中日から小川龍也獲得 埼玉西武ライオンズへようこそ!
中日から小川龍也投手を金銭トレードで獲得したことが発表されました。
まず、私はフロントがもう補強に動かないのではないかと不安だったので、この補強に動いたこと自体は評価したいと思います。
この報道ですが、小川投手には大変申し訳ないですが、最初名前を見た時に「誰?」というのが正直な感想です。小川投手がどういった投手か調べてみたいと思います。
小川投手は2011年から1軍で登板しています。16年には44試合、17年は18試合登板して、共に防御率2点台の成績を残しています。
16,17年度の成績を細かく見てみます。
16年:44試合31.2回 1勝1敗9H防御率2.27 21被安打34奪三振9与四球3与死球 奪三振率9.66被打率189
17年:18試合12.1回 3H防御率2.19 11被安打9奪三振5与四球3与死球 奪三振率6.57被打率239
防御率2点台で被打率もそれなりに抑えられています。ずば抜けて四球が多いわけでもなく、数字だけ見たら不可はない投手です。
今季は1軍登板はないです。気になるの2軍での成績。15回で21被安打という成績です。動画を見た限り球威はなく、失投はほぼ間違えなく長打にされると思います。
これは2017年度に投じた球種です。(データで楽しむプロ野球さんから拝借しました)ほぼストレートとスライダーです。球種的にはワンポイント投手だと見れます。
動画と成績だけを見ると、左のワンポイント起用がベストだと思います。1回を任せるとなると球威が足りないのと球種がストレートとスライダーだけでは厳しいです。せめてカーブかシュートを使えるようにしないと1回はまず無理だと思います。
見た感じだと勝ちパターンが務まる投手に足りない能力があります。球威の低さをどうカバーするか、それとも球威を上げるか、どうするかは分かりませんが、現状はビハインドの場面を務めるのかなと予想します。出来れば登板過多になっている野田投手の負担を減らしてくれればと思います。
勿論大化けする可能性もあります。ほぼ期待されていなかった榎田投手が前半戦で7勝です。榎田投手の場合、足りない球威を低めのコントロールや変化球でタイミングを外す投球術、さらにはフィールディング能力の高さで楽々カバーしました。私は小川投手に対する情報がほとんどないので、私の知らない能力を持っていて、それが西武で開花する可能性も0ではありません。
色々と課題や憶測を述べましたが、小川投手の新加入は歓迎したいと思います。小川投手にとって西武の中継ぎ陣ではチャンスがあるはずです。是非とも新天地となる西武ライオンズで目覚ましい活躍をしてほしいと思います。
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