ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2023シーズン振り返り 背番号70 豆田泰志

【2023成績】

16試合 防御率0.59 6H6HP1S 15.1回 8被安打 12奪三振 奪三振率7.04 7与四球 1与死球 1失点 1自責点 被打率.151 K/BB1.71 WHIP0.98




【ルキナ査定】

ランク:育成→C

点数:9点(◯10,△1) 後9点

年俸:750万(+470万)

※750万(+470万)




【昨季振り返り】

一昨年リリーフ転向で能力を伸ばしたことでライオンズファンの中で密かに注目の的の選手になりました。昨年は開幕前時点で支配下候補一番手として名乗りを上げました。しかし開幕してから2軍で打たれる試合が続き、支配下登録一番手は古市選手に譲ることになりました。このまま育成で終わってしまうかと危惧されましたが、5月にしれっと現れた武隈さんの一言で山本由伸投手フォームに改造したことがきっかけで一気に調子を取り戻して、無事7月に支配下契約に滑り込むことができました。


後半戦に入り1軍昇格、プロ初登板の楽天戦では敗戦処理ながらストレートゴリ押し投球で三者凡退、この「豆直球」を武器に敗戦処理で結果を残し続けて、日本ハム戦では同点の5回に登板、2アウト満塁でフルカウントから野村選手にストレート勝負、フェンスギリギリまで飛ばされながらもレフトフライに抑えたことでプロ初ホールドを記録しました。


ここから失点したのはソフトバンク戦だけ、準勝ちパターンとして僅差の場面で球数を費やしながらもストレートゴリ押し投球で無失点に抑えていきます。延長戦などでホールドを稼いで6H記録、最後の試合はこれまでの頑張りが認められて3点差9回のセーブ場面で登板、0アウト1,2塁になりながらもここも無失点に抑えてプロ初セーブを記録して次に繋がるシーズン終了を飾ることができました。




【総評】

まさにストレートゴリ押し投球でした。投球割合の7割がストレート、カーブ合わせると9割以上ストレートとカーブだけ投げて1失点に抑えたということになります。「豆直球」と言われる豆田投手独特のストレートは高めに上擦りを見せながらも打者の手元でノビを見せるストレートで、球速以上のスピードを打者は体感していると思います。ストレート被打率.135、ストレート平均球速147kmとストレートだけでもプロの打者相手に戦えることを証明してくれました。


今後の課題は変化球習得になります。昨年は縦割れのカーブを投げていましたが、目先を変える緩急になりましたが決め球としては物足りなさが残りました。昨年ほとんど投げなかったスライダーとフォークも今年は投げていきながら、決め球となる変化球を探すことになりそうです。




【今季に向けて】

自らクローザー宣言をしてくれたので、その心意気を結果に繋げて欲しいです。変化球習得は大きなポイントになりますが、それに執着しすぎて肝心な豆直球を疎かにしないことも大事になります。ストレートがノビる一方で高めに上擦る癖を修正して、ストレートの空振り率も上げていきたいです。目指すべきは水上投手の描いた育成ドリームを再び掴みたいです。




よければポチっとひと押しお願いします!