ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

やっぱり納得出来ないおかわり君と栗山への配慮の差

https://seibulionsblog.muragon.com/entry/45.html


先日私はベテラン選手への配慮の差についての記事を書きました。この記事を書いてから今日まで日が経ちましたが、変化がある部分と納得出来ない部分があります。



松井稼頭央選手は私は戦力としては見ていません。別に松井稼頭央選手を必要ないと言っているわけではなく、大ベテラン枠の選手として将来の指導者候補や営業部門としての多大な貢献を期待しています。なので、昨日みたいにスタメン起用は無理でも途中出場でファンを楽しませてくれるような起用で十分だと思います。40を過ぎてもあそこまで動けることは高く評価していますし、自己管理能力の高さは間違えなくあります。ただ、3点リードでメヒア選手を下げるのは少々不安なので、もう少し点差が広がってからの起用にしてほしいと思います。



炭谷選手はもう少し活躍の場を広げてほしいと思っていますが、絶対に希望したいのは榎田投手とのバッテリー再結成だけです。勿論守備固めとしての起用もありますが、現状の勝ちパターン投手の平井投手、野田投手、ヒース投手が絶好調なので、これなら森選手でもある程度はリード出来ます。森選手を育成したいと言うのであれば、炭谷選手の守備固め起用は一旦保留にします。実際に盗塁阻止能力は既に森選手が上を行き始めていますし(炭谷選手のスローイング能力が落ちた?)、捕手としての森選手の成長は今季始まってから素人目線でも顕著に分かります。ウルフ投手とのバッテリー再結成は評価しますので、後は榎田投手も炭谷選手と組ませてくれればそれで良いです。



やはり納得出来ないのがおかわり君こと中村選手と栗山選手との起用の差です。明らかにこの2人の起用には未だに明確かつ理不尽な起用が目立っています。


まず栗山選手ですが、ここ最近は4打席立っての交代が多いと思います。この点は3打席でも平気で交代させられた時期よりはマシになりました。また、高打率をキープしている斉藤選手との併用での起用となっています。栗山選手も打率が250を下回る状態が続いているので、これはやむを得ないと思います。しかし、出塁率が350以上であることを見逃してはいけません。ミート力の低下はあるかもしれませんが、選球眼は衰えていません。打率が低い=完全な衰えではないので、ここは勘違いしてはいけません。

栗山選手への代走や守備固め起用自体は決して間違えではないですが、相変わらず試合状況を度外視した代走守備固め起用が目立ちます。この6連戦でも、高木勇人投手と本田投手が大炎上したソフトバンク戦では6回から栗山選手だけベンチに下げられたり、一昨日の日本ハム戦でも6点ビハインドの8回で四球で出塁したらすぐ代走起用です。代走起用も守備固めの木村選手を起用していて、6点ビハインドで何がしたいのかよく分かりません。しかもその次の中村選手が本塁打を打って、結果的に控え野手を無駄に使っただけでした。


一方の中村選手ですが、6月までの目も当てられない成績を吹き飛ばす勢いで7月から打ち始めています。8月はもうすでに3本の本塁打を打つなど、思いのほか好調をキープしています。私の中で考えていた2軍降格論は良い意味で保留が続いています。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180805-00290944-nksports-base


辻監督も中村選手の打撃を絶賛しています。そうです。打撃です。「打撃は」凄いんですよ。中村選手の最大の評価点は打撃です。守備走塁を評価する必要などないです。

まず守備ですが、昨年まで良かった守備も今年は怪我をしてから打球に飛びつけなくなっています。そんでもって打球反応も鈍く、最近では記録に残らない送球ミスもチラホラとやらかすようになりました。打球に飛びつけない時点で守備は失格です。本来なら栗山選手同様に守備固めを必須としますが、なぜか中村選手には守備固めが起用されません。最近になって点差の開いた試合で守備固めを起用するようになりましたが、今週の日本ハム戦でも1点差や3点差でも最終回まで守備に就いていました。過去にも楽天戦では三振の取れないカスティーヨ投手が今江選手に打たれた打球に飛びつけずグラブを出しただけで、同点に追いつかれています。今は奪三振能力の高い新守護神ヒース投手のおかげで、中村選手の守備力の不安を消してくれています。だからクローザーには奪三振能力が求められるわけです。

そして走塁です。別に特別足が遅いとは言いませんが、何のために水口選手がベンチに控えているのかを考えてほしいです。オリックス戦では2試合連続で中村選手のヒットからサヨナラ勝ちをしました。2試合連続で中村選手が決勝ホームを踏みましたが、何で中村選手が2試合連続でサヨナラ勝ちのホームを踏んでいるのかという話です。足の早い控え野手を残しての結果です。中村選手の足は遅くないですが、判断がやや鈍いです。サヨナラ勝ち1試合目では、1アウト1,2塁と2塁走者としての場面では源田選手の大きなセンターフライでタッチアップ出来ませんでした。1点を争う場面で控え野手をケチる理由などないはずです。


先程打撃は良いと言いましたが、右左で極端な成績です。右投手からはなんと261打っています。ところが今季の打率は207です。なぜか。それは左投手からは043しか打てていないからです。本塁打も全て右投手から打っています。左投手からはそもそも2本しかヒットを打てていません。どう見ても左投手が苦手なのがよく分かりますが、このデータがあるにも関わらず、右左関係なしのスタメン起用が続いています。だからいつまで経っても打率が上昇しません。



栗山選手と中村選手に共通して言えることは以下のことです。


・栗山選手は選球眼、中村選手には長打力は健在なので、引き続き1軍の戦力と考えて起用する。

・栗山選手は守備走力がないわけではないが、西武の外野手は守備走力の高い選手が多いため、中村選手はそもそもの守備力が高くないのと走力も他に上の内野手がいるため、ともに代走守備固めの起用を必須とする。ただし、1点を争う場面や勝ち試合限定での試合状況に限る。

・栗山選手、中村選手ともに右投手のほうが打てているので、ともに左投手の時はベンチ起用とする。代役は辻監督推薦枠の木村選手やいっそ営業面込みで松井稼頭央選手でも良いので、特に中村選手は左投手先発の時は休養日か代打起用にする。




私は難しいことは一つも言っていません。こんなことちょっと考えれば直ぐに思いつくことです。とにかく中村選手と栗山選手の起用の差に全く納得出来ていないのが本音です。これは本当に辻監督が考えていることなのでしょうか?どうも作戦コーチ担当の橋上さんが余計なことをしているのではないかと疑っています。私は橋上さんに対する評価はかなり低いです。





栗山選手は2000本安打、中村選手は400本塁打を達成してほしい選手です。ともに生涯ライオンズの選手であり、何かしらの金字塔を立てて花道を飾りたいと多くのファンが思っていると思います。もうベテランの域に入り、衰えや体力の低下は始まっています。特に自己管理能力の低い中村選手は衰えが顕著になっています。私は特に中村選手には厳しいことを言い続けていますが、今年は優勝してほしいことと何より頑張ってほしいということがあるからです。今後2人の起用がどう変化するか、それとも変化しないのか、これは注目して見ていきたいと思います。





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