ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2023シーズン振り返り 背番号73 高木渉

【2023成績】

・1軍成績

5試合 打率.158 19打席 19打数 3安打 3塁打 8三振 出塁率.158 長打率.158 OPS.316 得点圏打率.000


・2軍成績

87試合 打率.248 364打席 322打数 80安打 18二塁打 2三塁打 6本塁打 120塁打 44打点 34得点 55三振 36四球 6犠飛 1盗塁 6併殺打 出塁率.319 長打率.373 OPS.691 得点圏打率.258 4失策




【ルキナ査定】

ランク:E→E

点数:−7点(◎1,△1,❌3) 前−7点

年俸:650万(−100万)

※700万(−50万)



【昨季振り返り】

一昨年2軍のホームラン王ながら2軍の帝王になってしまい、昨年の結果次第では今年の契約が危ぶまれました。昨年は開幕してから2軍で満足に結果を残せず、7月のロッテ戦で3安打猛打賞の試合が唯一活躍したと言える試合でした。その後佐々木朗希投手の前に完敗して早々に2軍降格、このまま2軍でシーズン終了となりました。





【総評】

残念ながら予想通りの結果でした。1軍では速球を意識して佐々木朗希投手に真っ向勝負のような打撃をしていましたが、全く対応出来てないので厳しかったです。2軍でもこの成績なので戦力外か現役ドラフト放出筆頭候補に名を挙げられましたが、それもなく今年もチームに生き残りました。3軍制導入に伴っての人員補充の恩恵を受けましたが、選手としての期待値は非常に低いものになっています。




【今季に向けて】

流石に今年ダメなら戦力外通告の可能性は極めて高くなると思います。今年の外野手候補に名前すらあがってない現状で高木選手がどう立ち向かっていくか、奇跡の大逆転劇が起こるかどうかに注目になります。




よければポチっとひと押しお願いします!

2023シーズン振り返り 背番号72 川越誠司

【2023成績】

12試合 打率.133 38打席 30打数 4安打 1本塁打 7塁打 5打点 2得点 13三振 6四球 1死球 1犠打 出塁率.297 長打率.233 OPS.531 得点圏打率.167




【ルキナ査定】

ランク:D→E

点数:−2点(◯5,△1,❌2) 前−2点

年俸:トレード移籍(−1400万)




【昨季振り返り】

外野手転向してから少しずつ数字を伸ばしていく中、似たタイプの蛭間選手を1位指名したことで川越選手の立場が危うくなるという意見がありましたが、先に言うとこれがその通りになる昨年でした。オープン戦で結果を残せず開幕2軍スタート、その後2軍で結果を残しながらも全く1軍昇格の声がかからず、完全に干された状況に陥ります。後に怪我だったことも明らかになり、愛人采配で干されたのと怪我が重なって1軍昇格が5月末まで遅れました。


1軍昇格して阪神戦でホームランを打ちDeNA戦では粘って押し出し四球など、交流戦では活躍を見せました。しかし長続きはせずにノーヒットが続いて登録抹消、そのまま7月に中日へトレード移籍が発表されました。




【総評】

どんぐり勢の中では四球の可能性がある川越選手はもう少し見たかった選手ですが、最後までインコースの弱点克服が出来ませんでした。その中で昨年蛭間選手をドラ1指名してチームの新たな顔候補として育て始めたとなると、川越選手の出番や立場はどんどん無くなる一方でした。最後は渡辺GMも温情を働かしての中日へのトレード移籍になりました。


15年ドラフト2位指名、指名当初は投手指名でしたが2年間でまともにストライクゾーンに投げられないので2年後に野手転向になりました。15年ドラフトは遅咲きの選手が多い中で、川越選手も遠回りしながらも、野手転向後は持ち前のパワーと身体能力を活かして少しずつ結果を残していきました。一昨年サヨナラホームランを打ちレギュラーに近づいた中で怪我で離脱、昨年も怪我が重なって出番が減ってトレード放出、数字を残してきた中で最後怪我でチャンスを逃したのは川越選手も一緒でした。川越選手は怪我がない世界線だけでなく、最初から野手指名で入団した世界線も見てみたかったと思う選手でした。




【退団後】

中日でヒットを打ちながらも大きな結果を残すことはできず、どうやら中日でもコンディション不良らしく下手したら今年で戦力外通告の可能性もあると思います。今年厳しい戦いになりそうですが、中日で元気な姿を見られたらと思います。




よければポチっとひと押しお願いします!

2023シーズン振り返り 背番号70 豆田泰志

【2023成績】

16試合 防御率0.59 6H6HP1S 15.1回 8被安打 12奪三振 奪三振率7.04 7与四球 1与死球 1失点 1自責点 被打率.151 K/BB1.71 WHIP0.98




【ルキナ査定】

ランク:育成→C

点数:9点(◯10,△1) 後9点

年俸:750万(+470万)

※750万(+470万)




【昨季振り返り】

一昨年リリーフ転向で能力を伸ばしたことでライオンズファンの中で密かに注目の的の選手になりました。昨年は開幕前時点で支配下候補一番手として名乗りを上げました。しかし開幕してから2軍で打たれる試合が続き、支配下登録一番手は古市選手に譲ることになりました。このまま育成で終わってしまうかと危惧されましたが、5月にしれっと現れた武隈さんの一言で山本由伸投手フォームに改造したことがきっかけで一気に調子を取り戻して、無事7月に支配下契約に滑り込むことができました。


後半戦に入り1軍昇格、プロ初登板の楽天戦では敗戦処理ながらストレートゴリ押し投球で三者凡退、この「豆直球」を武器に敗戦処理で結果を残し続けて、日本ハム戦では同点の5回に登板、2アウト満塁でフルカウントから野村選手にストレート勝負、フェンスギリギリまで飛ばされながらもレフトフライに抑えたことでプロ初ホールドを記録しました。


ここから失点したのはソフトバンク戦だけ、準勝ちパターンとして僅差の場面で球数を費やしながらもストレートゴリ押し投球で無失点に抑えていきます。延長戦などでホールドを稼いで6H記録、最後の試合はこれまでの頑張りが認められて3点差9回のセーブ場面で登板、0アウト1,2塁になりながらもここも無失点に抑えてプロ初セーブを記録して次に繋がるシーズン終了を飾ることができました。




【総評】

まさにストレートゴリ押し投球でした。投球割合の7割がストレート、カーブ合わせると9割以上ストレートとカーブだけ投げて1失点に抑えたということになります。「豆直球」と言われる豆田投手独特のストレートは高めに上擦りを見せながらも打者の手元でノビを見せるストレートで、球速以上のスピードを打者は体感していると思います。ストレート被打率.135、ストレート平均球速147kmとストレートだけでもプロの打者相手に戦えることを証明してくれました。


今後の課題は変化球習得になります。昨年は縦割れのカーブを投げていましたが、目先を変える緩急になりましたが決め球としては物足りなさが残りました。昨年ほとんど投げなかったスライダーとフォークも今年は投げていきながら、決め球となる変化球を探すことになりそうです。




【今季に向けて】

自らクローザー宣言をしてくれたので、その心意気を結果に繋げて欲しいです。変化球習得は大きなポイントになりますが、それに執着しすぎて肝心な豆直球を疎かにしないことも大事になります。ストレートがノビる一方で高めに上擦る癖を修正して、ストレートの空振り率も上げていきたいです。目指すべきは水上投手の描いた育成ドリームを再び掴みたいです。




よければポチっとひと押しお願いします!