7/26(日)西武×ロッテ第11回戦—あっぱれ骨と牙 ベテラン奮起の得点を鉄壁リリーフと好守備連発で守り切る—
4-2で勝利です。このカードの勝ち越しを決めました。
【投手陣】
・榎田投手
1回
いきなり福田選手、マーティン選手の連打で1,3塁のピンチになります。ここで1失点は覚悟しましたが清田選手はチェンジアップ、安田選手はインコース要求から真ん中に入ったストレートで連続三振、井上選手をチェンジアップでライトフライで、まさかの無失点スタートです。
初回から左打者への外角要求が高めに入りがち、球も基本的に高くなっているので要注意です。
2回
三者凡退。中村奨吾選手の打球を鈴木将平選手のナイスキャッチがありました。柿沼選手のセンターフライはストレートが逆球で、強打者だったら長打の危険性ありです。
3回
三者凡退。福田選手、マーティン選手の打球は思いのほか伸びたフライでした。
4回
清田選手に初球のストレートを打たれてヒット、安田選手には不必要なインコース攻めを強要した結果ライト前ヒットで1,3塁、井上選手に初球のスライダーを打たれてレフトへの二塁打で失点、さらにレアード選手の内野ゴロの間にもう1失点、さらに中村奨吾選手の内野安打で1アウト1,2塁のピンチでしたが、ここは下位打線の柿沼選手、茶谷選手を打ち取って切り抜けました。
右打者には初球のカウントを取りに行った甘い球を痛打されましたが、安田選手に関してはもう少し工夫が出来たはずです。外角要求で追い込んで、4球目のインコースのストレートで痛烈な打球を打たれたにも関わらず、またもや同じコースに同じストレートを要求、何をどう判断してこのリードと配球にしたのかが私には理解出来ません。
5回
三者凡退。清田選手の三遊間の打球を源田選手が逆シングルから素早くストライク送球でアウトにしました。
6回
先頭の安田選手にヒットを打たれて、ここで降板となりました。
今日は全体的に球が高めに浮き、4回は初球のストライク要求を打たれて失点しました。その中でも四球は出さずにリズムを作り、味方の好守備にも助けられる形で、最低限の仕事はしました。次回はソフトバンク戦で高橋光成投手が登録出来る日なので、おそらく一度登録抹消になると思います。
・平井投手
0アウト1塁から登板。あんまり使いたくなかったですが、今日の試合の重要性を考えて継投策に入ります。
井上選手は初球のストレートを打ち上げてもらってセカンドフライ、レアード選手は甘く入ったスライダーを捉えられるもサードライナー、中村奨吾選手はやや逆球のストレートで空振り三振、結果的に右打者3人を完璧に抑えましたが、全体的に逆球やら甘いスライダーとかも見え始めています。このロッテ戦で4試合投げていて、さすがに投げすぎです。このペースだとまた昨年の終盤みたいなことになってしまいます。
・平良投手
逆転してからの勝ちパターンで、三者凡退。源田選手の好プレー、福田選手のレフトへの打球は川越選手がフェンス直撃しながらのジャンプキャッチでアウトにしました。
・ギャレット投手
三者凡退。マーティン選手は159kmのストレートでセンターフライ、清田選手は160kmのストレートで空振り三振、安田選手は157kmのストレートでレフトフライに打ち取りました。
遂にギャレット投手も160kmを計測、メットライフドームで初の160km計測投手となりました。
・増田投手
ほぼストレートだけで三者凡退。井上選手には粘られましたが、レアード選手は簡単に空振り三振に抑えました。昨日FA権取得して複雑な気持ちですが、増田投手の活躍なくしてチームの勝ちはないので、とりあえずはFAのことは忘れて応援することにします。
今日も勝ちパターンに頼る形になりましたが、結果的に勝ちパターン全員パーフェクト投球で逃げきりに成功しました。明後日からのソフトバンク戦でも、勝ちパターンの活躍は絶対条件です。
【野手陣】
チンタラ打線は相変わらずで、今日も先発の中村稔弥投手からチャンスは作りながらも、結局は1点止まりで、途中までは完全に負けムードでした。8回の0アウト3塁で無得点など、本当に見ていて情けない打線です。
しかし、そんなチンタラ打線に喝を入れたのが、ベテランの栗山選手、中村選手でしたね。この2人がいるいないで4得点変わってくるので、いかにこの2人の存在が大きなものかを思い知らされる形になりました。
・鈴木将平選手
今日も1安打に加えて好守備がありましたが、中村稔弥投手からは高めのクソボールを強振して内野フライに終わるなど、そろそろこう言ったプレーにも釘を刺して行こうかなと思います。1番打者としては出塁重視なので、こういった凡退の仕方はかなり悪いです。
・源田選手
1安打で状態は上がりそうで上がりませんが、今日は守備で好プレー連発でしたので、今日は1安打でもいいです。
・森選手
いつまで3番スタメンするつもりなのか。今日もど真ん中も打ち上げてばっかり、そもそも今日は岡田選手スタメンでも良かったはず。最後に打ったヒットも中途半端に打ったらたまたまショート頭上を超えただけのまぐれなヒットでした。
現時点で打てないリード面で改善の兆しが見えない森選手を3番キャッチャーで起用する意味が分かりません。ソフトバンク戦でもこんなことしていたら、上位打線をドブに捨てるようなものです。
・山川選手
茶谷選手の好プレーでヒット1本阻まれました。やっぱりど真ん中打ち上げたりで、三冠王は諦めてもらいましょう。
・外崎選手
2安打1盗塁でチャンスメイクしました。中村稔弥投手から三盗を決めたり、牽制悪送球から三塁まで進むなど、今日は走塁でも活躍しました。
・中村選手
同点タイムリー二塁打を打ち、さらには2四球で繋ぎの活躍をしました。
・栗山選手
やはりこの人は頼りになる。通算350二塁打は先制タイムリー、さらに通算351二塁打は決勝タイムリーと勝負強さを発揮する3安打猛打賞でした。レフト守備では高いバウンドに苦戦しましたが基本的には問題なく守れています。今後もレフト起用は行なっていくべきでしょう。
・メヒア選手
逆に期待外れに終わったのがメヒア選手です。中村稔弥投手のツーシームに全くタイミングが合わなかったにしても、全部得点圏だった4打席無安打2三振は酷すぎでした。昨日の選球眼はなんだったのでしょうか??明らかに迷いの見えるスイングだったので、これでは残念ながらソフトバンク戦ではベンチ要員になってしまいそうです。
・木村選手
追加点となる貴重なタイムリーヒットを打ちました。ロッテ戦で全くいいところなしで終わるところでしたが、最後にタイムリーが出たことで、川越選手よりほんのちょっとだけリードする形になりました。
・川越選手
栗山選手の代走からレフト守備に入り、守備でフェンス直撃のジャンプキャッチで采配的中となりました。欲を言えば1アウト3塁の場面で浅いレフトフライでランナーを返せず、ここで結果を残さないと、またスタメンが遠のいてしまいます。
とりあえずはホームで最低限の勝ち越しを決めることが出来ました。明後日からのソフトバンク6連戦、非常にに厳しい道のりとなりそうですが、悪くても5分に持ち込んでもらいたいです。
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