ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

9/30(日)西武×日本ハム第22回戦 —リーグ制覇も反省点は多い試合 短期決戦でこれでは命取り それでも優勝おめでとう!—

4-1で敗戦です。リーグ制覇した一方で、試合内容は悪かったです。歓喜に沸いている中ではありますが、試合内容はシビアに見ていきたいと思います。




先発はウルフ投手。捕手は森選手です。

初回はヒットは打たれながらも0に抑えました。ツーシームは140後半を計測するなど、ボールの球威はあります。調子も悪くなさそうです。



2回です。1アウトから清宮選手にヒットを打たれましたが、渡邊選手を併殺打に打ち取り、3人で終わらせました。



3回です。先頭の鶴岡選手を四球で出し、送りバントで1アウト2塁のピンチとなります。西川選手の打球は秋山選手のナイスキャッチでアウトとしますが、大田選手に四球を与えて1,2塁のピンチとなり、近藤選手を迎えます。



インコースへのボールが全部浮いてインコースを攻めれなくなり、前の打席で打たれたコースに要求して、見事にサードへの痛烈な打球を打たれました。これに関してはインコースに投げきれなかったウルフ投手と簡単に外角低めに要求してしまった森選手とのバッテリーの完敗でした。

サードへの痛烈な打球を中村選手が何とか捕球したまでは良かったのですが、やはり送球が逸れてしまい、内野安打とエラーで失点しました。これは今の中村選手に完璧を求めるのは正直無理があるので、これ以上は言わないことにします。



4回です。早いカウントからの連打、さらに送りバントがサードへの絶妙な所に転がり内野安打となり、0アウト満塁のピンチとなります。ここは鶴岡選手を併殺打に打ち取って、最少失点で済ませました。少しボールが浮き始めました。



5回です。西川選手に初球を打たれてヒット、大田選手はカウント3-1からカウントを取りにいったツーシームを狙われてタイムリー二塁打、近藤選手は見逃し三振に抑えるも、中田選手と横尾選手に連続四球で満塁とした場面で降板となりました。




4.1回93球、8被安打4奪三振4四球4自責点でした。本人もコメントしていたように、序盤の調子は悪くなかっです。しかし球数が60球を越した辺りから怪しくなるなど、スタミナ面が大丈夫なのかとかなり疑問に思いました。年齢的な衰えがあるとは言え、この球数でバテるようでは先発は厳しいです。森選手との相性も悪いので、やはり捕手は出来れば炭谷選手、最低でも岡田選手にするべきだと思います。




このピンチで野田投手が登板します。清宮選手は初球でセカンドゴロ併殺打コースにいきますが源田選手が珍しくボールを握り損ねて併殺打が取れず、失点を許しました。今日は完全なワンポイント起用で終わりました。




さらにピンチが続く場面で十亀投手が登板します。渡邊選手の打席では相手がダブルスチールを敢行しますがホームアウトでこのピンチを脱します。


6回も続投します。渡邊選手はスライダー、中島卓也選手はシンカーでそれぞれ三振に抑えました。ボールのキレはいい感じです。


7回も続投です。2アウトから四球を与えましたが、最後は中田選手をファールフライに打ち取りました。四球を出したのはあれでしたが、本人なりに下で準備していたといことは分かりました。とりあえず今日の投球は及第点評価は出していいでしょう。




8回は伊藤投手。問題なく三者凡退に抑えました。日程的に余裕があったら一度先発で使いたいのですが、どうでしょうかね。






打線です。今日はとにかく集中力のなさが顕著でした。全体に疲れがあるのは分かりますが、それがあからさまなほどにボールを見極めたりミートしたりすることが出来ていなかったです。選手によってはスイングが鈍い人もチラホラいました。



そんな中で頑張っていたのが源田選手でした。センター返しの打撃をするなど、状態はキープ出来ています。あまり注目されてないですが、捕殺の記録も更新しているようです。今日はミスがあったとは言え、ショートでこれだけ守っているのにエラーが一桁は化け物だと思います。間違えなく影のMVPは源田選手でしょう。



浅村選手も不調の中で3出塁は最低限の仕事を果たしています。今年は出塁率も380を越すなど、ボールの見極めを怠ってはいません。今後の起用は難しいですね。3割切らない起用は考えた方がいいと思います。



山川選手は2安打でしたが、チャンスではストレートを打ち損じたりヒッティングカウントからあわや併殺打になったりと、4番の仕事は出来ませんでした。とはいえ調子は悪いわけではないので、このまま4番で50本塁打を目指してもらいましょう。



木村選手は堀投手からはヒットを打ちました。軟投派左腕なら出番はあるかもしれません。守備では難しい打球を取るなど、守備の反応の良さは見せてくれました。



金子侑司選手は最終回でヒット。最終回でのヒットはいいのですが、5回の場面で最低限のゴロすら打てなかったのは大幅減点です。外崎選手が復帰したらおそらく控えに回されるでしょう。



森選手もだいぶ調子は取り戻し始めた一方で、守備はやはり苦言が。相変わらずカウントむしで厳しいコースはがり構えて、バッテリー共々自滅した感じでした。やはりウルフ投手のリードは森選手には無理があります。今日なら打撃に専念させてよかったと思います。



秋山選手は無安打でしたがこれまで頼りすぎていた部分があったので、今日は多目に見ることにします。守備は良かったです。



栗山選手と中村選手の疲労が一番色濃く出ていたと思います。

栗山選手は杉浦投手のストレートに思い切り振り遅れて2三振、チャンスでも絶好調ならスタンドインしていた可能性のある犠牲フライなど、らしくない打撃ばかりでした。

中村選手はもっと酷かったです。打撃は全くタイミングが合わず全打席凡退、守備でも送球エラーや反応への鈍さも相変わらず露呈してしまうなど、完全にバテています。

2人とも休ませたいですが、お互いに記録があるので休ませていいのかという話にもなります。ここのところは明日また詳しく書きたいと思います。





明日は西武が多和田投手、日本ハムが上沢投手です。明日は半ば二日酔い状態なので、まあ厳しいでしょう。それでも多和田投手は最多勝のタイトルをより確実にする試合なので、気は抜かないで欲しいと思います。




何はともあれ、優勝おめでとうございます!!





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