不穏な動きを見せそうな楽天のFA動向
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180923-00339300-nksports-base
こんな記事を見つけました。これは日刊スポーツの記事ですが、まずは平石代行監督が来季から正式に一軍監督として指揮を執る可能性があるということです。これに関してはそこまで問題ではありません。
問題はそのあとです。浅村選手のFAは楽天以外にも阪神、オリックス、巨人、下手したらソフトバンクまで参戦する可能性があるので、マネーゲームは必須です。西武も最低4億+3年契約は出さないと間違えなく出ていかれると思います。
それよりも気がかりなのが、炭谷選手のFAです。これまで浅村選手のFAは報じられてきましたが、炭谷選手のFAに関してはほとんど報じられませんでした。しかし今年の起用から考えれば、FAするのほほぼ間違えないような状況です。このまま西武にいても試合出場が減る一方で、本人も試合出場にはこだわりを持っているはずです。
楽天のこれまでのFAの争い方としては、故星野仙一氏のような人望に厚く、その人望を頼りにFA選手を獲得していくスタイルです。
岸投手が最も分かりやすい例でしょう。一度生涯ライオンズ宣言をしながらのうのうとFAをしたの原因は間違えなく星野仙一氏の存在です。これに関しては、数年前から星野仙一氏をはじめとしたフロントが岸投手の外堀を埋めて行き、数年かけて生涯ライオンズ宣言をした岸投手をFA宣言確実にまで持っていったからです。
私が岸投手を中島や野上ほど見下したように見ない理由はここにあります。要するに、やる気のない西武フロントとは対照的に、楽天フロントは星野仙一氏を中心にFA選手の獲得を前々から行動に移していたわけです。岸投手のFA宣言にはそれこそ最初はふざけてるのかと思いましたが、冷静に考えれば西武フロントの能天気ぶりが最大の原因だったわけで、これは楽天フロントを称賛するしかないという結果でした。
しかし、星野仙一氏が急逝されたため、このようなフロントの策士ぶりはなくなることとなりました。それでも楽天フロントは次の矢を放ちます。それが新GMの石井一久氏です。これがまた厄介な人物をGMに置いてきたなと思いました。
石井一久氏は2013年まで西武ライオンズの選手でした。つまりは西武ライオンズの選手との繋がりもあるということです。特に菊池雄星投手との親密ぶりはスポーツ番組でも見ててよく分かるほどのレベルでした。
この石井一久氏のGM就任、CS進出が完全に消滅して来季の準備を整え始められること、この2つが非常に不気味な存在になっています。
勿論この情報は仮定の話であって、今後の展開次第では大きく変わってくると思います。浅村選手に関してはFA宣言するにしてもまだ西武に残る可能性は0ではないですし、炭谷選手のFA先は個人的にはオリックス(伊藤選手がいなくなって、結局主戦捕手がまだ若い若月選手になってしまったこと、あの裏切り者の中島が炭谷選手に余計な口を挟みやがるのではないかという懸念)だと思っていたので、2人とも楽天への移籍濃厚という話ではありません。
しかし、石井一久氏のGM就任によって、岸投手みたいな半ば強奪作戦みたいなFA選手の獲得が再開することも事実です。その最初の被害がまさに炭谷選手になるのではないかという懸念が私の中に生まれてきたということです。
現段階では優勝目がけて真っしぐらでいて欲しいですが、西武フロントの方々にはFA選手の動向にも注視して頂きたいと思います。このままいくと、また岸投手の時みたいに西武フロントの能天気ぶりが露呈されることになります。
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