ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

9/7(金)西武×ロッテ第20回戦 —気がつけば10得点 怒涛の追い上げで2位とのゲーム差を広げる—

10-4で大勝です。終盤に打線が大爆発して二桁得点勝利です。



先発は菊池雄星投手。初回は三者凡退に抑えます。ストレートは良さそうですが、変化球がイマイチです。しかし、炭谷選手が相手の裏をかいて平沢選手をスライダー、角中選手をカーブで連続三振に仕留めました。


2回です。先頭の井上選手にストレートを狙い打ちされてヒットで出塁を許します。1アウトから暴投で2塁のピンチとなり、清田選手にスライダーをレフト前タイムリーにされて失点します。さらに1アウト1,2塁のピンチとなりましたが、田村選手を併殺打に打ち取りました。早いカウントからの変化球を狙われてきました。


同点に追いついた直後の3回です。先頭の岡選手にストレートを一塁線を抜ける2塁打とされピンチとなります。1アウト3塁となり、平沢選手に犠牲フライを打たれて再び逆転を許します。その後も1,2塁のピンチとなりましたが、鈴木大地選手をセカンドゴロに抑えて何とか最少失点で切り抜けました。ここまででロッテ打線が早打ちで攻略していこうという意図が見えます。橋上さんお得意の好球必打作戦とほぼ一緒です。


4回です。先頭の清田選手に四球を出してから一度マウンドを降りましたが特に問題なく戻ってきて、後続は併殺打に打ち取って三者凡退に抑えました。


5回です。先頭の岡選手に四球で出塁を許します。1アウト1塁の場面で平沢選手を迎えます。



まさかの全球ストレート勝負を挑み、見事に本塁打を打たれてしまいました。3球目にファウルされて次は変化球でタイミングを外すかなと思いきやのまさかのストレートでした。炭谷選手にしては珍しく走者を気にしすぎて、目の前の打者との勝負に集中出来なかった結果が出てしまったと思います。


その後6,7回は三者凡退に抑えました。7回は最速155kmを計測するなど、気合い充分の投球でした。ここで降板しました。



7回107球、6被安打6奪三振3四球4自責点でした。ストレートは悪くなかったと思いますが、相手の早打ち作戦とカウントを取りにいった変化球のタイミングが合ってしまい、序盤は苦しい投球になってしまいました。ボール自体は悪くはなかったですが、今日も途中でマウンドを降りるなど、コンディションは本当に大丈夫なのかが疑問です。無理して来週のソフトバンク戦に登板して大炎上だけは勘弁してほしいです。



これは別件ですが、早打ち作戦の場合、今日みたいな投球をしてしまうと打たれる可能性が高いです。逆を返せば、相手投手がカウントを取りにいったボールを狙いにいけば打てる可能性があるということです。橋上さんも早打ち作戦の長所はここにあることを理解してほしいと思います。むやみやたらな早打ち作戦は自分の無能ぶりを露呈することだといい加減気付いてほしいと思います。




1点リードの8回からは野田投手が登板します。平沢選手を空振り三振、角中選手をセンターフライで2アウトを取りました。あと1アウトでしたが、ここでまさかの平井投手に交代となります。土肥コーチお得意の左右病が発症しました。



代わった平井投手です。井上選手の打席ではスライダーが浮きまくって危なかったですが、何とかヒットに留めることが出来ました。鈴木大地選手もスライダーが甘かったですが、何とかセンターフライに打ち取りました。今日一の冷や汗ものでした。



点差が開いた9回には増田投手が登板します。結果は三者凡退でした。今日はスライダーを中心に投げていきました。抑えた選手がほぼ下位打線だったので参考にはなりませんが、スライダーは悪くなかったと思います。




今日は勝てたから良かったものの、8回の継投には物申したいです。まず8回にマーティン投手を使わなかったことは、別に問題ではありません。野田投手のボールにキレはありましたし、左打者が続いていたのでこの起用はありです。

問題はその次です。今日調子の良かった野田投手を下げて、何でわざわざ平井投手を登板させたのかが意味不明です。今日の平井投手はボールのキレもなく、一歩間違えてたら同点に追いつかれていました。西口さんが投手のコンディションを見抜けていないのは毎度のことなので、それは最早どうでもいい話です。今日の野田投手の投球を見た上で平井投手の起用を決めた土肥コーチが問題です。これが鈴木大地選手まで打たれて清田選手のところで平井投手を起用するならまだ分からなくもないですが、右の井上選手だからの理由だけで交代させたのは考えが短絡すぎです。

本当に今日の継投は危なかったです。今日平井投手が打たれていたら、間違えなく私は土肥コーチに投手コーチ失格の烙印を押していたことでしょう。





打線です。今日はとりあえず原点に戻ってきたような打順でした。二木投手に対して序盤は苦戦しましたが、球数の費やした中盤にチャンスを作り、しかも森選手、栗山選手と続くところでなぜか唐川投手への継投という土肥コーチ並みの謎采配も披露してくれたおかげで、結果的に10得点することが出来ました。




今日1番良かった選手は誰かなと考えましたが、私はあえて栗山選手を挙げたいと思います。第1打席では甘く入った変化球を見逃さずに同点本塁打を打ち、さらに6回の満塁の場面も鈴木大地選手のファインプレーに阻まれましたが、捉えた打球は打てていました。今一番ボールが見えている選手は栗山選手です。個人的には7番に置くのは勿体ないと思います。4番を動かしたくないのであれば、せめて5番に置くのもありだと思います。



浅村選手も決勝タイムリーヒットを打つなど好調をキープ出来ています。気がつけば105打点でヒットも155本と恐ろしい数字が並んでいます。下手したら秋山選手と最多安打記録を争える位置まで来ていると思います。



秋山選手は無安打でしたが、前後の打者がカバーしてくれました。金子侑司選手と源田選手と2人とも猛打賞で、2人合わせて6安打3盗塁と大活躍でした。秋山選手を1番で前後でこれだけ打てるのであれば私は打順を下手に動かさなくていいとは思いますが、金子侑司選手はなかなか好調が続かないので、今後の動向にも気をつけるべきです。



山川選手は序盤は相変わらずの脳筋打撃でしたが、結果的には3安打と久しぶりの猛打賞でした。決して狙って打てた打撃ではなかったですが、今日の猛打賞で気分を戻してくれればと思います。右打者の好不調の管理は自分で何とかするしか方法はありません。



中村選手は終盤に2安打でしたが、基本は本塁打狙いの打撃でした。やっぱり下位打線で自由に打たせた方が機能するはずです。炭谷選手も今日は珍しく打者に集中出来ていなかったです。まさか来週のソフトバンク戦で菊池雄星投手とのバッテリー交代はないと思いますが、今日が偶々ダメだった日でこれまでの功績を忘れるなんてことは絶対にやめてほしいと思います。




秋山選手と森選手は無安打でした。秋山選手は今日は甘いボールを打ち損じていましたね。今後は1番打者に固定して、また明日から打ってもらいたいと思います。森選手もまだタイミングが掴めていません。しかし、そろそろ復調の時期が来てるはずなので、打ち始めたら再び打順は上げていいと思います。スライディングのしすぎでの走塁ミスだけはやめて下さい。あれは意味不明すぎるプレーです。



代打ではメヒア選手がやっとチャンスで打ってくれました。ボールを見極めれば打てるということを本人にも自覚してくれればと思います。岡田選手も今日は特にクレームを入れる部分はなかったです。




後は選手ではないですが、今日も3回の場面で本塁憤死がありました。走者は金子侑司選手でしたが、打球の転がったタイミングと守備の岡選手の守備力を考えたら、あの場面は3塁で止めるべきでした。ここ最近になって、3塁コーチの馬場コーチの無茶な指示が増えています。馬場コーチにはもう少し冷静になって判断してほしいと思います。





明日は西武が十亀投手、ロッテがボルシンガー投手です。今日これだけ打って明日の先発を見た限りでは敗戦濃厚です。しかし、本拠地といる利点を最大限に活かして戦ってほしいと思います。




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