5月振り返り 野手陣
続いて野手です。当然ながら5月も酷かったので野手の点数も低調なものになっています。本当に松井稼頭央の贔屓もいい加減にしろと怒鳴りつけたくなるような結果でしたが、その中で結果を残した選手もいたのでそこだけは評価出来るところかなと思います。
◯1位 岸選手 4点(☆1,◎1,◯2,△3,✖︎1)
13試合 打率.275 1本塁打 6打点 1盗塁
5月1位は岸選手でした。5月前半はなかなか結果が安定せずにチャンスもなかったですが、ロッテ戦で西野投手から2安打、そこからようやくチャンスをもらえてオリックス戦でマチャド投手からスリーランを打って活躍を印象付けました。渡辺監督になってからスタメン起用が続いて今後結果を残し続けられるかが大事になります。
◯2位 炭谷選手 4点(◎1,◯2,△1)
7試合 打率.263 1打点
岸選手と同点ですが、試合数の関係で炭谷選手は2位です。炭谷選手は武内投手の影の功労者でもあります。試合出場は少ないながらも確かなリード面と打撃を残して捕手としての実力を示してくれました。
◯3位 平沼選手 3点(◯8,△2,✖︎1)
14試合 打率.306 5打点
ここまでが合格ラインです。平沼選手は岸選手ほどのインパクトは残せませんでしたが、安定した出塁を続けたことでプラス評価を稼ぎました。活躍が期待された中でまた足の違和感を起こして抹消、今年3度も足の怪我がありチャンスを逃そうとしています。
・滝澤選手 1点(◯2,△1)
5試合 打率.294
昇格しても当初は控えでした。しかし渡辺監督の就任と平沼選手の怪我からはサードで活躍を見せています。非常に期待値が高く6月から楽しみな存在になっています。
・高松選手 1点(◯1)
6試合 1盗塁
5月は1盗塁のみ、失敗はないですがそもそも出番ないし出てもなんもせずに終わるだけなので存在意義があるのかだいぶ怪しくなってきました。
・金子侑司選手 0点(◯6,△3,✖︎1)
17試合 打率231 2打点
5月も活躍している時期はありましたが、好調期間が長続きしないです。すぐに調子を落としてから控えで6月すぐに抹消となりました。
・源田選手 0点(◎1,◯4,△4,✖︎1)
23試合 打率.235 1打点 2盗塁
上位打線での起用が続きますが、なかなか上昇しそうでしないです。上位打線で見ると粘りが弱く、守備でもちょいちょい衰えを懸念するプレーが目立ちはじめました。
・鈴木将平選手 0点
2試合 打率.250
5月はオリックス戦でヒットを打ち中日戦で代打出場であっさり凡退、それ以降出番はなかったです。
・元山選手 0点
1試合 打率.000
サヨナラ勝ちの活躍は6月になります。5月は平沼選手の怪我で昇格して代打出場だけでした。
・村田選手 −1点(◯2,✖︎1)
4試合 打率.231 1打点
ここからマイナスです。村田選手は昇格してから実力不足ながらも野球脳の高さを見せてタイムリーを打つ活躍をしました。しかし守備でファウルフェンスに突撃して靭帯損傷の大怪我をして長期離脱となってしまいました。
・蛭間選手 −2点(◎3,◯4,△3,✖︎4)
17試合 打率.313 9打点 2盗塁
間違いなく活躍はしています。月間打率3割超え、打点も月間でチームトップ、得点圏打率.381と勝負強い打撃で本来プラスのはずがまさかよマイナスでした。蛭間選手がなぜマイナスなのか、これは疑問が残るところです。私も自分で付けておいてこれはおかしいと思ったので5月の試合を振り返りました。
振り返ると5月ヒット以外での出塁は2四死球のみ、ボール球スイング率40%超えで出塁率.333、ホームランなく長打率.359でOPSが7割切っているのが原因ですね。ロッテ戦2試合ノーヒットなど、右の本格派投手が苦手でそこで打つ手なく凡退することが多かったです。守備も下手なのでそこも伸びない理由になります。要するにノーヒットの試合は足引っ張る可能性が極めて高いので、これでマイナス評価を増やしていることになりました。指標から見ると打率3割超えが出来すぎなので、6月はいかに打率をキープ出来るかになりそうです。
・児玉選手 −2点(△2)
10試合 打率.000 1盗塁
5月はノーヒットに終わりました。満塁のチャンスで滝澤選手に代打起用とか松井稼頭央は意味不明なことをしていました。
・柘植選手 −2点(△2)
3試合 打率.000
柘植選手も5月はノーヒット、古賀選手と炭谷選手が基本軸なので出番も少なかったです。
・西川選手 −2点(◯1,✖︎1)
7試合 打率.231 2打点
控え起用がメインで途中スタメン起用もありタイムリーを打ちましたが、ど真ん中見逃してボール球に手を出す悪い癖は直りませんでした。
・中村選手 −3点(◯6,△3,✖︎2)
19試合 打率.209 4本塁打 8打点
5月はホームラン4本打ちますが得点圏打率.125とチャンスで打てないのは変わらず、それでも4番起用が続いているのが現状になっています。
・外崎選手 −5点(◯7,△3,✖︎3)
23試合 打率.256 6打点
4月に比べたら5月は多少マシにはなりました。しかし外崎選手も得点圏打率.222、ホームランもなく3,5番で打って6打点とチャンスでの打てなさは同じでした。
・古賀選手 −8点(◯1,△3,✖︎2)
18試合 打率.271 1本塁打 1打点
この打率でプラス評価が1つだけ、チャンスに弱いのとリード面がワンパターンすぎて今井投手はじめ組んだ投手を変化球リードで打たれる試合が多くてマイナス評価を増やしました。
・アギラー選手 −8点(◯1,△1,✖︎1,❌1)
4試合 打率.133
ソフトバンク戦で0アウト満塁でゲッツー打ち、若林選手の三盗失敗と嶋コーチの苦言からへそ曲げての足首負傷の登録抹消、2軍で試合観戦している姿はありましたが果たして復帰する気があるのかは不明です。
・コルデロ選手 −8点(◯1,△1,✖︎1,❌1)
4試合 打率.000 1打点
アギラー選手もですが、外国人選手が4試合で−8点はなかなかに異常です。コルデロ選手も渡辺監督就任に伴って1軍のチャンスをもらいましたがノーヒット、守備も酷くて一週間で見切られて2軍落ちとなりました。
△長谷川選手 −11点(☆1,◯1,△2,✖︎5)
11試合 打率.148 1本塁打 4打点
楽天戦だけでしたね。打球が弱すぎてまともに捉えた打球がほとんどなく終わりました。松井稼頭央の贔屓枠も結果は残せませんでした。
△渡部選手 −12点(◯1,△1,✖︎4)
7試合 打率.042
ワースト3位、たったのヒット1本のみです。身体の開きが早いのは松井稼頭央が指導しても全く変わらず、他の選手使ったほうがマシということで村田選手や他の選手にポジションを明け渡す形で2軍落ちになりました。
✖︎若林選手 −15点(☆1,◯1,△1,✖︎4,❌2)
12試合 打率.167 3本塁打 5打点 2盗塁
ワースト2位、最高評価あってこの点数ですよ。ホームラン打った2試合以外プラス評価なし、ホームラン以外全部足引っ張っているのに松井稼頭央の贔屓で何しても許される異常事態を引き起こしました。すでに−35点と前半戦だけでとんでもないマイナス点数を叩き出す可能性があります。
❌佐藤龍世選手 −21点(◯5,△2,✖︎8)
21試合 打率.179 2打点
残念ながら5月ワースト1位は佐藤龍世選手です。4月から一転して5月は打てない、出塁もない、チャンスに弱い、そんでもってエラー連発で話にならなかったです。こちらも松井稼頭央の贔屓枠と他の選手がいなかったのもあってスタメン起用が続きましたが、渡辺監督になってから他の選手も使うようになり、5月終盤持ち直しましたがチャンスは減りつつあります。松井稼頭央の唯一残した遺産ですが、滝澤選手や元山選手が結果を出すとその遺産も控えにまわる可能性があります。
【総評】
5月も酷かったですね。特に松井稼頭央の贔屓枠の選手が軒並み結果を残せず、プラス点数はどちらかというとチャンスが与えられなかった選手が占めています。渡辺監督になってから平等にチャンスを与えられるようになり、ようやくマシな起用が出来ました。6月は数多くのマイナス点数を少しでも減らして欲しいと思います。
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