ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2023シーズン振り返り 背番号60 中村剛也

【2023成績】

88試合 打率.258 322打席 283打数 73安打 12二塁打 17本塁打 136塁打 40打点 34得点 76三振 31四球 5死球 3犠飛 1盗塁 7併殺打 出塁率.339 長打率.481 OPS.819 得点圏打率.181


本塁打7位




【ルキナ査定】

ランク:C→B

点数:20点(☆1,◎14,◯21,△15,❌11) 前11点+後9点

年俸:19000万(−1000万)

※15000万(−5000万)




【今季振り返り】

昨年は打率1割台に沈みました。今年はオープン戦から状態を上げていき、3,4月打率.364、7本塁打、OPS.1.154と隔年方式が見事的中する形で3,4月月間MVPを受賞しました。5月に入りマークが厳しくなり1本塁打2打点、得点圏打率.000とチャンスで全く打てずに5月の低迷期を招く形になってしまいました。


その後足の故障で交流戦全休、前半戦中村選手不在時のチームは何をしても最下位に沈む悪循環に陥りました。6月下旬に復帰しますがオールスターゲームで張り切って体調不良を起こし登録抹消、今年は指名打者起用のみですが40歳に突入して小刻みに抹消も増えてきました。


そんな中で8月以降8本塁打、打点は少なく3,4月ほどの高打率は残せませんでした。しかしホームランはどれもチームの窮地を救う貴重なホームランばかり、40歳に入ってもホームランアーチストとして低迷するチームを救った中村選手の活躍は間違いなく最下位脱出に導いてくれたと思います。




【総評】

今年も見事隔年方式が的中して活躍出来ました。中村選手が活躍するか否かは動体視力が大きく影響します。今年はストレート打率.276、6本塁打と昨年は速球に振り遅れましたが今年は速球に対してしっかり対応出来たことは大きいでしょう。IsoD0.08と選球眼もそこそこの数字を残せたので、低打率も防ぐことが出来ました。チーム全体で苦戦したオリックス戦打率.309、楽天戦5本塁打とこの2球団相手には奮闘しました。


一方で得点圏打率は1割台に沈み、代打に関しては最後のオリックス戦のタイムリー以外で打つことは出来ませんでした。代打打率.083、ベンチスタートの時は代打で期待していますが、なかなか1打席だけで結果残すのは難しいかなと思います。苦手な日本ハム戦はサヨナラタイムリーこそありましたがトータルで打率.194、小刻みな故障も増えてシーズン通して満遍なく活躍するのは難しくなってきました。





【来季に向けて】

500本塁打まで残り29本、ここまできたら500本塁打達成して欲しいですが、隔年方式が適用されると来年は打率1割台に沈む可能性が高いです。そして来年41歳になる中村選手は来年の結果次第では引退を決断する可能性が高いです。本人の決断を尊重しますが、この隔年方式を覆すためにもコンディション管理して、速球に対応出来るように調整していけるかです。


チームとしては中村選手と栗山選手にはあまり無理をさせない編成にしたいですが、他が弱すぎるだけに来年もベテラン2人に頼らないといけないと思います。松井稼頭央采配の数少ない評価点は中村選手と栗山選手を適宜休ませることです。来年も中村選手が4番にいることはチームとして大問題ですが、実力で4番にいればそれは中村選手のホームランを見れることなのでファンとしては嬉しい部分もあります。隔年方式を覆して欲しいと思います。




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