ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2023シーズン振り返り 背番号41 井上広輝

【2023成績】

・2軍成績

24試合 防御率4.62 1勝1敗 勝率.500 25.1回 26被安打 3被本塁打 15奪三振 奪三振率5.33 18与四球 1与死球 2暴投 14失点 13自責点 被打率.274 K/BB0.83 WHIP1.74




【ルキナ査定】

ランク:E→E

点数:—

年俸:400万(−140万 育成再契約?) or 戦力外通告(−540万)

※500万(−40万 育成再契約)




【今季振り返り】

今年は春先から2軍戦の登板を重ねます。最初無失点ながら四球もコンスタントに与えて不安定な投球は変わらずです。6月の楽天戦で4失点、7月の楽天戦で5失点KOを重ねて防御率を4点台に乗せてしまい、8月頭の登板を最後に実戦登板から姿を消しました。そして戦力外通告を受ける形になりました。




【総評】

結局コントロールに改善がなかったですね。豪速球でなくスライダーを武器に投げていきましたが、このノーコンでは厳しいものがありました。それ以上に怪我が多すぎて、今年もチラホラ消息不明を重ねながら最後8月頭で完全に消息を絶つ形になってしまいました。元々ポテンシャルはドラフト上位指名クラスで、下位指名に落ちたのは怪我が原因でしたが、そのプロスカウト評価通りに怪我で満足に投げることが出来ませんでした。





【その後】

秋季キャンプに名前があったので、おそらく育成再契約の可能性があるのではないかと思います。年齢も若く元々のポテンシャル自体も評価されていたのでもつ1年チャンス与えても構いませんが、一向にスペ体質が改善されてないので今年で完全に見切っても構わないです。井上投手は育成再契約されたら泣きの1年で来年相当頑張らないと支配下復帰は難しいと思います。





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2023シーズン振り返り 背番号40 田村伊知郎

【2023成績】

24試合 防御率1.52 2勝1敗6H8HP1S 勝率.666 23.2回 14被安打 1被本塁打 20奪三振 奪三振率7.61 8与四球 4暴投 4失点 4自責点 被打率.169 K/BB2.50 WHIP0.93


暴投9位タイ




【ルキナ査定】

ランク:D→C

点数:17点(☆1,◎1,◯13,△4) 前0点+後17点

年俸:1350万(+350万)

※1300万(+300万)




【今季振り返り】

崖っぷちの立場で開幕2軍スタートになります。2軍ではクローザーとして無双しますがなかなかチャンスが訪れず、ようやく5月に1軍昇格のチャンスが与えられて5試合投げて防御率1.80、しかし5回5与四球、1軍では終始ボール先行状態になってしまい窮屈な投球が続いて登録抹消されました。その後も2軍で無双を続けますが一向にチャンスを与えられず、この時点では現役ドラフト候補筆頭に予想されていました。


8月に入りようやく再びチャンスが与えられますが、ロッテ戦で「俺たち」ブルペンデーで大暴投失点をかましてやっぱりダメかと思いましたが、逆にダメだったのはこれが最後になりました。8月防御率2.45、3暴投ながら0与四球とボール先行カウントを改善したことで少しずつ豊田コーチの信頼を得る事ができました。


そして覚醒した9月は2年ぶりの勝利とセーブを記録、森選手に打たれた逆転ホームラン以外失点なく9月防御率0.79、2勝7HP1Sと立派なリリーフエースに成長して暗黒期のプチダークヒーローとして最下位争いのチームを救う活躍を見せました。




【総評】

よく前半戦あれだけど干されながらも諦めずにに頑張ったと思います。後半戦覚醒したのは間違いなくチェンジアップで奪三振を量産したからでしょう。チェンジアップ被打率は驚異の.030、空振り率28.19%、挟んで投げているのでフォークに近い変化球だと思いますが、落ちる球で奪三振を取れたのは大きいです。加えて後半戦はストレートの球速も最速152kmまで上昇、投球の8割がストレートとチェンジアップでしたが、この2つだけでも勝ちパをやるには十分の力量がありました。




【来季に向けて】

田村投手最大の課題は前半戦から活躍することです。これまで活躍した2年は後半戦から暗黒期のチームを救うプチダークヒーロー、武隈投手の系譜を受け継ぐ流れになっています。春先はいつもストレートの球速が伸び悩んで自分に有利なカウントを作れずに窮屈な投球になってしまいます。オフシーズンサボらずにストレートの球速を保って開幕を迎えられるかどうかです。理想は田村投手が1年間活躍してチームはAクラス入りです。来年不在の勝ちパターンの枠に田村投手がまず開幕戦から割って入ってもらいたいです。




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2023シーズン振り返り 背番号39 呉念庭

【2023成績】

41試合 打率.205 92打席 78打数 16安打 2二塁打 1三塁打 1本塁打 23塁打 11打点 8得点 25三振 13四球 1犠打 1盗塁 2併殺打 出塁率.319 長打率.295 OPS.614 得点圏打率.304 1失策




【ルキナ査定】

ランク:C→D

点数:−4点(◯7,△5,❌2) 前−4点+後0点

年俸:2500万(−300万)

※退団(−2800万)




【今季振り返り】

WBC台湾代表として予選リーグでホームランを打つなどして活躍しましたがチームは予選敗退、ライオンズに戻ってからも調整不足で開幕は2軍スタートになります。4月から昇格して出塁率と得点圏打率自体は高い数字を残しますが肝心の打率が2割前半に沈み5月半ばに登録抹消されます。


2軍で4割近い打率を残して交流戦後に1軍再昇格、ソフトバンク戦で石川柊太投手から逆転スリーランを打つなど単発的な活躍は見せましたが長続きせず、最後まで打率が2割前半に沈んで8月に登録抹消、最後はアジア大会台湾代表に招集されてそのままシーズン終了になりました。




【総評】

選球眼と得点圏打率自体は良かったですが、肝心の打率が低打率に沈みました。内訳を見ると対右打率.196、ストレート打率とフォーク打率1割台、インコース打率軒並み.000、2軍では無双していましたが1軍では右の本格派投手相手に苦戦しました。引っ張り傾向も変わらずにレフト方向打率.118、打球が全体的に弱く呉選手の選球眼やバットコントロールの良さに対しての打撃スタイルの悪さが如実に現れてしまったのではないかと思います。


後半戦はほとんどチャンスを与えられることなく終わりましたが、山野辺選手と平沼選手どちらか入れ替えすれば少なくとも代打枠としては使える道はあったと思います。石川柊太投手に対して打率.400、1本塁打4打点と相性良く、ノーノーされた試合で呉選手がいたら少なくともノーノー阻止の可能性はあったと思います。年齢的に頻繁にチャンスを与えるべき存在ではないですが、呉選手も松井稼頭央愛人采配の被害者の一人に該当することは間違いないでしょう。




【来季に向けて】

現時点で外野コンバートの話がないですが、一三塁は佐藤龍世選手、渡部選手、そして交渉成功すればマキノン選手と3人が優先される枠なので、呉選手もこのままではより干されるばかりになってしまいます。ファーストとサード守備は上手ですが、まず打撃でスタメン起用されるためにもレフトの守備練習はした方が良いと思いますが、松井稼頭央はどう考えているでしょうか。今年の不遇な扱いを見るに、来年川越選手みたいにトレード候補筆頭の可能性が高くなるだけに、背水の陣の覚悟で挑むことになるかもしれません。





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