ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

このまま一発だけの4番になってはいけない山川穂高

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180827-00010019-nishispo-base


皆さんもお気づきになられてるとは思いますが、現在の山川選手は不調です。打っているのも本塁打だけで、それ以外は音沙汰なしの状態です。



3,4月 打率337(83-28) 11本塁打33打点22四球 出塁率481長打率831 OPS1.312 得点圏打率560

5月 打率221(86-19) 3本塁打13打点17四球 出塁率376長打率395 OPS772 得点圏打率269

6月 打率250(92-23) 5本塁打17打点12四球 出塁率343長打率478 OPS821 得点圏打率310

7月 打率347(72-25) 8本塁打16打点6四球 出塁率420長打率694 OPS1.114 得点圏打率278

8月 打率221(95-21) 9本塁打16打点7四球 出塁率286長打率505 OPS791 得点圏打率136


4月までの数字はぶっ飛んでいましたが、好不調の波はわりと大きめにあると思います。5月は絶不調でしたが、それでも四球は選べていて、出塁率は376と高い数字を残していました。

さて、絶不調だった5月と同じ打率となっている8月の成績です。本塁打数は9本打てています。長打率も5割越えです。しかし、その一方で出塁率が286しかありません。さらに、得点圏打率が136と全く打てていません。9本塁打打ちながら打点は16と長打でしか打点を稼げていないことが分かります。

この記事に載せた報道にも書いてありますが、ボール球に手を出していることは試合を見ていても非常に分かりやすいです。ここに来て無茶振りの頻度が半端なく高くなっているのが原因です。



これは山川選手の球種別成績です(データで楽しむプロ野球さんより拝借)。元々カーブを苦手としている選手なのでカーブの打率が低い(225)のはまだ分かりますが、それ以上にフォークの打率が低すぎ(128)です。やはり落ちる変化球を見極められずに空振りという場面が増えているのも、カーブの他に新たな天敵変化球となっているフォークの存在があるからかもしれません。



確かにおすわり君からおかわり君に復活した中村選手の本塁打量産体制や浅村選手との打点争いから、長打狙いになる外的要因はあるかもしれません。しかし、自分の長所を捨ててまで本塁打に拘ってしまっては、本末転倒です。これなら中村選手を4番にしたほうが打線が繋がる状態です(中村選手も4番にしたら打てなくなると思いますが)。

一度不調から自分の力で復活した選手なので、時間はかかるとは思いますが、修正はしてくれるはずです。今の獅子打線に必要な4番打者はただ本塁打を打つ4番打者ではなく、本塁打以外にも四球や勝負強い打撃が出来る4番打者です。前には浅村選手、後ろには森選手がいるのですから、自分で決めなきゃいけないと思うのではなく、自分が繋げても点を取れると考えて、これから頑張ってほしいと思います。




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