ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2023シーズン振り返り 背番号20 浜屋将太

【2023成績】

・2軍成績

17試合 防御率4.68 7勝6敗 勝率.538 98回 105被安打 8被本塁打 60奪三振 奪三振率5.51 42与四球 12与死球 3暴投 2ボーク 57失点 51自責点 8QS QS率53.3 被打率.285 K/BB1.43 WHIP1.50




【ルキナ査定】

ランク:E→E

点数:—

年俸:750万(−250万)

※750万(−250万)




【今季振り返り】

フォーム改造して挑んだ今シーズン、オープン戦で結果残せない上に怪我で途中降板して開幕2軍スタートになります。2軍でもただ投げているだけの状態で昨年同様に2軍のイニングイーターにしかなりませんでした。最後は怪我で行方不明になり気がつけば3軍落ちまでしました。



【総評】

結局2年連続2軍のイニングイーターなので非常に厳しいですね。フォーム改造でスライダーのキレは上がりましたが、根本的にストレートの球威はガタ落ちしてコントロールも大したことないので先発よりもワンポイント向きの内容になりました。しかしワンポイントとしても実力不足すぎるので、そもそも1軍で投げる以前の課題が山積みのままです。




【来季に向けて】

ドラフトで左先発の有望株を指名出来たので第二次戦力外通告や現役ドラフトの可能性はあると思いますが、投手の頭数不足で残る可能性もあるので残る前提で話を進めます。解決すべき課題が山積みですが、まずは右打者のインコースに投げ切るコントロールとキレを取り戻していかないと、このまま戦力外通告が待ち受ける運命です。左先発投手も隅田投手だけでなく武内投手、羽田投手、杉山投手、菅井投手と有望株は数があるだけに、19年ドラフトの最後の意地を見せてもらいたいです。





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2023シーズン振り返り 背番号19 佐藤隼輔

【2023成績】

47試合 防御率2.50 1勝2敗18H19HP 勝率.333 39.2回 35被安打 1被本塁打 27奪三振 奪三振率6.13 16与四球 2暴投 15失点 11自責点 被打率.236 K/BB1.69 WHIP1.29



【ルキナ査定】

ランク:C→B

点数:13点(◎1,◯29,△4,❌5) 前10点+後3点

年俸:3000万(+1400万)

※3000万(+1400万)




【今季振り返り】

昨年は主に先発で交流戦まで活躍、今年はストレートの強さとチーム事情も重なってリリーフ転向します。オープン戦でしっかり結果を残して開幕、オリックス戦ではワンポイント起用で森選手をストレートで抑え込み直後の勝ち越しでチーム初勝利は佐藤隼輔投手でした。その流れで春先はセットアッパーとして活躍、4,5月防御率1点台の好成績、脳筋ストレートを武器に力技で相手打者を抑え込みます。


しかし2試合に1回のペースで登板が進んで疲労が見え始めます。交流戦に入り、DeNA戦で4点差から大逆転負けした試合から一気に状態が落ち込みます。この頃からストレート勝負が通用しなくなり6月防御率4.70、7月防御率5.40になり最後4試合連続失点で2軍再調整で前半戦を終えます。


後半戦復帰してからはビハインドメインの登板になります。ビハインド場面で抑えますがなかなか勝ちパで使われず、ようやく勝ちパで使われたと思ったら日本ハム戦で負け投手になり再び抹消、そんな感じでなかなか春先の好調を取り戻せませんでしたが、9月入ってようやく調子を取り戻し、最後のロッテ戦を除けば防御率0.00に相応しい投球を取り戻すことができました。





【総評】

「筑波大卒のインテリが習得した脳筋ストレート」、こんな形で投球内容の7割がストレート、2割がスライダーでほとんど脳筋ストレートの力技で抑えに行った1年になりました。リリーフ適性は昨年からある雰囲気はありましたが、1イニング勝負で出し惜しみせずに力を使えるようになり、ストレート平均球速は150kmを記録しました。ホームランは1本しか打たれず、フライアウトが42.1%で力勝負でそれなりに通用した部分はあったと思います。


課題はやはり変化球ですね。コントロールが悪いのは多少我慢するにしても、スライダーの精度が低く、対右被打率.188に対して対左被打率.274、ストレートとスライダーの空振り率は7%止まりで総じて勝ちパ投手で三振が取れないのはネックです。成績に対して点数が伸びてないのも奪三振率の低さが原因です。チェンジアップの空振り率自体は高いですが1球毎の波が激しいので、もう少し球種割合と変化球の精度を改善する必要があります。





【来季に向けて】

武内投手を指名出来たのでおそらく来年もリリーフでしょう。課題の変化球についてパーム習得に励んでいるようです。今シーズン1球だけ投げて柳田選手が空振りして思わず柘植選手に球種を聞くことがあったそうです。変化球で勝負球が増えれば脳筋ストレートもより力を増すことと思います。左キラーよりも今年同様にセットアッパーを任せられる活躍に期待したいです。来年実質生え抜き左リリーフが1人という状況なだけに、佐藤隼輔投手の活躍は大きな鍵を握ります。





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2023シーズン振り返り 背番号17 松本航

【2023成績】

20試合 防御率3.47 6勝8敗 勝率.429 116.2回 102被安打 14被本塁打 89奪三振 奪三振率6.87 48与四球 5与死球 3暴投 1完投 48失点 45自責点 13QS QS率65.0 被打率.236 K/BB1.85 WHIP1.29



敗戦8位タイ、被本塁打3位タイ、与四球5位タイ、完投10位タイ





【ルキナ査定】

ランク:B→C

点数:12点(◎5×2,◯4×2,△4×2,❌3×2) 前−6点+後18点

年俸:6200万(−300万)

※5800万(−700万)




【今季振り返り】

オープン戦ストレートの走りが悪く少し不安が残る中で開幕します。4月防御率2.37とまずまずの出だしですが、5月に入ってストレートが全く走らなくなり一気に防御率が悪化します。そこから修正が効かなくなり交流戦に入っても悪いながらの最低限が限界の状態、辛うじて5回2,3失点にまとめるのがやっとという状態が続き、結局7月のオリックス戦で7失点KOとなり2軍降格、5月以降前半戦はわずか1勝しか出来ませんでした。


その後2軍再調整を経て8月半ばに1軍再昇格、ロッテ戦で勝ち投手になれませんでしたが8回1失点と復活を見せて後半戦は巻き返しがの好投が続きます。9月に入って少し調子を落としましたが最後ロッテ戦7回1失点の力投でなんとか6勝まで辿り着いて借金2で踏みとどまる形でシーズン終了になりました。




【総評】

ストレート投手であるはずの松本航投手ですが、今年はストレート被打率.258、11被本塁打とストレートが全然通用しない結果になりました。特に5〜7月なんかストレートがダメすぎて変化球で誤魔化しにいきましたが空振りを取る変化球はないので非常に見苦しい投球が続きました。変化球の被打率は低いですが、それはあくまでもストレートがあっての話なので本質の部分で通用しなかったです。


一方で後半戦大きく点数を稼ぎましたが、やはりストレートが戻ったことで変化球で抑えることもできました。今年1年ではっきりしたのは松本航投手はストレート次第で全てが決まる、必要なのは小手先の変化球やコントロールでなく力で勝負する脳筋ストレート、これが全てです。




【来季に向けて】

余計な小細工はいらないので、ストレート一本に絞って1年間ストレートのキレ、球威、コントロールを保つことに全力を注いで欲しいです。ストレートが良ければ相乗効果でカットボール、フォーク、カーブも生きてくるはずです。どうしてもメンタル面の弱さでご挨拶四球からボール先行して自滅する投球が続きますが、松本航投手の場合は逆に頭空っぽにしてガンガン強い球投げ込むぐらいの割り切りも必要です。松本航投手こそ脳筋が必要になってくるのではないかと思います。


本来であれば右の三本柱に並んで二桁勝利と規定投球回を投げて欲しい投手なだけに、6年目となる来年は長所を最大限発揮する方向性で投げ切って欲しいです。




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