ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

3/23(土)オープン戦 対ヤクルト戦



0-3で敗戦です。






【投手陣】

◎隅田投手 3回1被安打3奪三振無失点

ストレートが甘く入ることだけは注意したいです。それを軽く補うほどに変化球のキレは素晴らしいです。カーブでもカウントが取れていましたし、今日はストレートも多めに投げてどれだけ通用するかテストしている感じでした。今年は勝ち星と奪三振の数にも注目したいと思います。





△糸川投手 2回2被安打1奪三振2与四球1失点1失策

エラー2つが失点に繋がりました。1つはバント処理悪送球なので注意したいところです。無駄な失点でしたが内容としては勝ちパは厳しくてもイニング消化を任せられると思うので、開幕してからリリーフB班で頑張ってほしいと思います。



◯水上投手 1回1奪三振1与死球無失点

すっぽ抜けが死球になりましたが、その後はシュートで空振り三振と併殺打に抑えました。



◯本田投手 1回1奪三振無失点

球速は抑えめながもコントロール良く三者凡退、ひとまず勝ちパの7回は本田投手で決まりだと思います。



✖︎田村投手 1回2被安打1与四球2失点

問題が田村投手ですね。ストレートの球速は出ていますがコントロールが悪く、フォークも昨年に比べてキレが悪化しているので村上選手に簡単に長打にされてしまいます。勝ちパ争いは脱落してリリーフB班からのスタートになります。



◯増田投手 1回無失点

7球で三者凡退、今年は変化球交えて凡退を誘う投球になると思います。アブレイユ投手がダメだったら9回増田投手になるかもしれません。





【野手陣】

・金子侑司選手 3打数1安打

今日もヒットを打って連続安打を継続です。



△外崎選手 3打数無安打

今日はチャンスで三振と良いところがなかったです。



・栗山選手 2打数無安打1四球

悪くない凡退でした。四球も選ぶことができました。



・アギラー選手 3打数1安打

アウトハイの球を強引に打ってセンター前ヒットにしました。



✖︎元山選手 3打数無安打

内容が悪くなっていますね。ゾーンの球を打てないに加えてボール球にも手を出し始めて悪化の一途になっています。



✖︎コルデロ選手 3打数無安打

分かっていることですが、落ちる球の見極めが出来ないので三振量産になっています。



◯若林選手 3打数1安打

センターへの二塁打にライト守備でも好プレーを見せました。



・古賀選手 3打数1安打

レフト前ヒットを打ちました。



△源田選手 3打数無安打1失策

ノーヒットにエラーとなかなか上向く予感がないです。




・西川選手 1打数無安打

スライダーを引っ掛けてファーストゴロでした。



・佐藤龍世選手 1打数無安打

初球スライダーを打ちましたがファーストライナーでした。



・高松選手 1打数無安打

変化球にタイミング合わず空振り三振でした。








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3/22(金)オープン戦 対ヤクルト戦



2-3で敗戦です。





【投手陣】

◎今井投手 3回2奪三振無失点

出塁はエラーのみ、ストレートでカウントを取ってスライダーで空振りを取る、四球もなく完璧な投球でした。ストレートが高く入っても球威で外野の頭を越すことはなかったです。今日はリリーフ陣の登板を増やすのもあり3回までで降板となりました。あとは開幕戦でこのパフォーマンスを出してくれることを期待したいです。




・ヤン投手 1回2奪三振1与四球無失点

無失点ですがなかなかに無茶苦茶な投球でした。とんでもないワンバウンドや逆球で古賀選手も大変でした。たまたま決まった球は良かったので村上選手とサンタナ選手を連続三振に抑えることができました。評価に困る投手です。奪三振パフォーマンスは控えめで、豊田コーチの説教が効いていると思います。



◯豆田投手 1回1被安打3奪三振無失点

最初不安定でしたが、1アウト取ってからストレートが良くなりました。結局ヒット後は三者連続三振、中村悠平選手を空振り三振に抑えたのは抜けスラで本人は不満顔でした。



✖︎平井投手 1回4被安打1与四球2失点

塩見選手にヒットを打たれてから村上選手に落ちないフォークを打たれてタイムリーヒット、サンタナ選手の打球はコルデロ選手の守備では取れず2失点、これまで通りなので失点するのは時間の問題でした。ストレートが140km前後、フォークが落ちずスライダーもバラバラでは厳しいですね。ストレートが悪いと今年大丈夫か不安になります。



△佐藤隼輔投手 1回2被安打1失点

長岡選手にツーシーム、塩見選手にスライダーを打たれて失点しました。ストレートは悪くないですが、空振りを取る球種がないという課題が今日の失点に繋がりました。平井投手と違って大きな心配はないですが、ストレート頼みになるとどこかで手詰まりになる危険があります。



◯甲斐野投手 1回1被安打1奪三振無失点

村上選手にヒットを打たれましたが、バント失敗などもあり無失点でした。ストレートが弱点ではありますが、ここまで来たら長所の変化球でカバー出来ているのでその方向で行った方がいいかもしれません。ツーシームは山田哲人選手のインコースを攻めるなど右打者へ有効球になりました。



◯アブレイユ投手 1回無失点

この起用法だと8回甲斐野投手、9回アブレイユ投手ということですかね。三者凡退で球威などはありますが、左打者に投げにくそうにしているところが開幕してどう影響するかですね。悪くないと思いますが昨年のティノコ投手もオープン戦では評価が高かったので、そこが被っているのが不安点です。








【野手陣】

・金子侑司選手 4打数1安打

先頭打者ヒットで先制点のチャンスメイクしました。



・外崎選手 4打数1安打1失策

センター前ヒット1本、セカンドライナーの打球を落としたとされてエラーにされましたが、どう見ても完全捕球が成立しているので開幕してからリクエスト出来るならしっかりリクエスト要求したいです。



・ブランドン選手 4打数無安打

二遊間の打球は長岡選手の守備範囲でした。サード守備で好プレーを見せましたが山田哲人選手の足に負けて内野安打でした。運がなかったですが、ボール球を我慢出来るようにしないと支配下復帰してからボール球攻めにあうと思います。



◯アギラー選手 3打数1安打1打点

初回のチャンスで外スラに当てるバッティングでライト前へのポテンタイムリーヒットを打ちました。



・中村選手 4打数1安打

センター前ヒット1本打ちました。



・コルデロ選手 4打数2安打1失策

初球を引っ張ってライト線への二塁打とコースヒットのマルチ安打です。レフト守備が致命的に一歩目が遅いです。そんでもって中継までの送球もまともに投げられないことが判明しました。この守備なので、我慢して使うとなると今日みたいに投手陣の負担が増えることになります。



・源田選手 3打数無安打

内容は悪いながらも進塁打2つになりました。



◯古賀選手 1打数無安打1打点1犠飛

1アウト3塁の場面でしっかり犠牲フライを打ちました。4球目のど真ん中変化球を見逃してしまいましたが、そこから立て続けの変化球をしっかり見極めて打てたのは良かったです。怪我の状態は問題無さそうなので、開幕戦のバッテリーを期待します。



・西川選手 2打数無安打

変化球に泳がされているのが最後まで変わらなさそうです。




・炭谷選手 1打数無安打

スライダーを打たされてショートゴロでした。



・栗山選手 1打数無安打

外ストレートを打ちますがショートゴロでした。



・佐藤龍世選手 1打数無安打

粘りましたが最後ストレートに空振り三振、四球狙いで最後迷いの生じたスイングになってしまいました。




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2024ライオンズ分析 捕手

次は正捕手争いの行方が気になる捕手について見ていきます。




【正捕手争い】

古賀、炭谷


正捕手争いはこの2人ですね。古賀選手は昨年後半戦から覚醒の兆しを見せてくれました。オープン戦でも順調に調整していましたがソフトバンク戦の死球で負傷交代、重傷ではなく練習も再開しています。開幕間に合わなかったとしても、長いシーズンで見ると古賀選手メインで今年どれだけ成績を残せるかが重要になってきます。


古賀選手が負傷しても今年慌てる必要がなくなったのは、炭谷選手の存在が大きいです。加入してから若手捕手からバッテリー組む投手まで、様々な視点からサポートをしてくれています。打撃の粗さや特定の場面でのやらかしなどは戻ってきても変わらずですが、実力としては正捕手争いに参加出来るものがあります。正捕手争いだけでなく、古賀選手などの若手捕手への育成指導の有無も将来のバッテリーコーチへの布石になるかどうか見ることになります。






【第三捕手争い】

古市、柘植


第三捕手として名前が挙がるのはこの2人ですかね。昨年支配下に上がって1軍経験した古市選手は、今年は実力を上げて1軍でも戦える力を少し伸ばしてきました。柘植選手は怪我の手術で出遅れましたが、オープン戦にはなんとか間に合い、1,2軍でも試合出場を重ねて問題はなさそうです。この2人は古賀選手と炭谷選手に比べると実力では後ろにいますが、1軍捕手の座はチャンスがあります。個人的には古市選手はベンチの肥やしにするぐらいなら2軍で試合出場してほしいと思います。柘植選手は打撃のアプローチを改善しないと古賀選手に勝つのは難しいと思います。





【2軍捕手】

牧野、是澤、野田


2軍メインだとこの3人ですね。牧野選手は手術を経て昨年途中から2軍戦に出場しています。昨年は2軍で打撃は振るわなかったですが、今年はオープン戦でタイムリーヒットを打つなどアピールが出来ています。チーム状況によっては支配下復帰も見えてくると思います。


昨年育成最下位指名から予想以上の活躍を見せた是澤選手も、今年は2軍メインでどれだけ数字を伸ばしていけるかですね。是澤選手も怪我人が続けば古市選手みたいにチャンスが訪れるので、虎視眈々と狙ってほしいです。野田選手は3軍メインで基礎作りになると思います。





【崖っぷち】

岡田


複数年契約最終年の岡田選手は今年ダメなら間違いなく引退セレモニーです。複数年契約してほとんど試合出場してないので、厳しい意見を言うしかない状況です。昨年から最低限の練習は出来る状態ですが、まず今年前半戦の間に実戦復帰しているかどうかが今年の引退セレモニーになるかどうかの第一判断になります。






【総評】

昨年が酷すぎたのもあるので、今年は昨年に比べたらマシな布陣になっています。メインは古賀選手が1軍正捕手でどれだけやっていけるか、炭谷選手の数字以外の存在がどれだけ発揮できるか注目になります。この2人が実力を発揮すれば捕手の数字は平均以上の数字を残せるのではないかと思います。一方で人員はギリギリで、怪我人だらけになったら昨年同様の人手不足に頭を悩ませることになります。捕手のトレード獲得は渡辺GMの頭にはない考えなので、とにかく怪我に気をつけてほしいポジションに変わりはありません。






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