ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

5/27(日)西武×日本ハム第10回戦 —投手陣大炎上・反省のない首脳陣・あり得ないミス 負けて当然だったこの3連戦 優勝の2文字を一度忘れて初心に返るべし—

10-8でまさかの敗戦です。日ハム戦5連敗となりました。



先発は救世主榎田投手。初回、甘い球もありながら源田選手のナイスプレーにより0に抑えます。


2回です。死球、四球、ヒットと満塁のピンチを迎えて、犠牲フライとタイムリー立て続けに打たれて4失点します。いつもなら低めにコントロール出来ますが、今日は抜け球が目立ちます。パワー投手ではないので、生命線のコントロールがなくなれば、ただの打撃投手になってしまいます。


3回も満塁のピンチを作りますが、中島選手になんとかスライダーで三振に取ります。


4回です。ここからコントロールが良くなり、2アウトまでは上手くとります。ここから真ん中のボールを3連打され失点します。ここは、守備のナイス中継プレーで追加の失点は許しませんでした。


4回91球、被安打9奪三振1四死球4失点5でした。生命線のコントロールがこの状態じゃ、打たれても仕方ない結果でした。今まで頑張ってきてくれた投手なので、今回は大目に見るしかありません。次の登板予定は古巣阪神になります。今回の投球を反省して、次の阪神戦で相手にトレードしたことを後悔させるような投球をしてほしいです。


5回からは松本投手。勝ち試合では初登板です。結果は1アウト1,2塁にして降板です。やはりウイニングショットがないと、勝ち試合では使えないですね。今回初めて勝ち試合での登板で、色々と学んだこともあると思います。次に活かしてほしいです。


後を継いだ野田投手は圧巻の投球で打者2人をピシャリと抑えました。


6回の平井投手も相変わらず左には弱いですが、今日は右打者3人を抑えたので良かったです。


7回は武隈投手。先頭の杉谷選手を四球で出塁を許すも、次の岡選手を併殺打にして2アウト。ここで横尾選手への2球目、低めの変化球が落ち切らずに本塁打にされます。連投になるとキレがなくなります。ここはバッテリーも慎重になってほしかったです。


8回はワグナー投手。先頭の西川選手に変化球がなかなか決まらずまた四球を出します。ここから2アウトまで持っていき、4番レアード選手。2点差を考えると、ここで本塁打だけは絶対にいけない場面。ここで、バッテリーは初球にキレのないスライダーを要求し、見事に本塁打を打たれて同点にされます。



この場面、なぜ初球にスライダーを要求したのでしょうか。ここまでの投球で、ワグナー投手のスライダーにキレがないのは明確です。しかも本塁打が許されない場面で、4番レアード選手。甘いボールを投げたら打ちに行くのは明確です。ここはボールでもいいのでストレートを要求しなければいけません。これは炭谷選手のリードミスだと断言します。


9回は増田投手。下位打線からの始まりで、余裕で三者凡退です。そして延長10回、また首脳陣がやらかします。なんと続投する羽目になります。


10回になるとやはり球威キレ共に落ちます。西川選手にヒットを許し、浅村選手のベースを踏み忘れるというあり得ないミスも発生して、最後は近藤選手に前進守備の後ろへ打たれて、万事休すです。




2日連続で増田投手が敗戦投手になりました。ですが、私は増田投手の責任だとは思っていません。はっきりと首脳陣の責任だと断言します。

まず、昨日回跨ぎをさせて2イニング目から明らかに球威キレが落ちたのは、素人の私でも分かりました。なのに、今日も回跨ぎを指示しています。土肥、西口コーチは投手の特徴をしっかり把握しているのでしょうか?今季、ここまで中継ぎ陣の炎上が多いです。ここに関しては土肥コーチよりも西口コーチがブルペンで、投手の状態を把握出来ているのか、つまりは西口ブルペン投手コーチが本当に機能しているのか、この部分に疑問を感じています。


そして2イニング目の続投にGOサインを出した首脳陣も、昨日の敗戦を何も反省出来ていないことを証明しています。確かに残りの投手は小石、南川投手だけでした。私は小石投手が10回を投げるべきだと思いました。負けたらそれは結果論です。投手がいないなら、下から昇格すればいいだけの話です。現状、一番出番のない松井稼頭央選手を下げて、本田投手を上げれば解決する話です。ここの部分は明日にでもまた書こうと思います。




打撃に関しては8得点も取っているので、責めるのは酷な話です。振り返ってみましょう。


まずは初回、満塁から栗山選手がタイムリーを放ち、森選手が得意の低めの変化球を満塁弾にして一挙6得点をあげます。


まさかの4失点の2回にも、源田選手のタイムリー2塁打、5回に外崎選手のソロ本塁打で追加点を挙げます。


栗山選手は相変わらずの好調をキープ、外崎選手にも当たりが戻ってきました。源田選手もタイムリーに3盗に守備の好プレーと元気です。


森選手は本塁打以外の打席ではあまり良くなかったですので、ここはなんとも言えません。金子侑司選手は左より右のほうが期待出来るといった感じでした。炭谷選手は打撃はまずまずも、今日はリードミスが非常に目立ちました。浅村選手は今日は論外です。


やはり気になるのは山川選手。死球2つ以外、結果も内容もひどい打席でした。本人も打席で不安そうな表情が今の全てを物語っています。気になる人は、4月の打席と5月の打席を比べてみれば一目瞭然です。ここまでくると、打順を下げたり、いっそメヒア選手をファースト起用も視野に入れなきゃいけません。



打線でも選手の起用にも少し苦言を呈します。9回2アウト1,2塁の場面、栗山選手の代走で入った木村選手の代打でメヒア選手が出場しました。結果はショートゴロ。この場面、栗山選手だったらどうなっていたか、こう思う人は私だけではないと思います。


今日も素早いクッション処理で中継プレーで走者をアウトにしたりと守備能力に関しては、決して問題はありません。辻監督は、足の衰えを気にしていつも途中で交代させていますが、守備範囲や足で交代させているのなら、山川選手で交代させないのは何故でしょうか?確かに山川選手以外のファーストはメヒア選手だけですが、休養の意味でも浅村選手ファースト起用もありだと思います。いつも交代するのは栗山選手だけです。これでは、単に木村選手が使いたいから交代としか見えません。勿論、守備力向上は大事で、木村選手の守備能力が高いのは把握しています。ですが、中継ぎ陣が不安の中で、2点リードだけで交代させるのもどうかと思います。守備固めは絶対的な投手があってこそ活躍出来ます。今の西武のセットアッパーがノーコンワグナー投手なので、同点、逆転されることも視野に入れた選手起用をするべきです。




この3連戦まさかの3連敗を喫しました。ですが、選手起用、試合運びを考えたら、3連敗は当然だと思いました。日ハムは、焦ることなく選手起用を行い、全員野球で確実に1点を取り、そして1点を守る姿勢を貫いてきました。


一方の西武はどうでしょう。初戦は捨て試合にも関わらず、中継ぎを酷使して敗戦。2戦目は金子侑司選手が孤軍奮闘するも敗戦。3戦目は首脳陣の迷走も加わり敗戦。この3連戦の展開を理解して挑んだのかが疑問でした。




4月は圧倒的打力で首位に立ちました。この時点で10年ぶりのリーグ優勝を考えた人はたくさんいたと思います。私も考えました。


ですが、打線が低調になるとその流れに合わせてチーム全体が不調になり、ついには日ハムに1ゲーム差まで詰められました。



思い出して下さい。あの無能だった田辺政権ですら、春先は首位に立っていたことがあります。こんなこと言いたくないですが、今首位にいるのが「まぐれ」な可能性だってあるわけです。チームもファンも首位に立ったことで浮かれていたのかもしれません。優勝経験のある日ハムやソフバンは今は我慢の時期だと分かっているはずです。この調子が落ちたタイミングで日ハムに袋叩きにされました。


一度「優勝」の2文字を忘れて1から試合に取り組むことが大事である、とこの3連戦で私は思いました。



火曜日から交流戦が始まります。私は交流戦優勝を目指してほしいと思います。最初はセリーグ首位の広島が相手です。厳しい戦いが予想されますが、勝ち越しは絶対にしてほしいです。




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