ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2020シーズン振り返り 背番号2 岡田雅利

【2020成績】

29試合 打率107 65打席 56打数 6安打 1二塁打 7塁打 3打点 1得点 7三振 1四球 1死球 7犠打 4併殺打 出塁率138 長打率125 OPS263 得点圏打率071





昨年はシーズン途中の怪我で離脱しましたが、今年は最後まで1軍に残ることが出来ました。



今年は控え捕手としてスタート、序盤はなかなか試合出場の機会が与えられませんでしたが、森選手の不調が長引き続けた挙句にスタメンのチャンスが増えました。8月まではわずか8試合のみでしたが9月からはスタメンマスクの機会が増えて、9月以降は21試合に出場しました。



試合出場は主に松本航投手先発時にスタメンマスクを被る時が多かったです。個人的に印象が残っているのは高橋光成投手がノーノー未遂の1安打完封勝利したオリックス戦、最後の打者をピッチャーゴロに抑えた瞬間に岡田選手が拍手したのはバッテリーで勝ち取った1安打完封勝利だなと思いました。


9月以降は控え捕手としての守備力を活かしてスタメン出場が増えて、最後は浜屋投手と組んで白星を挙げるなど、ベテランならではのリードを見せました。



岡田選手は変化球好みで左右に揺さぶる癖のあるリードをしますが、森選手や柘植選手みたいに内か外の一辺倒になる傾向は少ないので、浜屋投手が最後勝てたのはそういった配球やコースの使い分けの良さがありました。



そして今年一番の活躍といえば、バントですね。バントに関しては職人の域に達したほどの芸術です笑。パリーグTVでも取り上げられるほど、相手が絶対にバントだと分かっていて猛チャージしてくる中でも確実に決める送りバントはもう円熟味を増したバント職人と呼べるでしょう。





来年の課題として、まず打てなすぎです。いくらバント職人で控え捕手だからといって、打率103、出塁率138はないです。セリーグの投手レベルのバッティングです。今年は手術の影響か腰が引けたような力ないスイングが非常に目立ちました。わずか6安打で長打も二塁打1本だけ、元々打率2割は打てるはずで長打力だってもうちょっとあるはずの選手がドラ5ルーキーの柘植選手よりバッティングが下というのはマズイことだと思わないといけません。




さらに守備に関しては弱肩は仕方ないにしても、やはり松本航投手の専属捕手というのは変えるべきでしょう。捕手別成績では森選手が1勝5敗防御率3.75、岡田選手が5勝2敗防御率5.16です。勝ち星ではダントツで岡田選手ですが、防御率は森選手です。岡田選手は変化球好みのリードをしてしまうため、ストレート投手の松本航投手先発とは相性が良くないです。ソフトバンク戦で3回7失点とかしましたが、ストレートがダメだからですぐに変化球に切り替えてしまう岡田選手の配球だと松本航投手の良さが全て消えてしまいます。岡田選手であればニール投手や浜屋投手など、専属捕手を変えた方がいいでしょう。






課題点もありますが、やはり岡田選手がいるから森選手が安心してスタメン起用することが出来たり、大事な局面でのピンチバンターとしての活躍の場が訪れます。数字以上の活躍をしてくれる、存在価値があるのが岡田選手です。来年も大事な控え捕手、そしてチームのムードメーカーとしての活躍を期待しましょう。





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