ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2023シーズン振り返り 背番号6 源田壮亮

【2023成績】

100試合 打率.257 435打席 397打数 102安打 9二塁打 4三塁打 119塁打 22打点 30得点 82三振 26四球 3死球 8犠打 1犠飛 5盗塁 6盗塁死 5併殺打 出塁率.307 長打率.300 OPS.607 得点圏打率.342 9失策



三塁打5位、盗塁死6位タイ、失策9位タイ




【ルキナ査定】

ランク:B→B

点数:10点(◎8,◯29,△13,❌10) 前1点+後9点

年俸:30000万(現状維持 5年契約2年目)

※30000万(現状維持 5年契約2年目)




【今季振り返り】

WBCショートレギュラーとして活躍しましたが試合中に右手指骨折、これで離脱かと思いましたが源田選手の希望とチームのショートレギュラー不在、さらに球団の本人希望尊重も重なりテーピングを巻いて強行出場、これにより怪我の治療が長引いて復帰は5月下旬になりました。これには賛否両論ありましたが、個人的には今年の松井稼頭央の無能ぶりに付き合うぐらいならWBC優勝を経験した方が間違いなく源田選手のキャリアは輝きますから、この判断は構わないと思います。


復帰戦でタイムリーを放ってすぐに5番起用、疲れてもないのに指名打者起用など復帰当初の源田選手の扱いの迷走ぶりが目立ちました。当の源田選手も復帰してからなかなかリズムが掴めず、5,6月は打率2割台前半、広島戦では実質3失策などチームが低迷する中、最下位のキャプテンになってしまいました。


7月に入りようやく打撃の状態が上がり7月打率.309、得点圏打率.571、後半戦から突如としてチャンスに強くなり最終的に得点圏打率3割超え、その流れで8,9月も最低限の打率はキープしてやや物足りないながら今年のチーム基準だと最低限の数字は残しました。しかしホームラン0本に終わり守備走塁は軒並み数字を落としているだけに、最下位争いに転落したキャプテンとしての内容の薄さは避けられない事実です。




【総評】

今年は強いスイングが多かった印象です。これまで逆方向へヒットを打つのが基準でしたが、今年はレフト方向打率.214に対してライト方向打率.408、当てに行くよりもスイングしていくことで得点圏打率の上昇、三振数増加、悪い時はどん詰まりの内野ゴロに繋がったのではないかと思います。打率2割5分台なので打撃の良し悪しがはっきりしました。


気になるのは守備走塁の低下です。決して数字が全てではなく、数字に見れない守備の貢献は間違いなくありましたがUZR一桁止まり、凡ミスも目立ちました。盗塁成功率も半分以下で外崎選手と対照的に「走魂」には貢献出来ませんでした。今年はWBCや怪我で調整不足なので仕方ない部分がありますが、源田選手も30歳代突入して少しずつ衰えの懸念が増え始めます。




【来季に向けて】

来年が今後の起用法含めて大事になってきます。来年は怪我なくしっかり調整した上で1年間どれだけやっていけるかです。目標は打率.270、失策数一桁にUZR二桁、二桁盗塁に盗塁成功率75%、走攻守で確実に数字を残していきたいです。このままでは暗黒期のキャプテン確定になってしまうだけに、源田選手も自分で活躍できる部分はしっかり結果を残してチームの底上げを支えていけるようにしたいです。





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2023シーズン振り返り 背番号5 外崎修汰

【2023成績】

136試合 打率.260 571打席 503打数 131安打 28二塁打 3三塁打 12本塁打 201塁打 54打点 60得点 114三振 56四球 5死球 3犠打 4犠飛 26盗塁 3盗塁死 11併殺打 出塁率.338 長打率.400 OPS.738 得点圏打率.277 13失策



安打8位、二塁打5位、三塁打6位タイ、塁打6位タイ、打点10位、得点7位、三振5位、四球6位、犠飛10位タイ、盗塁3位、併殺打9位タイ、出塁率8位、OPS10位、得点圏打率10位、失策2位タイ




【ルキナ査定】

ランク:B→A

点数:21点(☆1,◎13,◯40,△18,❌15)

年俸:20000万(+4000万 4年契約2年目)

※16000万(現状維持 4年契約2年目)




【今季振り返り】

源田選手と共に複数年契約で残留して1年目、源田選手が開幕アウトになり実質キャプテン的存在で開幕スタートになります。開幕当初体感脱力フォームが見事にハマって東京ドームでは2打席連続ホームランを打つなど絶好調、3,4月打率.313、5本塁打、11打点とMVPに匹敵する活躍を見せます。5月以降チームが大きく低迷する中で外崎選手も数字こそ落としますが最低限の踏ん張りを見せて、暗黒期状態の打線で孤軍奮闘してくれました。交流戦までマイナス点数なしで苦しい時は本当によく頑張ってくれたと思います。


チームがどん底を抜けた中で外崎選手の状態は落ちます。7,8月ともに打率2割前半、ホームランはこの2ヶ月間で1本のみ、ほぼ休みなしでフル出場状態で完全に夏バテでしたが、ようやく児玉選手を使って休養が増えてから9月持ち直しました。最終的に打撃部門でほとんどがTOP10入り、チーム成績でもトップの数字が多く、今年の野手陣で一番活躍してくれた選手と言えます。




【総評】

複数年契約1年目でサボる選手が多い中、外崎選手はチームトップの数字を多く叩き出して期待以上の活躍をしてくれました。ここ2年不振だった打撃の改善が非常に大きく、考えて打つよりもある程度感覚で決め打つことで上手く脱力出来てミート力が上がりました。フォーク系は1割台に沈みましたが他の球種でほとんどが打率.250以上記録、カーブ系は4割越えと緩い変化球に対してのタイミングが一番取りやすくなったと言えます。


盗塁もリーグ3位、失敗がわずか3つで盗塁成功率.ほぼ9割と数少ない「走魂」を披露してくれた選手でもありました。守備が今ひとつで失策数が2番目に多く毎年二桁稼いだUZRも今年は一桁止まり、ほぼフル出場の影響で守備ミスも増えてここが今年難しかった部分だと思います。終盤はコンディション不良もあり身体管理が少し大変になってきたようです。




【来季に向けて】

基本は今年レベルの打撃はお願いしたいです。明らかに疲れが原因で打てなくなっているので、春先から児玉選手などの守備固めはガンガン活用してもらいたいですが松井稼頭央にその発想があるかどうか怪しいですね。。年齢も30代突入して少しずつ衰えも見え隠れするだけに、いかに高いパフォーマンスを維持出来るか管理するのは外崎選手と首脳陣の必要事項になります。


外崎選手は4年契約1年目はしっかり活躍しましたが、2年目以降ダメになっては複数年契約の意味がなくなります。来年もチームの主力格の1人として走攻守で総合的な活躍を期待されるだけに、その期待に応えて次の世代の骨牙後継者になってもらいましょう。




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2023シーズン振り返り 背番号4 山野辺翔

【2023成績】

35試合 打率.205 43打席 39打数 8安打 1二塁打 9塁打 2打点 4得点 3三振 1四球 1死球 2犠打 6盗塁 2盗塁死 出塁率.244 長打率.231 OPS.475 得点圏打率.333 1失策




【ルキナ査定】

ランク:E→E

点数:−8点(◯5,△4,❌3) 前−2点+後−6点

年俸:900万(−170万) or 戦力外通告(−1070万 現役ドラフト)?

※970万(−100万)



【今季振り返り】

昨年の前半戦は辻発彦愛人枠で劇団獅子の一員として試合前パフォーマンス要員でした。今年は劇団獅子もなくなり崖っぷちの立場、外野起用の準備もありましたが結局目立った活躍なく、オープン戦で牽制死しながらも開幕1軍スタートとなりますが早々に若林選手と入れ替えで2軍降格、この時点で松井稼頭央愛人枠から外れたものだと安堵しましたがこれは大きな過ちだったことが後に明らかになります。


2軍落ちしてから2軍で打率.282、7本塁打、13盗塁と結果を残して7月に1軍昇格、これがラストチャンスと思っていました。実際にソフトバンク戦や楽天戦で活躍はありましたが次の試合で絶対にやらかしてお笑い芸に走るのがいつものパターン、8月の日本ハム戦で9回守備固めでセカンドゴロエラーして隅田投手のプロ初完封の足を引っ張り、にも関わらず次の試合スタメン起用でノーヒット、これでラストチャンス終了で良かったはずでしたが、2軍落ちなくそのまま1軍帯同でまさかの最後まで1軍に居座る形になりました。9月も最終盤はクッソ遅い盗塁スタートで盗塁失敗、打撃もほぼ相手のミスがヒットになっただけの内容で最後まで1軍に居座ったので、結局のところ松井稼頭央愛人枠を勝ち取る形になってしまいました。




【総評】

正直野球選手としては昨年のDeNA戦で見限っているのでね。全く活躍しなかったとまでは言いませんが、年間通しての貢献度を見たら数字以上に圧倒的にマイナスなのでE評価しかないです。打撃はアッパースイングからストレートを前に飛ばせない、守備走塁もやらかしが多くやっていることがお笑い芸人でしかないのは昨年からの総評です。今年もそれが変わってないです。


問題は松井稼頭央愛人枠で後半戦最後まで1軍に居座ったことです。控えとして使えないので、この枠を陽川選手や高松選手など新加入選手に1軍枠を与えて新戦力を試す枠にすべきでしたが、それをしなかったのが松井稼頭央の怠慢です。辻監督は後半戦見限って最後滝澤選手を1軍控えに抜擢しましたが、松井稼頭央はそれはしませんでした。ムードメーカーが必要と考えているならなぜ熊代選手と山田遥楓選手は打撃はダメでも控えとして認められていたか、この部分を理解出来ないのであれば来年以降も松井稼頭央愛人枠が続いて、貴重な1軍枠が無駄になるだけでしょう。




【来季に向けて】

今後ドラフトや現役ドラフト次第で戦力外や他球団移籍もありえますが、最後まで1軍にいたのと中山選手を戦力外にしたのを見るとその可能性は低いですかね。来年もチームにいる前提で考えますが、正直いたところでどうしましょう、と頭を悩ませます。一応今年はレフトスタメン起用もありましたが、そこまでして使わなきゃいけない理由は何なのか、これが私には理解出来ずに苦しんでいるところです。山野辺選手もお笑い芸以外でしっかり野球に貢献出来ることを考えないといけません。控え野手として認められたいのであれば、第四捕手の練習でもしてみてはどうでしょうか。





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