季はこのまま不調で終わってしまう可能性も低くありません。少なからず、しばらくはクローザーの代役が必要になります。私はカスティーヨ投手は先発起用するべきだと考えています。


ここから先は素人の私が言うのも生意気かもしれませんが、私が今後の投手起用を考えたらの仮定で(実行されるかの点は度外視で)書いていきます。



まずカスティーヨ投手は先発に戻して増田投手は抹消します。カスティーヨ投手にはオールスターゲーム後に先発に戻ってもらう程で、増田投手と同じく抹消します。

カスティーヨ投手が務めていたクローザーは、大石投手かヒース投手に務めてもらいます。大石投手はスピンの効いたストレートにフォークボール、ヒース投手は150km超えのストレートと奪三振率の高さから抜擢します。クローザーは固定しません。この2人で8,9回、ブルペンで調子の良い方を日替わりで9回を投げさせます。

平井、野田投手もリリーフA班に入ってもらいます。この2人は7回を投げるかワンポイント起用、大石、ヒース投手の状態が悪かったら、代役で入ってもらうことも視野に入れます。

リリーフA班の投手は基本は3連投、回跨ぎは厳禁です。絶対に疲労を溜めさせないように、最大限に配慮を配ります。

リリーフB班ですが、小石投手が登録可能になったら、佐野投手か松本投手を抹消して登録します。リリーフB班は多少の疲労は止むなしの起用はします。疲れが溜まったら抹消して、再び登録という形を取っていきます。相内、本田投手もまずはリリーフB班から起用していきます。


先発は菊池雄星、多和田、榎田、十亀、カスティーヨ投手は中6日ローテ、今井、ウルフ投手は中10日起用で、緊急時の際は高木勇人投手を軸に回していきます。


2軍にも準備をお願いします。増田投手は7月一杯は2軍で調整してもらい、8月に1軍昇格を目標に頑張ってもらいます。勿論その時点で復調してなかったら、そのまま2軍で調整を続けてもらいます。

万が一のことを考えた上で、髙橋光成投手にもリリーフの準備を進めます。個人的には髙橋光成投手にもクローザーが務まる可能性はあると思います。(メンタル面が非常に不安ではありますが)勿論、本当は先発の柱になってほしい投手ではありますが、今年のブルペン事情とリーグ優勝のチャンスを考えたら、今季だけは本人には我慢してもらって中継ぎの準備を進めてもらいます。

あと皆さん忘れているかもしれませんが、武隈、ワグナー投手の状態も忘れずに見ていきたいと思います。




これが現実的に実現可能な話ではないことは分かっていますが、私が考えた案はこれかなと思いました。この案を実行するには、ブルペンコーチの実力が必須条件になってしまい、言葉が悪いのは承知で、ポンコツブルペンコーチの西口さんにはまず不可能なので、この話は空想で終わると思います。




ここから現実に戻ります。今年の辻政権が今後どのような策を練っていくか予想していきます。



まず、増田投手が復調したらクローザーに戻す案は変わらないと思いますが、恐らく余程打たれまくるまでは1軍に残すと思います。どちらにしろ、明日復活なんて話はあり得ないので、増田投手のクローザーは先の話になります。

クローザーはこのままカスティーヨ投手でいくと思われます。カスティーヨ投手ですが、クローザー適性は×に近い△で、カウントが悪くなったら簡単に四球を出したり、三振が取れない部分から、今後も不安定な投球が続くと思います。しかし、元々のポテンシャルの高さから、素の実力だけで抑えてしまう試合もあるはずです。なので、劇場型クローザーとして西武の守護神を務めると予想します。

8回はヒース投手になると思います。平井、野田、大石投手の起用方法がイマイチ予想出来ませんが、とりあえずこの3人の誰かしらが7回を投げるのかなと思います。しかし、勝ちパターン投手であっても、Hのつかない場面でも平気で投げさせると思います。流石に3連投はないと予想します。

リリーフB班ですが、松本投手には首脳陣も期待している可能性があり、仮に打たれ続けても抹消されない可能性があります。小石投手がどこで昇格するかは、佐野投手の出来次第になると思います。


先発ですが、菊池雄星、多和田、十亀、榎田、今井投手は中6日ローテで回すと予想されます。ウルフ投手は中10日が基本ですが、首脳陣が高木勇人投手にあまり期待していない可能性があるので、8月はウルフ投手も6日ローテに組み込まれる可能性があります。それか、2軍から相内、本田投手が先発として登板するかもしれません。


2軍ですが、髙橋光成投手をどうするのかはちょっとまだ分かりません。武隈、ワグナー投手の復調を引き続き待ち続ける形になると思われます。




現実的な形はこうなるのかなと予想します。正直言って、非常に厳しい道のりになりそうです。リーグ優勝の条件の1つには、増田投手の復活が必須になってきていると思います。今年のブルペンコーチは本当にポンコツなので、このままいくとまた中継ぎで試合を落とすことになりそうで怖いです。少なくとも、明日は絶対に勝ってほしいと思います。




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