ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2023シーズン振り返り 背番号59 大曲錬

【2023成績】

・1軍成績

10試合 防御率5.40 10回 14被安打 5奪三振 奪三振率4.50 8与四球 2暴投 1ボーク 8失点 6自責点 被打率.341 K/BB0.63 WHIP2.20


・2軍成績

31試合 防御率3.21 4勝4敗2S 勝率.500 33.2回 22被安打 1被本塁打 31奪三振 奪三振率8.29 19与四球 1与死球 2暴投 16失点 12自責点 被打率.186 K/BB1.63 WHIP1.22




【ルキナ査定】

ランク:C→E

点数:−6点(◯2,△2,❌2) 前−3点+後−3点

年俸:750万(−50万)

※820万(+20万)




【今季振り返り】

昨年は森友哉ブルガリア事件の陰の戦犯として終わりました。今年はオープン戦からアピールを続けて開幕1軍スタート、日本ハム戦では解説の金村さんから佐藤隼輔投手と一緒に絶賛されていたのが記憶に残っています。そしてこの時期が大曲投手の今シーズンピーク時でした。


スタートラインは佐藤隼輔投手と同じCランクスタート、一時的に勝ちパターンとして活躍した佐藤隼輔投手と対照的に敗戦処理で4月防御率1.29ながらK/BB0.75、WHIP1.43とオープン戦良かった球威が失われてしまい5月頭に登録抹消、その後小刻みに登録抹消を繰り返される形で1軍リリーフ空いた枠穴埋め要員として使いまわされるだけでした。2軍でも6点リードから最後大逆転負けを喫するなどして、最後ロッテ戦で3失点して実力通りの防御率になって終わりました。





【総評】

オープン戦では素晴らしい投球をしましたが、開幕してから今まで通りのノーコンでした。フォームからして身体の開きが早いタイプなので打者は速球に対応しやすいですが、それ以前にノーコンなのはリリースが安定してないのかなと思います。準硬式からプロ野球指名されて3年経ちましたが、時折潜在能力を見せますがなかなか才能開花せずに終わってしまうのがもどかしいです。




【来季に向けて】

この成績で謎に20万上がったので、まだ期待はされていると思います。まずはリリースポイントを安定させて、ノーコンを防ぐことになります。オープン戦で投げた指にかかったストレートは一級品でした。デビュー登板で見せた無回転SFF含めて、実力発揮させるためにもフォームとリリースの再現性を高められるかどうかになると思います。





よければポチっとひと押しお願いします!

2023シーズン振り返り 背番号58 佐藤龍世

【2023成績】

91試合 打率.263 257打席 209打数 55安打 9二塁打 3三塁打 3本塁打 79塁打 16打点 27得点 41三振 42四球 2死球 3犠打 1犠飛 2盗塁 1盗塁死 6併殺打 出塁率.390 長打率.378 OPS.768 得点圏打率.237 11失策


三塁打6位タイ、失策4位タイ





【ルキナ査定】

ランク:C→B

点数:−5点(◎5,◯23,△10,❌11) 前−9点+後4点

年俸:2200万(+1100万)

※2200万(+1100万)




【今季振り返り】

道路交通法違反の実刑判決からオリックス戦悪夢のフィルダースチョイスからのサヨナラ負けを喫してトレード放出、これで佐藤龍世選手のライオンズでのキャリアは終わったかと思いましたが、昨年山田遥楓選手の嫁トラブルをキッカケにまたもやトレードでライオンズに出戻るという全く予想しなかった展開でライオンズに復帰しました。復帰当初は日本ハムでは低打率な上にライオンズ戦ではスパイ疑惑レベルでやらかしてライオンズの勝利に貢献、加えて日本ハム放出原因もフェニックスリーグでの怠慢走塁でSHINJO監督にブチギレられたことなど、この時点で数合わせの補充にしかならないと思っていました。


しかし2軍監督時代から期待していた松井稼頭央としては、佐藤龍世選手に対する期待値は非常に高いものがあったと思います。オープン戦の時点で深刻な捕手不足に陥っていたチーム事情もあり、佐藤龍世選手は内野手兼第三捕手として捕手練習、最終的に2軍では2試合捕手として途中出場しました。


開幕して打率は2割3分付近をウロウロ、たまに打ったと思ったら守備走塁でしっかりやらかして打撃の活躍をチャラにすることを繰り返します。そうこうしているうちに6月からは完全な控えになり打席に立ったのは4打席のみ、7月に入り渡部選手の離脱がありスタメン出場が増えて、11試合で打率.346、出塁率.469、OPS.1.084、ライオンズに復帰後初のホームランを打つなど打撃で活躍を見せました。しかし7月だけで4失策、京セラオリックス戦では立て続けにタイムリーエラーをぶちかましてこれには私もブチギレました。この時スタメン外の声が高まり私も見限る段階に入りましたが、「一生懸命練習しているから」という理由で松井稼頭央はスタメンから外すことはしませんでした。


そんなこんなで打撃の活躍と守備の反省のないタイムリーエラーを繰り返していく中で、9月に打撃アプローチを確立させます。徹底した四球アプローチを確立させたことにより四球と出塁率が大きく増加、9,10月だけで27四球選び出塁率.468、それに加えて打率.289、OPS.914と最後は月間MVP候補にも名を挙げる活躍を見せて、契約更改で背番号10を勝ち取る1年になりました。





【総評】

松井稼頭央愛人枠で唯一成功例が出た選手です。7月のタイムリーエラーで見限った私の見る目がなかったということでこれは私が反省しないといけない点になりました。元々はフルスイング重視でしたが、日本ハム時代に「ペッパー師匠」と命名された軽打に徹する打撃に変えたことで最後の四球アプローチに繋がったかなと思います。9月からは徹底した四球アプローチで際どい球はストライク判定されても見極め続ける姿勢で四球を稼ぎました。IsoD0.13、ボール球見極め率81.20%、三振より四球の数が多くなり凡退の内容も脳筋族と比べると納得のいく凡退が多く、ライオンズ打線に足りない選球眼を身に付けてくれたことは非常に大きかったです。


打撃内容はインコースと左投手に強い成績です。左投手のチェンジアップも上手くすくい上げて打てたかなという印象があります。四球アプローチで積極性がなくなったりパワーダウンするリスクはありますが、佐藤龍世選手はその中でスイングの強さはバットコントロールはある程度保って打席に立てたことで、打率も落とさずに結果を残すことができたと思います。


本来これだけ打撃で成績を残していれば点数はプラスのはずですが、集計の結果マイナスになりました。当然守備のやらかしでマイナスされた影響が大きく、一番成績の悪いオリックス戦は打率.205、4失策で京セラ悪夢のフィルダースチョイスの反省が出来ていたかと言われたらまだ出来てないです。100試合未満で11失策は多く、記録上のタイムリーエラーは4つです。守備指標は決して悪くなく能力の問題ではなく、内容を見ているとランナーがいる場面の判断ミスやプレッシャーに負けてやらかすパターンだと思います。そんでもって松井稼頭央愛人采配はタイムリーエラーやらかしても最後まで守備固め出さず、挙げ句の果てに上手くもないセカンドで終盤エラーしても守備固め出さず、、、これは流石に違うのではないかと思います。佐藤龍世選手に関しては私の見る目がなかったのは紛れもない事実ですが、不必要な愛人采配で佐藤龍世選手の印象を下げたのは松井稼頭央も采配の改善が求められます。




【来季に向けて】

背番号10を着用するということで、来年がレギュラー奪取に向けて本番になります。予想通り外野コンバートせず内野勝負になりますので、終盤に身につけた四球アプローチを来年1年間続けられれば間違いなくレギュラー確定です。多少結果が出なかったり審判に嫌われる判定になっても、アプローチを変えずに続けていけるかが大きな鍵です。そしてサード守備でもタイムリーエラーせずに失策数を一桁に抑えられるかどうかです。個人的には悪夢のフィルダースチョイスを払拭するためにも、オリックス戦で結果を残すことが一番重要になってくるのではないかと思います。レギュラー奪取が近付いてきた中で、チームの低迷を救う選手になってもらいたいです。




よければポチっとひと押しお願いします!

2023シーズン振り返り 背番号57 黒田将矢

【2023成績】

・2軍成績

13試合 防御率3.93 3勝3敗 勝率.500 52.2回 48被安打 5被本塁打 44奪三振 奪三振率7.52 30与四球 3与死球 3暴投 34失点 23自責点 1QS QS率14.3 被打率.244 K/BB1.47 WHIP1.48





【ルキナ査定】

ランク:E→E

点数:—

年俸:650万(現状維持)

※650万(現状維持)




【今季振り返り】

今年は2月の練習試合で1回三者凡退に抑えて潜在能力の高さを見せました。2軍では先発登板をメインに重ねていき、ジュニアオールスターに選出されましたがここで怪我をして出場辞退、これがもったいなかったですね。結局実戦復帰が9月まで遅れてしまい、1軍デビューに届かずシーズン終了になりました。




【総評】

練習試合で150km超えのストレートをインコースに投げ込んで見逃し三振を取ったのは衝撃でした。リリーフならすぐ1軍登板出来ると思いますが先発育成と酷使しない方向性になっています。先発では好調なら自分のペースでガンガン投げられますが、崩れると止まらないのでまだ修正能力に課題があります。スタミナも足りないのでまだまだ育てることが必要になると思います。




【来季に向けて】

来年こそは絶対に1軍登板はしたいです。羽田投手同様に怪我が最大の障壁になっています。練習試合の内容から見ても実戦向きな投球なので、2軍先発で好成績を残し続けて、なんとか1軍枠を勝ち取りたいです。来年は羽田投手同様に1軍で潜在能力の高さを見せてもらいましょう。




よければポチっとひと押しお願いします!