ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

9/8(土)西武×ロッテ第21回戦 —今季最低レベルの森のクソリード 十亀の背信投球も重なり打線もカバーしきれず—

9-13で敗戦です。これじゃあ打線が援護しても勝てないのは当然という内容でした。



今日は先に打線から振り返りたいと思います。全体としては1回に8得点はお見事でしたが、それ以降にチャンスを作りながらもなかなか決め切れなかったことが痛かったと思います。

まず、相手先発のボルシンガー投手があまりにもストライクとボールがはっきりしていたので、8点ビハインドでも何とか出来るぞという期待は出来ました。しかし、チェン投手と大谷投手から大量得点出来なかったのが敗因の1つです。とはいえ一度はビハインドをひっくり返したのですから、打線は十分に援護してくれたと思います。




なんといっても山川選手の一時は同点に追いついく満塁本塁打は凄かったです。カウント3-1からストレート一本に絞って、見事に仕留めることが出来ました。これで今季100打点を達成されました。浅村選手と共にチーム2人目の100打点達成です。



栗山選手、中村選手共に4出塁で打線を繋げることが出来ました。栗山選手はしっかりボールを見極めて、中村選手は軽打に徹してくれた結果だと思います。私の希望してくれ5番栗山選手を実現してくれたので、このままの打順を固定してくれればと思います。



あとヒットを打ったのは秋山選手だけでした。全体的に四球で繋いだ形となりましたが、ヒットが出なかったのが3回以降に1点しか取れなかった原因です。金子侑司選手、秋山選手、源田選手の9,1,2番でなかなかチャンスを作りきれなかったのが痛かったと思います。



斉藤選手は山路球審のよく分からないストライク判定の被害にあってしまいましたが、バントを決めたのは良かったです。代わった木村選手は三振に打球を取り損ねて送球ミスなど悲惨な結果に終わりました。いくら辻監督推薦枠とはいえ、ここ最近ではその特権もなくなりつつあるように思います。



森選手もまだミスショットが目立ちますが、今日打撃なんてどうでもいいです。仮に全打席本塁打だったとしても、私は森選手を非難していたと思います。森選手のクソリードについては次に批判していきます。






さて、今日負けた敗因は言うまでもなく投手です。そこに森選手のクソリードも重なって、13失点と大炎上しました。ダメだったところを徹底的に叩いていきたいと思います。



①今日最大の敗因はあくまでも十亀投手の背信投球

先発投手が2回8失点で終わってる時点でお話しになりません。今日の十亀投手は投げる度にボールの質やキレが変わっている状態でした。まさに投げてみないと分からない投手です。ですが、質の悪いボールの方が多く、勝負球となる球種もなかったため、ロッテ打線に滅多打ちにされてしまいました。要するに今日投げたストレート、スライダー、カーブがどれも精度が低かったわけです。本来なら即刻抹消のはずですが、今日行われた2軍戦でもカスティーヨ投手が滅多打ちにあったらしいので、今後どうなるかが不透明です。




②粘りきれなかった中継ぎ投手陣

十亀投手のポンコツ投球のせいで、中継ぎ投手陣にはとんでもない程の負担を背負わせる羽目になりました。


まず同点に追い付いた3回からは伊藤投手が登板します。森選手も一気にストレートで力押しのリードをしますが、それに伊藤投手が応える形で0に抑えていきます。

逆転した5回には少し緊張したか、それともスタミナ切れかは分かりませんが、2アウトから四球とヒットでピンチとなって降板しました。しかし、良いボールは投げていたので、思い切って来週のソフトバンク戦に先発させるのもなくはないと思います。



このピンチで代わったのは小川投手でしたが、平沢選手にタイムリーヒットを打たれてしまいました。しかし、ここは小川投手よりもリードしていた森選手が悪かったと思います。ここの場面は後でまた別枠で振り返ります。



同点となった6回からはマーティン投手が登板しますが、今日もノーコンぶりが露呈される形となってしまいました。ボール先行の投球で1アウト2,3塁のピンチから、藤岡選手に犠牲フライを打たれて、結局は負け投手となりました。マーティン投手も日によってコントロールが大きく変わる投手です。これじゃあセットアッパーは務まりません。完全に運任せの投手になってしまいました。




1点ビハインドの7回からは平井投手が登板します。1点ビハインドでしたが他に投手がいなかったので、やむなしの登板です。7回は三者凡退に抑えましたが、回跨ぎとなった8回に連打と木村選手のエラーも重なり、0アウト2,3塁として降板となりました。



代わった野田投手も鈴木大地選手に2点タイムリー2塁打を打たれてしまい、さらにもう1失点で完全に試合を決定付けてしまいました。今日のボールではピンチで粘ることは厳しかったでしょう。



増田投手は死球は当てましたが、併殺打で三者凡退でした。増田投手は特に何もないです。




今日の中継ぎ投手陣としては、伊藤投手が良かった一方でマーティン投手の不安定さ、さらに平井投手、野田投手の疲弊が見えました。今後に向けてかなりの不安材料になりそうです。





③これが本当にベストな継投だったのかと問い質したい土肥コーチの考え

試合を振り返っていく中で、今日の継投が本当に良かったのかは疑問に思います。具体的に指摘すると、


・なぜ十亀投手を1回で降ろさなかったのか

・伊藤投手を5回まで投げさせる選択はなかったのか

・平井投手と野田投手の回跨ぎの順を逆にするべきではなかったのか


以上の3つです。

まず十亀投手ですが、1回の投球を見て、もう無理だなとしか思いませんでした。普通に2回から伊藤投手を投げさせていれば、まだ試合展開が分からなかったと思います。2回に井上選手に打たれた3点本塁打がかなり重くのしかかったと思います。

伊藤投手を5回2アウトで降板させたことは結果論でしかないですが、個人的にはあの場面は投げさせて欲しかったです。平沢投手に打たれて角中選手で小川投手に交代なら継投の意味は分かりますが、2アウトまで順調に進んでいたことと伊藤投手の今後を考えたら、今日は投げさせて欲しかったと思います。

そして8回の継投です。7回の投球は完璧だった平井投手ですが、あの投球からは1回をパーフェクトにという投球でした。本人が8回に向けてしっかり準備出来ていたのかが分かりませんし、これまでの疲労を考えたら、8回は野田投手でそこから回跨ぎをさせるか、なんならヒース投手を回跨ぎでもよかったと思います。この継投には1番疑問を抱いています。



今日の継投で土肥コーチに投手コーチ失格の烙印は押しませんが、投手コーチ失格の烙印はもう目の前まできています。本当の本当に継投が下手クソです。





④3流捕手森友哉のポンコツぶり

今日私が1番怒りを感じている部分です。前回のオリックス以下のポンコツリードです。これはクソリードだと断言します。



⑴森選手と十亀投手の相性をどう思っているのか

これは試合前のオーダーを発表された時点で嫌な予感がしていたところです。首脳陣、というよりも辻監督と秋元コーチはどのように考えているのかが私には理解出来ません。

何度か私の捕手の見解は述べたことはありますが、個人的には十亀投手との森選手との相性は悪い部類に入ると思います。十亀投手はスライダー、カーブ、シュート、シンカーで左右に揺さぶっていくのが持ち味の投手です。そこに岡田選手の左右に揺さぶるリードが重なれば、まずまずの相性の良さを発揮するはずです。

ところが今日の森選手は十亀投手に対してストレート、スライダー、カーブを軸にして、左右に揺さぶらずにまるで右の本格派投手のようなリードをしていました。森選手が十亀投手の特徴を全くと言っていいほどに理解していません。シュート、シンカーをほとんど投げずに相手打線も的を絞りやすくしてしまったことも十亀投手大炎上の一つにあります。




⑵恐ろしいほどの外一辺リード

十亀投手に限らず、基本が外一辺でした。特に序盤は酷かったです。相手打者の得意不得意を全く分かっていないのにこんなリードをしていたら、狙われるのも当然です。特に初回の田村選手なんかはインコースに来ないと踏み切って、初球のストレートを狙い打ちしていました。流石に平井投手辺りからはリードを変えてきましたが、そもそも気付くのに遅すぎです。伊藤投手の場合は伊藤投手のストレートが良かったからであって、森選手のリードが良かったとか言うのは大きな間違えです。




⑶いくらなんでもそれはないと言いたい井上選手へのリード



まず、これは井上選手の今季の右投手相手のゾーン成績です(データで楽しむプロ野球さんより拝借)。弱点はインコースであり、外角のコースは井上選手が大の得意にしています。




今日の井上選手への全打席ですが、最終打席を除いて外角一辺勝負を挑んで、3被安打1被本塁打を許しています。抑えたのは僅か2打席です。おそらく6月辺りに連発を喰らったことが頭にあって弱腰のリードになっているのだと思いますが、こんな弱腰リードばかりだから打たれるのであって、秋元コーチも森選手にしっかり配球やリードを指導出来ているのかが大きな疑問ですが、森選手も逃げて打たれているのですから、こんなのバカにされても当然のリードです。




⑷ピンチで冷静になれないリード



これは5回に小川投手が平沢選手に同点タイムリーを打たれた場面ですが、4球目まででスライダーにタイミングが取れていなかったのは誰が見ても分かっていたと思います。ところが5球目に要求したのはなぜかストレートでした。真ん中に投げてしまった小川投手にも責任はありますが、ここでスライダーを投げていたら抑えられた可能性は高かったです。ここでも冷静さを欠いた森選手の判断が仇となりました。




森選手の捕手としての基礎的な部分の向上があるのは認めます。しかし、リードはまだまだです。それ以前に、前回のオリックス戦の粗悪なリードよりも悪化しています。基本が相手の得意不得意を把握せずに内と外の使い分けも出来ず、ミットの構えも際どいところばかりでおまけにピンチでは投手以前に慌て始めるなど、捕手としてはまだまだ平均以下です。森選手の時は投手陣が炎上し続けていることも見逃してはいけません。炭谷選手のように投手が不調でもある程度リードでカバーするということは不可能なので、投手が不調だったらそれで一緒に打たれるというのが毎回の結果です。

打撃もまだ復調していないので、今のままで捕手として起用するメリットはありません。捕手として出場するのは多和田投手とカスティーヨ投手の時だけでいいです。岡田選手にはリードの改善は僅かに見られますが、森選手には一向に改善の余地がありません。このまま使っても投手が炎上するだけです。早急に捕手の起用を改善するか嫌でも相手の得意不得意を頭にねじ込むぐらいのことはして欲しいです。してくれないと困ります。





明日は西武が今井投手、ロッテは種市投手です。明日の捕手は岡田選手でいいでしょう(出来れば炭谷選手がいいですが)。間違えても森選手を捕手起用してはダメです。また井上選手に外一辺リードで打たれるのがオチです。ロッテ戦の負け越しだけは避けないといけません。





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