ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

7人ローテーションについて思うこと

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190118-00000037-spnannex-base


小野コーチから、7人ローテーションについての話が出てきました。簡潔に言えば、先発6番手など好投を期待しにくい投手の時にブルペンにロングリリーフ投手を入れて、先発がKOした時に登板、その結果次第では次の先発のチャンスを与えるというものらしいです。



この記事については様々な意見があると思いますが、私としては部分的に賛成、そしてもっと視野を広げてこの案を活用して欲しいと思います。




納得出来る部分としては、ロングリリーフから先発のチャンスを与えるという流れを確立していることです。昨年ですと、いきなり相内投手や佐野投手に先発を押し付けるような形で投げさせて、両投手ともに先発としては結果を残せていませんでした。主力投手なら何の問題もありませんが、1軍の経験が乏しい投手に対しては、まずはロングリリーフから投げさせて、そこで結果の出た投手を順次先発のチャンスを与えた方が、スムーズに事が進むと思います。




そしてさらに視野を広げた案として、先発6番手に限らず、常時ロングリリーフをブルペンに置くべきだと提案します。ここに関しては昨年の反省を踏まえた上での案でもあります。



まず、現状の西武の投手陣では、全試合全力で挑んで勝利するのは絶対に無理です。試合展開によっては、捨て試合を作らなければいけない場面が出てくるでしょう。


昨年は勝ち負け関係なしで平井投手、野田投手、武隈投手、増田投手を起用し続けて、全投手を潰しました。少なからずこの4人と外国人コンビ(ヒース、マーティン両投手)は大敗確定の試合で起用するメリットはどこにもありません。これらの投手をどう配置転換するかはまだ分かりませんが、明確な投手起用を明らかにして、そして大敗確定の試合ではリリーフA班を温存して、ロングリリーフ投手に投げてもらうように起用して行くべきです。


先発6番手の投手の時だけでなく、エースでも大敗することはあります。昨年も菊池雄星投手は楽天戦で滅多打ちにあったり、多和田投手もソフトバンク戦で大炎上しました。エースに過信しすぎると後で痛い目に遭います。抜かりのない準備も必要だと思います。



この案を実施する上で大切なことは、まず1,2軍の連携が必要不可欠になっていきます。辻監督と松井稼頭央2軍監督の関係に問題はないと思うのでそこは大丈夫だと思いますが、2軍投手コーチの杉山コーチ、許銘傑コーチも他人事ではなく、誰を1軍に送ることが出来るかの見極めが重要になってきます。



そして最大の問題点は、2軍の投手が育っていなかったり、怪我人や不調者続出となると、この7人ローテーションが機能しなくなるということです。このローテーションはとにかく駒数が必要になっていきます。投げる人がいなくなって、まだ1軍で投げる実力のない投手が先発して炎上、ロングリリーフも炎上で下手したら1,2軍で投手をローテーションしてるだけになる危険があります。



小野コーチは本気でこの案を考えているのであれば、投手陣の底上げは絶対条件だということを頭に入れておいて欲しいです。駒数が足りなくなったら、この考えは完全に破綻します。





そして7人ローテーションとはあまり関係がありませんが、この記事には先発ローテーション確定に多和田、榎田、内海、ニール各投手の4人と書いてあります。


これは小野コーチが言ったのかそれとも記者が勝手に解釈してそう書いたのか分かりませんが、現状で先発ローテーション確定なのは、多和田投手、榎田投手、今井投手まででしょう。あとは、オープン戦含めた結果で判断するべきです。



どうも内海投手の過大評価ぶりが際立っていますが、まさか皆さん本気で内海投手が今年二桁勝利をするとでも思っているのでしょうか??


四死球が少なく自滅することがないのは長所ですが、それだけ滅多打ちにあって成績を落としているということです。最後に二桁勝利をしたのは2013年ですよ。榎田投手の例があって期待したい気持ちは分かりますが、あくまでも人的補償、そして炭谷選手の流出によりコントロール投手のリードが難しくなっていることを忘れてはいけません。




先発確定は多和田投手、榎田投手、今井投手の3枠まで。残り3(4)枠は、オープン戦の結果を踏まえて判断するべきでしょう。






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