ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

7/2(木)西武×オリックス第3回戦—長短所はっきりと 期待はあるが不安も増す白星—


9-5で勝利です。内容に関しては色々とありましたね。


今日は4回から見ることが出来ました。



【投手陣】

・本田投手

1〜3回

初回にスパンジェンバーグ選手の酷い守備も重なって2失点、3回に吉田正尚選手に失投のカーブを捉えられてソロホームランで失点、ここまで3失点しました。


4回

T-岡田選手をカーブで空振り三振、ロドリゲス選手には外角低めのカーブを上手く合わされてヒットを打たれますが、若月選手はサードゴロ併殺打に打ち取りました。


5回

セーフティバント2つで1アウト2塁のピンチになります。宗選手にライト前ヒットを打たれて1,3塁(オリックスの三塁コーチの風岡コーチは木村選手の強肩を警戒して止めましたが、山川選手がカットに入っていたので止めなければ失点していたかもしれません)、ここで大城選手が初球からセーフティスクイズを仕掛けますが、打球が本田投手の真正面、しかも三塁走者の廣澤選手のスタートも遅すぎたため、本田投手のクラブトスで楽々本塁タッチアウトで2アウト、ここでまさかの交代となってしまいました。




ちょっと球威が足りない感じはしましたが、オリックス打線のセーフティ祭りで勝手に自滅したのに助けられました。2アウト1,2塁で交代となりましたが、私なら続投の選択をしています。最悪吉田正尚選手は歩かせてたとしても、ジョーンズ選手と勝負してこいと指示を出していたでしょう。




・小川投手

2アウト1,2塁のピンチ、吉田正尚選手のところでまたとや左キラー起用、この時点で私は負けを覚悟した瞬間でした。やっていることは昭和バカ采配と同じです。



しかし、反省のない西口さんと豊田コーチとは違い、森選手は偶然か必然か知りませんが、昨日の反省をしたのが分かるリードを見せます。

初球はインコースのスクリューでストライクを取ります。ここでまさかのインコース攻めに戸惑いを見せた吉田正尚選手は、2球目の明らかなボール球のスライダーを空振り、追い込んでからインコースにストレートを投げます。吉田正尚選手の打球は一二塁間を抜けるかと思いましたが外崎選手が上手いポジショニングで守っていたため、セカンドゴロに打ち取りました。

小川投手が左キラーとして活躍するには、インコースのスクリューで勝負しに行くしかありません。おそらくスライダーが頭にあった(私もスライダーでくると思っていました)吉田正尚選手に対して、初球のスクリューでストライクを取ったことにより一気に有利に持っていくことが出来ました。最後は一二塁間を抜けそうな打球も外崎選手がしっかりアウトにしてくれて、結果的にですがこの左キラーは成功となりました。

とはいえ、何度も言いますが小川投手に左キラーの適正はなく、毎回インコースのスクリュー勝負出来るとは限らないので、1回を投げさせていくべきだという主張は変わりません。仮にここで打たれて負けたら、今日は西口さんと豊田コーチをボロクソに叩いていたことでしょう。



・平良投手

三者凡退。3人ともボール球に手を出していましたがストレートの球威は十分です。勝ちパターンとしても活躍出来そうです。



・平井投手

ヒットと送りバントで1アウト2塁となり、伏見選手の打球はサードゴロでしたが今度は中村選手がファンブルして1,2塁のピンチに。宗選手にレフトへの二塁打で1点差になり、大城選手は初球にスクイズがフェア判定からファウル判定で色々とありましたが(スローで見たら完全にファウルでしたし、そもそもスクイズした大城選手自身が一塁に走っていなかったので、ファウルなのも丸分かりです)、結果的にファーストへの痛烈な打球を山川選手が取りこぼしてバックホームできずに同点に追い付かれました。

さすがにスライダーの曲がりが甘くなってしまい、今日は空振りが取れませんでした。それに加えてまたもや内野のエラーが起きて、平井投手には散々な不運が連発しています。結果的に勝ち投手になりましたが、本人は納得いかないでしょう。それでもこれまでの活躍から今日打たれたことを批判する気はありません。これまでの貢献度から、今日の勝ち星はこれまでのサービスだと思って下さい。



・ギャレット投手

T-岡田選手にフェンス直撃のヒット、ロドリゲス選手の打球が二塁打になり(記録はロドリゲス選手の二塁打でいいですが、扱いは金子侑司選手のエラーでいいです)、0アウト2,3塁のピンチになります。

しかし、今日は平良劇場でなく、ギャレット劇場でした。このピンチから若月選手、小島選手をナックルカーブで連続三振、小田選手はインコースのストレートで詰まらせてショートフライに打ち取り、無失点に抑えました。ピンチになってから変化球のキレが良かったのに助けられました。



・増田投手

本当は使いたくなかったですが、4点差で今日調子の良い宗選手から吉田正尚選手に繋がる場面となると、使わざる得ません。戦意喪失した上位3人を難なく打ち取りました。



オリックス打線も今日はひたすらバントに執念を費やしたかのようなセーフティ、スクイズ大会、結果的にバントでアウトに出来た数が多いので、西武が得をしたと見ていいでしょう。

この過密日程で勝ちパターンを酷使しまくった結果、既に平井投手は昨年までの蓄積も溜まってか、早くもスライダーの曲がりが甘くなり始めました。明日はニール投手なので大丈夫だと信じたいところですが、今後は7回を平良投手に、場面によっては宮川投手に任せるといった選択肢は求められます。あと、何度も言いますが小川投手に左キラー起用は控えるべきです。




【野手陣】

打つ方に関しては一部を除けば良い傾向が見られましたが、悪い選手は本当に悪かったですね。あと、今日もあちこちで守備ミスが見られて投手陣の足を引っ張ってばっかり、打つだけでなくエラーを減らさないと、余計な失点が増えるだけです。



・スパンジェンバーグ選手

やはり打つ日はとことん打ちますね。エラーごめんなさいのバックスクリーンへのホームラン、その後も三塁打、ヒットで猛打賞、個人的には二塁打でサイクルという5打席目で四球を選んだところですね。仮に1番打者を目指すのであれば、内容としては5打席目の四球がかなり高評価になります。とはいえ、やはり内容は5番打者としての高評価ですので、外崎選手との打順変更の意見はそのままです。

それと、外野守備は見てらんないです。バウンド判断をミスって慌てて捕球ミスでいきなり三塁に走者を運ぶとは、、、7回の若月選手の打球も、昨年の金子侑司選手ならファインプレーでもないアウトです。今日も最後まで守っていましたが、外野守備に関しては守備固め必須です。



・源田選手

犠牲フライを打ってからは右左に2安打、これが復調のきっかけになってくれればいいのですが。前もこんな感じの結果から上がらなかったので、まだ様子見です。



・森選手

ホームラン含む猛打賞4打点の大活躍、やっとですが高めのチャンスボールに反応出来るようになり、打球角度が上がり始めました。リード面ではさすがにロドリゲス選手に対して外攻めは打たれるというのはもう分かったはずですので、ロドリゲス選手はインコース勝負でお願いします。



・山川選手

完全に当たりが止まった無安打、変化球にタイミングを外されて、昨年までのレフト方向への意識みたいなバッティングになり始めました。バッティングを崩されては本末転倒ですから、そこは要注意です。9回のチャンスで打てていれば増田投手の登板はなかったんですけどね。。。



・外崎選手

2安打打ちました。何度も言いますが1番と5番の仕事が逆転しているので、打順変更を要求し続けます。



・中村選手

さすがにバテてきたか、速球に振り遅れて無安打、さらに守備でファンブルして平井投手の足を引っ張るなど、おすわり君まっしぐらになっています。ここまでほぼフル出場していますから、明日はお休みでもいいと思います。



・栗山選手

本当に7番に座らせているのがもったいないと感じてしまうほどの大活躍です。外崎選手の盗塁失敗で流れが失いかけたところで流れを呼び戻すホームランを打つなど、さすがの活躍でした。



・木村選手

2安打3出塁、左の山﨑福也投手から1安打2出塁、これでいいんです。今日ダメなら2軍へ行けとキレていたところでしたが、今日は私の望む活躍をしてくれました。守備でも強肩をアピールして相手打者の進塁を阻止してくれました。多分明日もスタメンの可能性が高いですが、また明日はいつも通りに戻ってしまう可能性があります。



・金子侑司選手

逆に2軍へ行ってもらいたいのは金子侑司選手です。8回にタイムリーを打ったとはいえ、それまでが最低すぎてこのタイムリーだけでは評価しようがありません。チャンスで三振に併殺打、守備ではまたもやグラブから取りこぼしでヒットを許し、本当にスタメンの意味がありません。やる気ないなら六本木で遊んでどうぞ、そのまま自宅謹慎で結構です。

愛斗選手がセンターを守れるなら、即入れ替えたいくらいですね。守備でも貢献出来ない、出塁すら出来ないなら、他の選手をセンター起用した方がまだマシです。




・明暗分かれたライトの守備力

あんまり注目されなそうなところですが、個人的に気になったところを見ていきます。

今日のライトの守備力です。木村選手の守備力は後方への打球判断が弱く、ミスもちょいちょいしますので決して褒められたものではありませんが、元投手だけあって強肩であるところは強みです。今日はその強肩に相手チームがビビってか、5回1アウト2塁の場面で宗選手のライト前ヒットでオリックスの三塁コーチは止めました。バックホームすればアウトでしたが山川選手がカットしていたので、タイミングは微妙だったかもしれません。さらには8回のT-岡田選手のフェンス直撃打でも素早く送球して2塁への進塁を阻止するなど、強肩を発揮しました。

対するオリックスのジョーンズ選手、メジャーでゴールデンクラブ賞を獲得したらしいですが、完全に過去の栄光です。とんでもない怠慢守備の連発で、辻監督だったら間違いなくブチギレて守備からは外しますね。黒田コーチもジョーンズ選手の怠慢守備をしっかり頭に入れて判断したのは高評価です。さりげなくジョーンズ選手の怠慢守備のおかげで2点は得をしたので、今日はライトの守備で得失点差が出たと思います。





明日は何があっても負けないニール投手です。既に勝ちパターン継投に綻びが見え始めています。明日こそは勝ちパターン投手を休ませて勝たないといけません。ニール投手の投球と共に、榊原投手の攻略もお願いします。





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