ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

3,4月振り返り 投手陣

昨年同様に一定の期間をそれぞれ振り返っていきます。点数は☆5点、◎3点、◯1点、△−1点、✖︎−3点、❌−5点で先発投手は2倍計算で集計をします。3,4月は借金10なのでそれはそれは酷い集計結果になりますが、まだ比較的マシな投手陣から先に見ていきます。




☆1位 今井投手 22点(◎3×2,◯2×2)

5試合 2勝 防御率0.77

文句なしの1位です。そりゃ5試合全部HQS投球、防御率0点台で紛れもないチーム月間MVPです。今年は代名詞の四球がなくなり、奪三振が大きく伸びたのでまさに山本由伸投手に匹敵する強さです。20点以上であれば本当に月間MVP決定のはずですが、この投球で2勝しか出来てないので月間MVPは無理でしょう。


今井投手の試合で3敗と負け越しているのがどれだけヤバいことか、13年田中将大投手以上の絶対的エースがいてこんだけ負けているチームの惨状と松井稼頭央の無能ぶりへは本当に怒りしか込み上げないです。




◎2位 武内投手 14点(☆1×2,◯2×2)

3試合 1勝 防御率2.14

武内投手もプロ初先発で7回無失点の快投で一気に評価を上げました。前評判通りの安定感でその後2試合でも7回投げる好投でしたが予想通り無援護で勝てず、しかし試合は負けましたが武内投手は自身の負けは9回に消えるという不思議な力を発揮しているのは、1年目の隅田投手と違うところでもあります。




◯3位 平良投手 10点(◎1×2,◯2×2)

5試合 1勝2敗 防御率1.42

3位は2人います。平良投手は内容はパッとしませんが最低限の結果を残し続けているので点数自体は稼げていますね。この微妙な内容でポスティング目指すつもりなのかというツッコミが入りますが、一応は先発ローテとして最低限はこなしています。



◯3位 アブレイユ投手 10点(◎3,◯7,△1,❌1)

13試合 2敗5H6S 防御率2.25

リリーフで一番活躍したのはアブレイユ投手でした。アブレイユ投手は9回劇場がほとんどなく無失点に抑えて唯一安心出来る勝ちパでしたが、よりによってソフトバンク戦でのサヨナラスリーランで大きくマイナスになりました。あれがなければ今井投手とワンツー飾れただけに、あのサヨナラ負けは間違いなく今シーズンワーストのトラウマになりそうです。



◯5位 佐藤隼輔投手 8点(◎1,◯9,△1,✖︎1)

12試合 1敗7H 防御率1.74

アブレイユ投手に次いでなんやかんやで8回セットアッパーの座に着くことになりました。変化球も一通り使えて昨年より投球の幅が増えました。



◯隅田投手 6点(◎1×2,◯1×2,△1×2)

5試合 2勝1敗 防御率2.59

ここまでが目安で活躍したと言えるラインです。隅田投手は変化球の精度が落ちながらもストレートが昨年より強化されたことで先発投手としてそれなりに試合を作ることができました。



・ボー投手 4点(◯2×2)

2試合 1勝1敗 防御率1.64

谷間の先発で1軍登板は2試合のみ、その2試合とも好投して嬉しいプロ初勝利を記録しました。



・増田投手 3点(◯5,△2)

7試合 2敗2H 防御率3.00

準勝ちパとして僅差の場面を投げましたが、延長戦で2度失点してサヨナラ負け×2回経験することになりました。



・中村祐太投手 3点(◯3)

4試合 1敗 防御率0.00

ビハインド枠から勝ちパ崩壊も重なり1点ビハインドや同点の場面も任せられました。その同点の場面で中途半端な起用のせいで負けが記録されてしまいました。



・松本航投手 2点(◎1×2,◯1×2,✖︎1×2)

3試合 1勝1敗 防御率2.21

最初楽天戦酷かったですが、そこから2試合は立て直して先発ローテ争いに勝ち残りました。



・水上投手 2点(◎3,◯3,△1,✖︎1,❌1)

10試合 5H 防御率6.75

良し悪しが極端でしたね。抑える時は好投して打たれる時はボロクソに打たれる、そんな形で山川にグラスラを浴びて一時期批判の的になりました。



・高橋光成投手 2点(◯2×2,△1×2)

3試合 2敗 防御率2.70

出遅れてから復調途上の投球です。当然ながら無援護なので未だ白星はありません。



・平井投手 2点(◯2)

2試合 1H 防御率0.00

こちらも出遅れましたが1軍昇格して2試合無失点に抑えています。



・甲斐野投手 0点(◯6,✖︎2)

8試合 1敗5H 防御率5.63

開幕戦8回セットアッパーで4試合活躍しましたが、そこからソフトバンク戦で逆転負けして楽天戦でスリーラン打たれる、さらに肘の違和感で登録抹消でまた人的地雷踏んでしまった可能性が浮上しました。



・本田投手 0点(◯6,△3,✖︎1)

12試合 2敗7H 防御率3.18

7Hは佐藤隼輔投手と並んでチームトップですが打たれた試合が多すぎます。オープン戦良かったコントロールが開幕3登板目になくなってしまいました。



・田村投手 −1点(△1)

2試合 防御率0.00

出遅れて昇格しても内容は出遅れたまま、今年も前半戦はパッとしなさそうです。



△糸川投手 −3点(✖︎1)

3試合 1敗 防御率3.38

ここからワースト3位です。これでワースト3位はちょっと厳しい評価な気もしますが、いきなり延長戦で投げてサヨナラ負けスタート、その後も2試合抑えましたがご挨拶四球で評価は上がらずに抹消となりました。オープン戦良かったシンカーが開幕してから発揮出来なかったのが誤算でした。



✖︎ヤン投手 −4点(◯2,△1,❌1)

4試合 防御率12.00

ワースト2位、これは地雷臭が予想通りでした。開幕メンバーも体調不良で即抹消、復帰してから楽天戦で4失点、ソフトバンク戦でワンポイント出来ずパスボールでサヨナラ負け、良し悪しありますが悪い時のどうしようもなさが顕著でした。



❌豆田投手 −9点(◯2,✖︎2,❌1)

5試合 1敗 防御率13.50

ワースト1位、ビハインドで抑えながらも高め抜け球ストレートと変化球の悪さが変わらず、日本ハム戦のサヨナラ負けやソフトバンク戦で山川にグラスラ打たれるなど、散々な投球で無期限2軍になりました。勝ちパ候補で一番期待を裏切ってしまった結果になりました。




【総評】

先発防御率1位だけあって、大きくマイナスだったのは楽天戦の松本航投手の1試合だけです。全体的に先発投手の頑張りが目立っていましたし、とにかく好投した先発投手が勝てないことに歯痒さばかり覚える3,4月でした。


一方でリーグワーストのリリーフ防御率ですが、全員均等にやらかしているのは問題ですね。全員均等にやらかしているのでなかなか完璧に抑えることができず、これが結果として延長戦15連敗につながっていると思います。勝ちパは全滅しかけながらも一応形は決まったので、5月からは勝ちパターンはしっかり試合を落とさないようにしたいです。




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