ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2024シーズン振り返り 背番号7 金子侑司

【2024成績】

37試合 打率.211 141打席 128打数 27安打 1二塁打 2本塁打 34塁打 8打点 14得点 23三振 12四球 1犠打 3盗塁 2盗塁死 1併殺打 出塁率.279 長打率.266 OPS.544 得点圏打率.192




【ルキナ査定】

ランク:C→D

点数:3点(◎3,◯10,△7,✖︎3) 前3点+後0点

年俸:引退(−7000万)




【今季振り返り】

昨年「働け金子」事件で複数年契約大失敗を決定づけてしまいました。今年は単年契約で背水の陣で挑みます。オープン戦で外野手で唯一結果を残したことで開幕戦1番スタメンを勝ち取ることに成功、開幕戦3試合でヒット4本、盗塁に好走塁も決めるなど出だしは良かったです。4月打率.208、オリックス戦でファウルチップと勘違いして走らずタッチアウトなどやらかしはありましたが4月はソフトバンク戦で計2本打つ活躍、通算1000試合をスリーランで飾り(そしてチームは悪夢のサヨナラ負け)、単発的ながらも活躍する試合は確実に存在しました。


5月打率.231、チーム全体で見れば可もなく不可もなくですが今年は打てなかったら固定起用中スタメンから外されます。そして松井稼頭央途中休養から一気に流れが変わります。渡辺久信になってから6月頭の巨人戦ノーヒットで即2軍降格、ここから最後引退試合まで1軍昇格はありませんでした。2軍では夏場に打ちまくって1軍再昇格してラストチャンスがあるかと思いましたがチーム方針からそれはなく、おそらく戦力外の話があがって最後までライオンズ一筋を貫く形で現役引退となりました。




【総評】

実力通りの数字だとは思います。基本強振スタイルなので荒削りな打撃で打率を残すのは難しいです。しかし短期的に好調試合はあり、ソフトバンク戦は低打率ながらも6打点、OPSは唯一7割越えを記録しました。モイネロ投手とスチュワート投手からホームランを打つなど、強振スタイルにして速球派投手からもホームランを打つことがありました。


今年は不調になったらすぐにスタメンから外したので、愛人枠など揶揄されることは大きく減りました。実際に点数もプラスになっています。歴史的最下位になりチーム立て直しのために構想外になりましたが、夏場に2軍戦の活躍や引退試合のレフト守備など見ても、場面を限定して使っていけばまだ1軍戦力になったのではないかと思います。個人的にラストチャンスなく引退してしまったのは悔いが残ります。


12年ドラフト入団、1年目から主力として期待されて1軍で使われました。当初は所沢遊撃隊の一員でしたが、辻監督就任してから外野コンバートとなり、ライン際に強い守備に俊足を飛ばした走塁、打撃は波がありながらも2シーズンで100安打以上打つなど俊足外野手として辻政権連覇を支えました。その後宣言残留してくれたのは嬉しかったですが、秋山選手メジャー挑戦後の1番打者チャレンジは失敗、それ以前に打撃で満足な数字を残すことなく、さらに監督の我慢起用も重なり徐々に批判の的になりました。4年契約で唯一活躍出来そうだった22年は幾度となく足の負傷で満足に試合出場が出来ませんでした。連覇後はアスリート体質ならではの衰えが見えてしまい、非常に厳しい戦いだったと思います。ヘイトスターではありましたが、ビジュアルは野球選手と思えないほど端正なルックスで女性人気は群を抜いていました。間違いなく華のある選手だったと思います。





【引退後】

現時点で具体的な役職は発表されていませんが、ライオンズの職員として何かしらの仕事をするのではないかと思います。将来的にはコーチ職が予想されますが、実はフジテレビのアナウンサー試験も途中まで合格していたのもあるので、テレビ関係の仕事とかもあるかもしれませんかね。解説業などもぜひ見てみたいですね。



現役生活お疲れ様でした。





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