ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

5月振り返り 投手陣

5月の成績振り返りを行います。5月は9勝14敗で借金5、この期間も8連敗するなど松井稼頭央の時は負けても何も思わなくなるほどに感覚が麻痺しましたね。本当は交流戦から期間を区切ろうとしていましたが、交流戦で松井稼頭央休養などドタドタしたので今回は月単位での振り返りになります。期間は被りますが交流戦はその期間だけで成績を振り返ります。


まず投手陣です。「投手王国」と言われるライオンズですが果たして投手王国の実態はどうなっているのか、それを5月の結果が証明してくれたと思います。




☆1位 武内投手 24点(☆1×2,◎2×2,◯1×2)

4試合 3勝 防御率0.63

文句なしの1位でしょう。5月4試合でわずか2失点、ドラ1ルーキーとかすっ飛ばして今では立派なエース一番手の好投手になってしまいました。内訳もソフトバンク打線に対して2試合とも8回投げて1失点以下に抑えています。炭谷選手とのバッテリー相性も非常に良く、この数字なら月間MVPは狙えるのではないかと思います。


問題は2位以下ですね。点数が出やすい投手陣で2位で既に一桁点数、武内投手以外で大きく貢献した投手がいないということになります。この期間は豊田コーチが余計な配置転換を連発したせいで投手陣が崩壊した一因にもなっています。5月は武内投手1人頼みになっています。




◯2位 松本航投手 8点(◎1×2,◯5,✖︎1)

7試合 1敗3H 防御率1.93

5月最初に先発で好投、そこからリリーフ転向になり勝ちパで6試合投げました。ソフトバンク戦で逆転ツーラン打たれて負けましたが、他の5試合はピンチになりながらもしっかり抑えてくれました。松本航投手は急な配置転換でも文句言わずに頑張って投げてくれました。しかしチーム内で好調だった松本航投手をリリーフにまわして結果8点止まりですからね。やはりこの判断が懸命な判断と言うのは無理があると思います。



◯3位 佐藤隼輔投手 5点(◎1,◯2)

5試合 1勝1H 防御率0.00

5月はブルペン外の試合もあり登板試合は少なかったです。ただ、5試合でエラーの失点はありましたが自責点0、中日戦で火消しを成功してここまでで区切れば5月は少ないながらも活躍はしてくれました。



・平井投手 3点(◯4,△1)

7試合 3H 防御率1.59

リリーフでのらりくらり投げて気がつけば勝ちパに入りました。なんやかんやいてくれて助かりました。



・アブレイユ投手 2点(◎1,◯6,△1,❌1)

9試合 1勝2敗1H5S 防御率3.38

ソフトバンク戦は仕方ないとしても、オリックス戦でエラー込みの5失点で防御率は跳ね上がりました。後半から三者凡退がなくなってどうも焦げ臭くなってきました。6月から心配になります。



・田村投手 2点(◯5,✖︎1)

10試合 防御率3.00

敗戦処理からコツコツ結果を残して、ビハインド一番手まで序列を上げました。今年は例年よりギアを上げるのは早かったです。



・増田投手 2点(◯3,△1)

4試合 1H 防御率2.25

佐藤隼輔投手みたいにコンディション不良はなかったですが、4試合しか出番がなかったです。オリックス戦で増田劇場をして、渡辺監督就任直後に抹消となりました。



・渡邉投手 2点(◯1×2)

2試合 防御率3.27

5月の2試合は結果オーライで内容は逃げに走った投球でした。



・與座投手 2点(◯2)

2試合 1勝 防御率0.00

敗戦処理で2試合登板、オリックス戦の大逆転勝利で今季初勝利を記録しました。



・今井投手 0点(◎1×2,◯1×2,△1×2,✖︎1×2)

4試合 1勝2敗 防御率4.13

今井投手が0点というのが問題ですね。4試合投げてプラマイ0ではエースの仕事を果たせてないです。3,4月絶好調だった分5月はストレートの球速が落ちて、全体的にガス欠を起こしました。加えて古賀選手のワンパターン配球も重なって初回5失点する試合もありました。今井投手がエースとしての仕事が出来なかったのは敗因の一つです。



・中村祐太投手 0点(◯3,✖︎1)

6試合 防御率5.68

ロッテ戦で4失点して抹消、失点はその1試合のみで敗戦処理としての仕事はしていると思いますが、危ない場面も多かったです。



・ボー投手 0点(◎1×2,✖︎1×2)

3試合 2敗 防御率4.24

ソフトバンク戦で大炎上、オリックス戦ではキャリアハイの7回1失点で逆転勝利に貢献しました。



・羽田投手 0点

1試合 防御率0.00

リリーフで1試合登板で失点しましたが自責点は付かず、そして体調不良で登録抹消です。後のことを見ると羽田投手のリリーフ起用も豊田コーチの失態の一つになります。



・豆田投手 −1点(△1)

3試合 防御率3.00

敗戦処理でも内容が全然良くならないのでプラス評価がないです。



・青山投手 −2点(△1×2)

1試合 1敗 防御率3.86

プロ初先発は出力不足で5回投げきれずに降板となりました。



・糸川投手 −3点(✖︎1)

1試合 防御率27.00

敗戦処理でも3失点で即抹消、即戦力とは到底言えないレベルの低さでした。



・ヤン投手 −4点(◯1,❌1)

3試合 防御率10.13

自信満々にセンターフライを宣言したらスリーラン打たれました。マジでこれはハズレがひどすぎます。



・水上投手 −4点(◯1,❌1)

2試合 1勝 防御率27.00

ソフトバンク戦でサヨナラ勝ちで勝利、その後ロッテ戦で大炎上して再び2軍降格となりました。



△本田投手 −5点(△2,✖︎1)

4試合 防御率9.64

ワースト3位、敗戦処理でも満足に投げられなくなりこちらも登録抹消となりました。2軍でも内容が良くないので次の1軍がいつになるのか不透明です。



✖︎隅田投手 −6点(◎1×2,△1×2,❌1×2)

4試合 1勝3敗 防御率4.38

ワースト2位、最後中日戦で好投したのが良かったですが、5月はそれまで全然ダメでしたね。ストレートが弱くてそこを打たれる試合が非常に多かったです。これも松本航投手をリリーフに配置転換させた意味をなくしています。



❌高橋光成投手 −24点(△1×2,✖︎2×2,❌1×2)

4試合 3敗 防御率5.59

ぶっちぎりのワースト1位、−24点ってさぁ、、、武内投手の真逆の数字でこんなの逆月間MVPですよ。オリックス戦で3点リード吐き出したが全てですね。完全に身体改造と肩の痛みでおかしくなってしまいました。松井稼頭央は高橋光成投手に甘々でしたが、渡辺監督はそうはいかないです。これ以上投げ続けても他の投手の貯金を食い潰すだけになっています。





【総評】

投手王国の実態は「武内王国」、これが全てです。武内投手以外で先発で貢献した投手が誰もいないです。そんでもって武内投手が稼いだ貯金を全部高橋光成投手が食い潰したので、ただマイナスになるだけです。勝ちパは松本航投手を配置転換させて多少マシになりましたが、そもそも試合を作る先発投手がいなくなったので宝の持ち腐れ状態になりました。


渡辺監督はこの惨状を受けて、先発ローテをどうするか考えないといけないです。松本航投手をこのままリリーフにするならそこまで持っていく先発投手を揃えないといけません。菅井投手の1軍先発など新たな試みなどしています。高橋光成投手に対しても次が最後通告だと思います。6月からぐちゃぐちゃにになった投手陣の立て直しが急務です。




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