ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2023シーズン振り返り 背番号39 呉念庭

【2023成績】

41試合 打率.205 92打席 78打数 16安打 2二塁打 1三塁打 1本塁打 23塁打 11打点 8得点 25三振 13四球 1犠打 1盗塁 2併殺打 出塁率.319 長打率.295 OPS.614 得点圏打率.304 1失策




【ルキナ査定】

ランク:C→D

点数:−4点(◯7,△5,❌2) 前−4点+後0点

年俸:2500万(−300万)

※退団(−2800万)




【今季振り返り】

WBC台湾代表として予選リーグでホームランを打つなどして活躍しましたがチームは予選敗退、ライオンズに戻ってからも調整不足で開幕は2軍スタートになります。4月から昇格して出塁率と得点圏打率自体は高い数字を残しますが肝心の打率が2割前半に沈み5月半ばに登録抹消されます。


2軍で4割近い打率を残して交流戦後に1軍再昇格、ソフトバンク戦で石川柊太投手から逆転スリーランを打つなど単発的な活躍は見せましたが長続きせず、最後まで打率が2割前半に沈んで8月に登録抹消、最後はアジア大会台湾代表に招集されてそのままシーズン終了になりました。




【総評】

選球眼と得点圏打率自体は良かったですが、肝心の打率が低打率に沈みました。内訳を見ると対右打率.196、ストレート打率とフォーク打率1割台、インコース打率軒並み.000、2軍では無双していましたが1軍では右の本格派投手相手に苦戦しました。引っ張り傾向も変わらずにレフト方向打率.118、打球が全体的に弱く呉選手の選球眼やバットコントロールの良さに対しての打撃スタイルの悪さが如実に現れてしまったのではないかと思います。


後半戦はほとんどチャンスを与えられることなく終わりましたが、山野辺選手と平沼選手どちらか入れ替えすれば少なくとも代打枠としては使える道はあったと思います。石川柊太投手に対して打率.400、1本塁打4打点と相性良く、ノーノーされた試合で呉選手がいたら少なくともノーノー阻止の可能性はあったと思います。年齢的に頻繁にチャンスを与えるべき存在ではないですが、呉選手も松井稼頭央愛人采配の被害者の一人に該当することは間違いないでしょう。




【来季に向けて】

現時点で外野コンバートの話がないですが、一三塁は佐藤龍世選手、渡部選手、そして交渉成功すればマキノン選手と3人が優先される枠なので、呉選手もこのままではより干されるばかりになってしまいます。ファーストとサード守備は上手ですが、まず打撃でスタメン起用されるためにもレフトの守備練習はした方が良いと思いますが、松井稼頭央はどう考えているでしょうか。今年の不遇な扱いを見るに、来年川越選手みたいにトレード候補筆頭の可能性が高くなるだけに、背水の陣の覚悟で挑むことになるかもしれません。





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2023シーズン振り返り 背番号38 野田海人

【2023成績】

・2軍成績

15試合 打率.121 33打席 33打数 4安打 1二塁打 5塁打 2打点 1得点 8三振 1盗塁 1併殺打 出塁率.121 長打率.152 OPS.273 得点圏打率.100 1失策



【ルキナ査定】

ランク:E→E

点数:—

年俸:650万(現状維持)

※650万(現状維持)



【今季振り返り】

U-18では投手登板もした二刀流選手として活躍、3位指名と予想外の上位評価を受けてライオンズでは捕手として入団します。1年目は3軍戦と身体作りメインにしつつ、2軍戦も人手不足の兼ね合いもあって15試合出場、シーズンで結果を残すことは出来ませんでしたがフェニックスリーグでは打率4割超えの好成績を残しました。




【総評】

1年目はこの結果でも仕方ないです。2軍では四球0、捕逸含めてまだプロのレベルには達してないと思います。こういった選手を3軍でしっかり鍛え上げて2軍、1軍と段階を踏んでステップアップ出来るかどうか、これから3軍制の成果を示すだけに野田選手は捕手で育て上げた選手の代表格を目指してほしいです。当然ながら人手不足で仕方なく2軍で強制出場なんかしないようにフロントの人数補充も必要です。




【来季に向けて】

来年は育成と3軍戦スタメンマスクをメインにここで結果を残して2軍でも結果を残せるようにしたいです。1年目を見た限りは下位指名選手を3位指名しているので、失敗した時はスカウトの責任にもつながります。古賀選手に続く次の世代の正捕手争いを目指して頑張ってもらいたいです。





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2023シーズン振り返り 背番号37 柘植世那

【2023成績】

59試合 打率.184 137打席 125打数 27安打 4二塁打 27塁打 13打点 5得点 23三振 3四球 2死球 6犠打 1犠飛 1盗塁死 5併殺打 出塁率.214 長打率.216 OPS.430 得点圏打率.194 3失策



【ルキナ査定】

ランク:C→D

点数:−23点(◎2,◯9,△11,❌9) 前−9点+後−14点

年俸:1700万(−300万)

※2200万(+200万)



【今季振り返り】

森選手が抜けた正捕手争い、その一番手は当初柘植選手でした。オープン戦では逆方向へのアプローチを見せて打率.318と好成績を残して満を持して開幕戦にスタメンマスク出場、しかし6番起用されますがチャンスで打てずノーヒット、守備でも9回2アウトから森選手に同点ホームラン、延長入って宗選手に逆転ホームランで敗戦、開幕戦の逆転負けは非常に印象に悪いスタートを切ります。


3,4月は打率.264とまずまずのスタートを切りますが5月に肘を怪我したことで一気に状態が下降線になります。5月ノーヒットに終わると交流戦は阪神戦以外活躍なく、広島戦で高橋光成投手とのバッテリーエラーを最後に2軍降格、怪我で降格かと思いましたが普通に2軍戦出場を続けます。1軍捕手が足りてない中でなんでこんなことしているのか疑問でしたが、野田コーチ曰く結果が出ずにすぐ凹むところを2軍で若手投手とバッテリー組んでそこらへんを改善してほしいということらしいです。


8月下旬に1軍再昇格、2軍で取り組んだ成果を見せて欲しかったですがストレート一本待ちのスイングで相手の配球に全く対応出来ず、9月打率.125で最後オリックス戦で森選手に逆転ホームラン打たれて開幕戦と同じ末路を辿ってしまい、正捕手争いから脱落した1年になってしまいました。




【総評】

オープン戦の頃は期待していましたが、気が付けば古賀選手に大きく差をあけられてしまいました。元々選球眼は期待薄なのでパンチ力に期待したかったですがホームラン0本、打率も1割台で本来差を見せる部分で逆に差を開かれました。守備でも全体的にインコースを突けず、それで杉本選手に打たれまくって今井投手に外スラ一辺倒の配球で一時的に壊してしまうなど、リード面も問題が多かったです。野田コーチも柘植選手を称賛コメントを多く出していましたがその割にはほとんど結果に出てないので、野田コーチの過大評価も反省が必要でしょう。


終盤は攻守で精彩を欠きましたが、シーズン終了後に肘の手術をしたのでおそらく怪我が完治してない状況で強行出場を続けていたのでしょう。終盤は送球もワンバウンドで全力でフリー走塁状況でした。チーム事情からして多少の怪我でも我慢して試合出場してもらわないといけないので仕方ないですが、そんなチーム編成にした渡辺GMの責任も追及すべきです。毎年捕手不足で今年柘植選手に無理に負担を強いたのはいい加減にしろと言いたいです。




【来季に向けて】

まず怪我の完治です。炭谷選手以外に渡辺GMが反省して捕手補充する気配はないので、柘植選手の怪我はチーム編成で大きな痛手です。そして炭谷選手の加入で第二捕手の座も明け渡してしまったので、柘植選手としてはまずは第二捕手の座を取り戻すことです。オープン戦で見せた逆方向のアプローチをシーズンでも継続していくこと、リード面で打たれて凹むのではなく炭谷選手から配球の極意をしっかり教わっていくこと、負け試合で涙を流しながらも成長を見せた古賀選手みたいに、柘植選手も負け試合から反省をして成長に繋がるようにしていきたいです。




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