ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

日本シリーズから学ぶべき点

今日の日本シリーズで、こんな場面がありました。



延長10回表、先頭の鈴木誠也選手が四球で出塁します。次の打席は途中出場の新井貴浩選手でしたが、緒方監督は代打曽根選手を起用して、送りバントで1アウト2塁のチャンスを作りました。



至って普通のことです。広島の大ベテラン選手とも言える新井貴浩選手に代打を出しましたが、この采配は正しい采配だと思います。新井貴浩選手に打たせずに送りバントで1アウトを献上してでも絶対に1点を取るぞ、という結果はどうであれ、広島の執念は感じました。




今年の西武ライオンズはこれが出来ませんでした。例えばですが、西武が同じ場面で打席に松井稼頭央選手が立っていたら、代打を出さずに送りバントのサインも出さずに、普通に打たせていたと思います。




本拠地での勝率や勢いに乗ったら手のつけられない快進撃、打線の破壊力など賞賛する点は多々ありますが、その一方で、際どい競り合いでの弱さや余計な配慮のせいで、勝ち試合を捨てていたことも事実としてあります。





戦力ダウン必須の来年において、特別枠だのレジェンド枠だのいったフロント特権を現場に持ち込む余裕なんかありません。1勝に拘る姿勢を見せるのであれば、終盤では若手ベテラン関係なく適材適所の判断が求められます。




松井稼頭央選手はもういませんが、特に中村選手に関しては、来年またおすわり君に戻ってしまう可能性もあるわけです。仮におすわり君に逆戻りした中村選手を怪我以外で抹消せずに1軍で起用し続けるのか、それともおかわり君に復活するまで2軍で回復を待つのか、フロント特権の有無を判断する上で、一つのポイントになると思います。






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