ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

箱根駅伝 シード落ち13校

今日で予選落ち13校振り返って、明日からまた昨年の選手個人成績振り返りに戻します。




総合11位 東海大学 予想14位

往路16位 復路9位

1区兵藤     区間5位

2区花岡     区間13位

3区鈴木天智   区間15位

4区野島     区間16位

5区喜早     区間22位

6区梶谷     区間9位

7区石原     区間15位

8区南坂     区間7位

9区竹割     区間11位

10区ロホマン   区間20位


6区で11位浮上しますが中央が一気に10位浮上されてシード権と約1分半、石原選手で挽回したいところでしたが1km3分ペースで走るのがやっとの状態、区間15位に沈みこれで厳しくなりました。しかし南坂選手が諦めずに懸命に前を追って区間7位、大東と中央が失速したことで10位浮上でシード権の可能性が出ました。9区終了時点で11位大東と4秒差、全てはロホマン選手の単独走に託されましたが、目の前に見えない4秒差との戦いは相当難しく、ここで逆転を許してシード落ちすることになりました。


惜しかったですが結局5,10区と最後の詰めの甘さが相変わらずでした。両角監督も最後の戦略のなさが課題になっています。ここ2年は内部分裂もあり非常に大変な時期でしたが、下級生が頑張った部分は来年に繋がるのではないかと思います。苦手な予選会をしっかり乗り越えていけば来年シード権獲得の可能性はあると思います。




総合12位 国士舘大学 予想18位

往路11位 復路15位

1区山本龍神   区間22位

2区カマウ    区間17位

3区生駒     区間12位

4区西田     区間10位

5区山本雷我   区間7位

6区勝部     区間18位

7区瀬川     区間11位

8区生田目    区間13位

9区川勝     区間13位

10区鈴木     区間15位


大健闘だと思います。6区失速して終わったかと思いましたが、本当に今年の国士舘は例年と違う粘りを見せてくれました。瀬川選手が区間11位と粘ると、その粘りに生田目選手と川勝選手も続きました。9区終了時点でシード権と34秒差、逆転シード権の可能性が最後まで見えましたが流石にそこまで都合良くいきませんでした。それでも最後東海と同タイムでの12位、振り返ると区間一桁は1つだけでしたが区間15位以内でまとめた区間は7つ、今年の箱根駅伝は簡単に終わらない粘りを見せてくれたと思います。





総合13位 中央大学 予想3位

往路13位 復路13位

1区溜池     区間19位

2区吉居大和   区間15位

3区中野     区間20位

4区湯浅     区間3位

5区山﨑     区間14位

6区浦田     区間5位

7区吉居駿恭   区間賞

8区阿部     区間22位

9区白川     区間16位

10区柴戸     区間9位


混戦のシード権争いは当初6区で浦田選手が抜け出して11位に1分半の差をつけて、吉居駿恭選手が区間賞の走りでこれでシード権大丈夫だと思ったんですが、、、阿部選手が途中で急激に失速、監督から3分20秒ペースで良いと言われるほどフラフラになり区間22位でシード権争いから脱落、白川選手も区間16位でそのまま13位で終わってしまいました。


ここまで体調不良者で狂わされるのも早々ないですね。本来なら3位争いのはずが予選会からの再スタートになりました。予選会は大丈夫と言いたいですが、東京国際みたいに予選会トップ通過候補がまさかの予選落ちもここ数年起きているので油断は出来ません。体調管理の徹底からになります。




総合14位 立教大学 予想21位

往路17位 復路14位

1区林    区間18位

2区國安   区間20位

3区馬場   区間8位

4区中山   区間10位

5区山本   区間14位

6区原田   区間11位

7区吉田   区間19位

8区稲塚   区間11位

9区安藤   区間18位

10区関口   区間3位


復路は原田選手と稲塚選手が区間11位で走れて無事最後まで襷を繋げることが出来ました。最後関口選手が区間3位とエースの走りを見せて14位でゴール、関口選手は病気がなければ往路で走る姿を見たかったですね。今年は監督の不祥事などありチーム運営はガタついた中で、大学最高順位を更新するなど選手は頑張った1年だと思います。



総合15位 日本大学 予想20位

往路19位 復路18位

1区西村      区間4位

2区キップケメイ  区間10位

3区安藤      区間4位

4区久保      区間23位

5区大橋      区間19位

6区山口月暉    区間19位

7区下尾      区間17位

8区鈴木      区間14位

9区中沢      区間19位

10区大仲      区間17位


やはり復路は難しかったですね。下尾選手も本調子には程遠かったです。しかし8区で鈴木選手が区間14位で走ったことで繰り上げ回避して最後まで襷を繋げたことが今回最大の収穫でないかと思います。久々の箱根駅伝で日本人選手も最低限戦えたことは来年の予選会突破に向けて大きな経験になると思います。



総合16位 日本体育大学 予想17位

往路21位 復路11位

1区平島   区間23位

2区山口   区間22位

3区漆畑   区間12位

4区大森   区間20位

5区三好   区間12位

6区富永   区間14位

7区田島   区間9位

8区分須   区間2位

9区田中   区間20位

10区住原   区間6位


復路は良かったです。田島選手が区間9位、そしてこれまで駅伝で苦しんできた分須選手が区間2位の快走は嬉しかったですね。これで最下位争いからは完全に抜け出し、最後住原選手が順位を4つ上げて16位でゴールになりました。日体大も例年予選会番長になっています。復路はそこそこ戦えたので、往路の人選を揃えられるかになります。



総合17位 順天堂大学 予想12位

往路10位 復路22位

1区三浦龍司   区間10位

2区浅井     区間19位

3区海老澤    区間14位

4区吉岡     区間8位

5区石井     区間13位

6区氷見     区間17位

7区内田     区間22位

8区森本     区間18位

9区藤原     区間17位

10区斎藤     区間21位


ここまで復路が酷いとは思いませんでした。6区でシード権争いから脱落して、7区からどんどん順位落としてまさか9区で襷が途切れるとは思いませんでした。復路は一番良くて区間17位、総合でも17位に転落して予選会からやり直しになります。




総合18位 駿河台大学 予想23位

往路14位 復路21位

1区レマイヤン  区間6位

2区新山     区間21位

3区古橋     区間18位

4区東泉     区間14位

5区倉島     区間5位

6区塩路     区間23位

7区藤井     区間21位

8区岡崎     区間12位

9区長田     区間21位

10区久保     区間13位


6区で最下位スタート、7区で一気に襷繋がるか怪しくなってきました。それでも岡崎選手がなんとか粘って可能性残しましたが、9区で長田選手が区間21位に沈んで襷がつながりませんでした。久保選手は最後意地の走りをしてくれたと思います。2年前より総合では戦えるようになりましたが、襷が繋がらなかったのは悔しさが残ると思います。



総合19位 中央大学大学 予想16位

往路18位 復路20位

1区稲見     区間20位

2区吉田礼志   区間14位

3区伊藤     区間21位

4区黒岩     区間6位

5区柴田     区間16位

6区小松     区間16位

7区工藤     区間12位

8区黒谷     区間16位

9区近田     区間23位

10区飯塚     区間12位


6,7区が不発、というか小松選手と工藤選手の区間配置は逆な気がするのは気のせいですかね。9区で近田選手がぶっちぎりの区間最下位に沈んだことで中央学院も繰り上げスタートになってしまいました。今回も10人揃える選手層に苦労し、あと個人的には川崎監督の采配も疑問に思う部分が残りました。神大の大後監督が退任となり、長く続いている川崎監督もそろそろ結果を残さないと退任云々の話に発展する可能性があります。



総合20位 明治大学 予想10位

往路23位 復路8位

1区大湊   区間8位

2区児玉   区間23位

3区杉    区間11位

4区森下   区間22位

5区吉川   区間21位

6区堀    区間7位

7区尾崎   区間16位

8区綾    区間3位

9区鈴木   区間8位

10区古井   区間22位


復路は別人の走りでした。3区間一桁順位、特に綾選手は故障で8区にまわりましたが、そこで区間3位と好成績で来年の2区への期待が高まりました。今回も区間一桁順位が4つ、区間20位以下が4つと超凸凹駅伝で呆気なく撃沈する羽目になりました。予選会やトラックでは好成績ですが本戦に滅法弱いチームになってしまいます。山本監督も特に往路の対策はしっかり練らないといけなくなります。



総合21位 神奈川大学 予想15位

往路22位 復路16位

1区巻田     区間20位

2区小林     区間18位

3区宇津野    区間10位

4区宮本     区間21位

5区大泉     区間23位

6区大岩     区間6位

7区新妻     区間18位

8区高橋銀河   区間21位

9区佐々木    区間14位

10区酒井     区間8位


大岩選手が4年生の意地を見せて区間6位の好走、これでひとまず襷を繋げることが出来たので大きかったです。酒井選手も大東と最後まで並走出来たのは収穫ですかね。現時点で予選落ちの危険が最も高いのが神大です。そして前評判の高かった4年生世代がこの結果で監督の責任問題も問われると思ったら、大後監督の退任が発表されました。監督が変わって果たして来年の箱根予選会を突破出来るかどうかです。



総合22位 東京農業大学 予想19位

往路20位 復路19位

1区高槻     区間11位

2区並木     区間7位

3区長谷部    区間23位

4区原田     区間19位

5区吉村颯斗   区間17位

6区植月     区間22位

7区前田     区間13位

8区円谷     区間19位

9区深堀     区間4位

10区栗本     区間23位


前田選手は無理させないと小指監督が言っていたので、区間13位は仕方ないでしょう。そんな中で深堀選手が区間4位は大きな収穫でした。東農大は来年がターニングポイントでしょう。高槻選手と並木選手が卒業して、箱根予選会突破枠も10枠に戻る中で前田選手以外の選手もしっかり集団走でタイムを稼げるかどうか、全体の底上げが求めらます。



総合23位 山梨学院大学 予想22位

往路15位 復路23位

1区北村     区間16位

2区キピエゴ   区間9位

3区髙木     区間22位

4区和田     区間17位

5区弓削     区間11位

6区髙田     区間21位

7区徳田     区間23位

8区新本     区間19位

9区平八重    区間22位

10区占部     区間19位


復路はボロボロでした。期待していた髙田選手が区間21位で早々にシード権争い脱落、さらに徳田選手が66分かかってしまい一気に繰り上げのピンチに陥り、結局8区で繰り上げスタートになっていました。往路は最低限走り切りながら、復路は少なくとも最下位転落はない展開でぶっちぎりの最下位転落は酷いですね。山梨学院も次の予選落ちの危険が高いです。改めて日本人選手の強化が必要です。




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箱根駅伝 総合優勝青山学院大学 シード10校

シード10校とシード落ち13校別に振り返ります。今回は体調不良に見舞われた大学が多く、全体的にベストメンバーを組めずにそれぞれブレーキ区間があって順位変動が多かったです。





総合優勝 青山学院大学 予想2位

往路1位 復路1位

1区荒巻     区間9位

2区黒田     区間賞

3区太田     区間賞

4区佐藤一世   区間賞

5区若林     区間2位(新)

6区野村     区間2位

7区山内     区間3位

8区塩出     区間賞

9区倉本     区間賞

10区宇田川    区間2位


6区で駒澤を大きく引き離して、7区で優勝を決定づけました。あとは総合記録との戦いになり、塩出選手と倉本選手が区間賞、宇田川選手も総合記録更新しての優勝になりました。今回は各大学が怪我や体調不良者などで10人揃えるのに苦戦した中で、青学は体調不良だった佐藤一世選手含めて10人完璧に揃えられたが最大の勝因でした。





総合2位 駒澤大学 予想1位

往路2位 復路2位

1区篠原     区間賞

2区鈴木芽吹   区間2位

3区佐藤圭汰   区間2位

4区山川     区間6位

5区金子     区間3位

6区帰山     区間12位

7区安原太陽   区間4位

8区赤星     区間4位

9区花尾     区間5位

10区庭瀬     区間4位


6区で事実上の優勝争い脱落になりました。伊藤選手が走れずに帰山瀬選手が60分近くかかってしまったのは厳しいですね。7区以降も悪くはないですが全体的に青学に一歩及びませんでした。復路はプレッシャーもあって本来の走りには届きませんでした。やはり駒澤であっても連覇は簡単なことではないというのが、箱根駅伝の怖さだと思います。藤田監督も1年目で優勝のプレッシャーに勝てなかったのは残念でした。




総合3位 城西大学 予想4位

往路3位 復路12位

1区野村颯斗   区間3位

2区斎藤将也   区間8位

3区キムタイ   区間3位

4区山中     区間5位

5区山本唯翔   区間賞(新)

6区久保出    区間13位

7区林      区間5位

8区小田     区間17位

9区平林     区間10位

10区中田     区間16位


往路でエース格使い切ったので、復路は堅実に走る形になりました。復路成績はそんなに良くなかったですが、林選手の好走で3位を確実にしたと思います。日本人主力選手が4年生で集大成というタイミングで、目標の3位を達成出来たのは喜ばしいことです。




総合4位 東洋大学 予想13位

往路4位 復路3位

1区九嶋   区間15位

2区梅崎   区間6位

3区小林   区間6位

4区松山   区間2位

5区緒方   区間10位

6区西村   区間8位

7区熊﨑   区間19位

8区村上   区間10位

9区吉田   区間2位

10区岸本   区間賞


7区で後ろに迫られて順位を落としそうになりましたが、村上選手が後半突き放して吉田選手は区間2位の快走で無事4位を確保できました。岸本選手は今年区間賞の走りを見せて、3位が目の前に見える位置まで追い上げを見せました。前評判ではシード権落ちを危惧されましたが、蓋を開けたら区間2位と6位が2つずつ、15位以下は2つだけで体調不良者続出の中で見事箱根への調整を合わせました。個人的には梅崎選手と松山選手の好走は素晴らしいと思います。



総合5位 國學院大学 予想5位的中

往路6位 復路5位

1区伊地知   区間17位

2区平林    区間3位

3区青木    区間4位

4区辻原    区間4位

5区上原    区間17位

6区後村    区間10位

7区田中    区間7位

8区鎌田    区間6位

9区吉田    区間7位

10区高山    区間10位


復路は下級生だけで走りました。その中でブレーキ区間作らずに順位を上げたのは大きな収穫と言えます。山本歩夢選手と嘉数選手不在でこれだけ走れたのは凄いですね。特に当日変更だと思った田中選手が区間7位だとは思いませんでした。今回卒業するのは1区伊地知選手だけ、9人が残る来年は3位以内は絶対に狙いたいです。そのために1区の人選、そして山対策が大きな課題になりそうです。



総合6位 法政大学 予想9位

往路9位 復路4位

1区宮岡   区間14位

2区松永   区間11位

3区野田   区間17位

4区小泉   区間12位

5区細迫   区間8位

6区武田   区間賞

7区矢原   区間9位

8区清水   区間9位

9区稲毛   区間6位

10区宗像   区間14位


武田選手のアドバンテージは大きかったですね。武田選手は来年57分台を狙って欲しいです。6区で7位浮上しそこから流れになって矢原選手と清水選手が区間9位で繋いで行き、稲毛選手が区間6位と頑張って6位浮上、そのまま6位でゴールしました。法政も今年も前評判以上の走りが出来たと思います。



総合7位 早稲田大学 予想8位

往路5位 復路10位

1区間瀬田    区間12位

2区山口     区間4位

3区辻      区間7位

4区石塚     区間13位

5区工藤     区間6位

6区柳本     区間20位

7区諸冨     区間14位

8区伊福     区間5位

9区菖蒲     区間11位

10位菅野     区間5位


6,7区当日変更で嫌な予感がそのまま的中、早稲田も体調不良者が出てベストメンバーが組めず、7区終了時点で9位に沈みシード権争いに巻き込まれました。これを救ったのが伊福選手で、全日本のリベンジ成功の走りで8位に押し上げてシード権を確実なものにしました。菅野選手も最後頑張って好走したのは良かったと思います。全日本シード落ちから箱根は体調不良者が出ながらも上手くカバーが出来たと思います。




総合8位 創価大学 予想6位

往路7位 復路7位

1区桑田     区間2位

2区ムチーニ   区間5位

3区山森     区間19位

4区野沢     区間15位

5区吉田響    区間9位

6区川上     区間3位

7区石丸     区間8位

8区小池     区間15位

9位吉田凌    区間15位

10区上杉     区間11位


復路も往路同様に序盤の貯金を食い繋いでいく形になりました。川上選手が後半スピード上げて区間3位まで上げたのは凄かったですね。石丸選手も区間8位、この2人はこれからのエース格としての期待が高まります。そこから二桁順位に沈んで去年と同じ8位ゴール、小池選手はまだしも、吉田凌選手はもっと上で走って欲しかったですかね。今年は凸凹駅伝が続いたので、来年は悪い区間をどれだけ減らしていけるかです。



総合9位 帝京大学 予想11位

往路12位 復路6位

1区西脇   区間7位

2区山中   区間16位

3区柴戸   区間9位

4区末次   区間9位

5区尾崎   区間20位

6区大吉   区間15位

7区小野   区間2位

8区島田   区間8位

9区小林   区間3位

10区日高   区間18位


6区でシード権争いから脱落しかけましたが、そのピンチを救ったのは小野選手でした。今年怪我に苦しんだ小野選手が最後意地の区間2位の快走でシード権争いに戻り、8区で相手のミスに乗じて8位浮上、小林選手の走りが大きくて10区失速してもカバー出来ました。今回区間15位以下が4つありましたが、復路で小野選手と小林選手が大きく稼いで相手のミスも使ってシード権に返り咲くことに成功しました。戦力的に厳しくなっても中野マジックは健在でした。



総合10位 大東文化大学 予想7位

往路8位 復路17位

1区西川     区間13位

2区久保田    区間12位

3区入濱     区間16位

4区西代     区間18位

5区菊地     区間4位

6区佐竹     区間4位

7区小田     区間6位

8区ワンジル   区間23位

9区大谷     区間9位

10区佐々木    区間7位


佐竹選手の好スタートから小田選手も区間6位の好走で7位浮上、しかし好不調の激しいワンジル選手が残念ながら悪い時の走りでまさかの69分台で区間最下位に沈み11位に急落、ここで大谷選手が踏ん張って10位東海とは4秒差のシード権争いに突入、佐々木選手が神大との並走でペースを保ちながら走って逆転して9年ぶりのシード権獲得となりました。


往路は最低限繋げて山で稼ぐ、復路は8区以外は完璧に走ってシード権に返り咲きました。往路のスピードにどれだけ対応出来るかが連続シードの鍵ですかね。あと、ワンジル選手は悪い時は途中棄権か区間最下位の2択なので、もう少し最低限の走りを出来るようにしないと箱根は起用しにくくなります。




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箱根駅伝 往路優勝青山学院大学

今年の箱根駅伝は1区が非常に難しい走りになりましたね。戦略が当たるか外れるかで大きく差を離されました。個人的には今年の1区は見ていて非常に面白かったです。そして2区から青学の逆襲や3位以下も番狂せ連発で見応えがありました。




往路優勝 青山学院大学

1区荒巻     区間9位

2区黒田     区間賞

3区太田     区間賞

4区佐藤一世   区間賞

5区若林     区間2位(新)


1区荒巻選手が先頭争いに飛び出して失速しました。しかし失速した中で9位で踏み止まれたのは2区からの流れには大きかったと思います。黒田選手が集団走を引っ張りながら途中ペースを上げていき、最後駒澤と22秒差まで詰め寄ったことで往路優勝の可能性が出てきました。太田選手が丹所選手の日本人区間記録更新する快走で遂に先頭に出て、佐藤一世選手も序盤ハイペースで駒澤を離して見事区間賞、若林選手も去年体調不良のリベンジで区間新記録、往路新記録で往路優勝となりました。


復路も流れに乗っていきそうですね。6,7区は駒澤がやや優里なのでそこをしっかり粘っていけるかでしょう。2年ぶりの総合優勝が一気に近くなりました。



往路2位 駒澤大学

1区篠原     区間賞

2区鈴木芽吹   区間2位

3区佐藤圭汰   区間2位

4区山川     区間6位

5区金子     区間3位


1区篠原選手の配置が見事的中、レマイヤン選手を上手く使って区間賞の走りで駒澤の往路優勝かと思いましたが、、、鈴木芽吹選手と佐藤圭汰選手も本来なら区間賞の走りなんですがそれを上回った青学の2人に完敗でした。3区で先頭を明け渡してからは山川選手がスロースターとで青学に離されてから完全に流れを失いました。金子選手も差をつけられましたが最低限粘りを見せて駒澤も往路新記録を出していますが、青学と2分38秒差つけられたのは痛いですね。


復路は勝負するしかないです。6区伊藤選手、7区安原選手に変更して何とか青学を追いかけるしかないですね。優勝は厳しいですが諦めずに前を追いたいです。



往路3位 城西大学

1区野村颯斗   区間3位

2区斎藤将也   区間8位

3区キムタイ   区間3位

4区山中     区間5位

5区山本唯翔   区間賞(新)


無理せず集団走から最後スパートかけた戦略が的中しました。上位2校には及びませんでしたが、キムタイ選手で3位を確実にさせて、斎藤将也選手と山中選手も粘りの走りが出来たと思います。これで山本唯翔選手は自身の区間記録との戦いに専念して見事69分15秒、今井さんにあと一歩の区間新記録で往路最高記録の3位でした。復路は確実に3位を守る走りをしたいです。



往路4位 東洋大学

1区九嶋   区間15位

2区梅崎   区間6位

3区小林   区間6位

4区松山   区間2位

5区緒方   区間10位


お見事、これは大健闘と言っていいでしょう。梅崎選手が途中平林選手と並走して最後追いやっていくとは思いませんでした。梅崎選手の大健闘で流れに乗って小林選手も5位争いを転じて松山選手が最後復活を見せて区間2位の快走、緒方選手も順位を守ってひとつ番狂せを見せました。


4位で1位と7分、3位と4分近く離されているので現実的に5位以内を目標ですね。往路の走りを見ると復路も期待値が上がったので、鉄紺の意地を見たいです。



往路5位 早稲田大学

1区間瀬田   区間12位

2区山口    区間4位

3区辻     区間7位

4区石塚    区間13位

5区工藤    区間6位


早稲田も伊藤選手不在で5位は健闘したと思います。花田監督の采配が当たりました。12位スタートから山口選手が集団走からは青学に次いで2番目で4位浮上、辻選手はまさかの3区で順位落としましたが区間7位は善戦したと思います。石塚選手は不調でしたが、最も懸念された5区工藤選手が本当に登りの適性を発揮して順位を上げて5位でゴールになりました。復路のメンバー自体は自信があると思いますので、5位を守っていきたいです。



往路6位 國學院大学

1区伊地知   区間17位

2区平林    区間3位

3区青木    区間4位

4区辻原    区間4位

5区上原    区間17位


1区が大失敗でしたね。伊地知選手が前に出る選択をしましたがガス欠して17位スタート、ロード型の選手には今年の1区は鬼門でした。しかし平林選手が17位から猛追を見せて、それに青木選手と辻原選手も続いて5位浮上、辻原選手は当日変更あるかと思いましたが走って区間4位は大健闘だと思います。上原選手は山は厳しかったですが、2〜4区の3人が1,5区の穴をしっかり埋める活躍をしてくれました。復路は5位を目標にしていきたいです。



往路7位 創価大学

1区桑田     区間2位

2区ムチーニ   区間5位

3区山森     区間19位

4区野沢     区間15位

5区吉田響    区間9位


前半良かったです。桑田選手は集団走から最後スパート合戦を制して2位スタート、ムチーニ選手も予想以上走れて留学生の中ではトップの走りでした。しかし山森選手が5位争いから脱落して区間19位に撃沈、野沢選手も失速して吉田響選手は思ったより後半伸びなかったですね。桑田選手とムチーニ選手の貯金で7位でゴールしました。創価も油断は出来ませんが、シード権は大丈夫だと思うので一つでも上の順位を目指すことになります。



往路8位 大東文化大学

1区西川    区間13位

2区久保田   区間12位

3区入濱    区間16位

4区西代    区間18位

5区菊地    区間4位


西川選手が転倒しながらも13位でまとめて、2区まではシード権の見える位置をキープしました。入濱選手がブレーキになり西代選手が区間18位と撃沈して4区終了時点で14位、ここから菊地選手が6人抜きの8位まで浮上させたのは大きいですね。久々に「山の大東」に相応しい山登りの走りを見ることができました。


大東で10分以上離されたのでここから一斉スタートです。大東はシード権争いで狙われる位置にいるので注意ですね。4区予想だったワンジル選手が復路で走れるかどうかは大きな鍵になってきます。



往路9位 法政大学

1区宮岡   区間14位

2区松永   区間11位

3区野田   区間17位

4区小泉   区間12位

5区細迫   区間8位


区間順位以上に上手くレース運びができたと思います。松永選手は前半突っ込んで強気の走りを見せました。野田選手も区間17位でも順位上がるなど、4区まで最低限の走りを繋げていきました。細迫選手は大東と並走しながら順位を上げていき最後9位でゴール、復路は武田選手がいる分かなり有利に働くと思います。武田選手の貯金でシード権を守りたいです。



往路10位 順天堂大学

1区三浦龍司   区間10位

2区浅井     区間19位

3区海老澤    区間14位

4区吉岡     区間8位

5区石井     区間13位


浅井選手が失速した時は厳しいかと思いましたが、よく10位まで盛り返したと思います。ここまで苦戦が続いた吉岡選手が4区8位と好走見せてシード権争いに復帰、石井選手は最後後ろからの猛追を受けながらもなんとか10位を守ってゴールしました。順天堂は復路は半々ですかね。昨年稼いだ6,8区を今年どうなるかです。



往路11位 国士舘大学

1区山本龍神   区間22位

2区カマウ    区間17位

3区生駒     区間12位

4区西田     区間10位

5区山本雷我   区間7位


こちらも健闘したと思います。2区終了時点で18位、例年だとこの時点で終戦になりますが、今年の国士舘は違いました。3区から生駒選手が立て直して15位浮上、西田選手も区間10位で健闘して、山本雷我選手が山登りで好走を見せて、見事10位と3秒差まで詰め寄って明日の復路に繋げました。


ただ、さすがに復路は厳しいかなと思います。往路は例年と違う部分を見せたので、復路も番狂せを見せて欲しいですがシード権争いは混戦なので苦戦が予想されます。





往路12位 帝京大学

1区西脇   区間7位

2区山中   区間16位

3区柴戸   区間9位

4区末次   区間9位

5区尾崎   区間20位


西脇選手が難しい展開で7位で好スタートを切りました。山中選手はやや苦戦しましたかま、柴戸選手と末次選手が区間9位でまとめて4区終了時点で7位、しかし懸念された山で区間20位と大ブレーキを起こして12位まで転落、もったいなかったですね。復路は5人ミスなく走ることが前提で、あとは他校のミスをものにする形でシード権獲得出来るかどうかになります。





往路13位 中央大学

1区溜池     区間19位

2区吉居大和   区間15位

3区中野     区間20位

4区湯浅     区間3位

5区山﨑     区間14位


まさか、、、最大の誤算でした。溜池選手がハイペース展開で10kmすぎから失速、19位スタートから吉居大和選手と中野選手もペースが上がらず昨年から大きくタイムを落として3区終了時点で18位、湯浅選手が区間3位の力走を見せて13位まで浮上、山﨑選手も初の山登りで粘りを見せましたが結局13位で終わりました。


どうやら直前に体調不良者が続出したということで、この時点で万全な走りには程遠かったということでしょう。さすがにシード権は大丈夫だと思いたいですが、吉居駿恭選手など体調不良者がどれだけいるかが分からないですね。



往路14位 駿河台大学

1区レマイヤン  区間6位

2区新山     区間21位

3区古橋     区間18位

4区東泉     区間14位

5区倉島     区間5位


面白くしたのはレマイヤン選手でした。ハイペース展開の先陣を切って相手選手を撹乱、最後抜かれて6位でしたが最低限の役割とレース展開を分からなくさせた役割は大きかったでしょう。その後ズルズル転落しましたが、倉島選手が区間5位と奮闘して14位まで上がったならこちらも健闘したと言えると思います。一応シード権の可能性はありますが、現実的には大学最高順位更新を目指して走ることになると思います。



往路15位 山梨学院大学

1区北村     区間16位

2区キピエゴ   区間9位

3区髙木     区間22位

4区和田     区間17位

5区弓削     区間11位


可もなく不可もなくですかね。髙木選手がもう少し走れたらよりシード権争いに割って入れたかなと思います。弓削選手は最低限の走りでしたが、区間一桁で走りたかったです。ひとまず6区高田選手が復路一切スタートから抜け出す走りをしたいです。



往路16位 東海大学

1区兵藤     区間5位

2区花岡     区間13位

3区鈴木天智   区間15位

4区野島     区間16位

5区喜早     区間22位


4区までは良かったんですけどね。兵藤選手が5位と好スタート、2区以降順位を落としながらも4区終了時点で9位とここまでは粘りを見せました。ただ、吉田響選手が編入していなくなった5区が区間22位で一気にシード権黄色信号まで落ちました。復路は石原選手がどれだけ走れるか、あとは越選手が走るかどうかですね。石原選手が区間賞争いの走りをすれば逆転シード権の可能性がありますので、諦めずに走ることになります。



往路17位 立教大学

1区林    区間18位

2区國安   区間20位

3区馬場   区間8位

4区中山   区間10位

5区山本   区間14位


序盤大きく出遅れましたが、3区から巻き返しを見せることができました。馬場選手と中山選手は後ろから流れを変えてくれました。立教も10位と約1分20秒差でシード権の可能性はなくはないので、この流れで復路も一つでも上の順位を目指したいです。



往路18位 中央学院大学

1区稲見     区間20位

2区吉田礼志   区間14位

3区伊藤     区間21位

4区黒岩     区間6位

5区柴田     区間16位


稲見選手には厳しい展開でした。吉田礼志選手も順位を上げましたが記録は伸びなかったです。黒岩選手が親子給水で区間6位と好走したのが救いでしたかね。復路の選手層は気掛かりですが、まずは6区に入るであろう工藤選手が一斉スタートの先陣を切りたいです。



往路19位 日本大学

1区西村      区間4位

2区キップケメイ  区間10位

3区安藤      区間4位

4区久保      区間23位

5区大橋      区間19位


序盤は本当に素晴らしい走りでした。西村選手が4位と好スタート、キップケメイ選手が留学生対決に敗れてこれで終わりかと思いましたが、ここで終わらず安藤選手も5位集団争いに最後まで加わって区間4位の快走、3区終了時点で4位になりました。しかし4区久保選手が区間最下位でここまでになりました。一応シード権と約1分半なので日大までは逆転シードの可能性はありますが、往路で主力使い切っているので復路は襷を繋げることが現実目標になりそうです。



往路20位 東京農業大学

1区高槻     区間11位

2区並木     区間7位

3区長谷部    区間23位

4区原田     区間19位

5区吉村颯斗   区間17位


見せ場は作ったと思います。高槻選手がめまぐるしい1区で11位と良い位置で襷を繋いで、並木選手が67分3秒と快走を見せて6位浮上、これで3区前田選手だったらさらに面白い展開だったと思いましたが前田選手不在でそこからは厳しかったです。原田選手は区間15位以内で走りたかったですかね。復路で前田選手が走るのかは分かりませんが、東農大も目標は最後まで襷を繋げることになります。



往路21位 日本体育大学

1区平島   区間23位

2区山口   区間22位

3区漆畑   区間12位

4区大森   区間20位

5区三好   区間12位


まず当日変更で3区山口選手が外れた時点相当苦しくなりました。ハイペースの1区で実力不足の平島選手が早々に遅れて最下位スタート、漆畑選手は粘って三好選手は予想以上に走れましたが、結局順位2つ上げるまでが精一杯でした。日体大は襷がつながらない危険があるので、まずはしっかり襷をつなぐことになります。




往路22位 神奈川大学

1区巻田    区間20位

2区小林    区間18位

3区宇津野   区間10位

4区宮本    区間21位

5区大泉    区間23位


神大も予想以上に酷かったですね。1区で早々にシード権争いから脱落しました。小林選手もこの劣勢は覆せませんでしたね。宇津野選手以外非常に厳しい結果でした。復路はひとまず襷をつなぐのと、4年生をどれだけ起用するのか、来年に向けて下級生を起用するかどうするかです。




往路23位 明治大学

1区大湊   区間8位

2区児玉   区間23位

3区杉    区間11位

4区森下   区間22位

5区吉川   区間21位


いや、、2区がダメなのは相変わらずですがまさか最下位まだ落ちるとは、、、せっかく大湊選手が8位と好スタートを切りましたが児玉選手が区間最下位であえなく撃沈、森下選手もまさかの区間22位、吉川選手も区間21位で最下位転落しました。まずは最下位脱出、復路は少しでも一桁順位を増やしていくしかないです。




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