ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2023シーズン振り返り 背番号45 本田圭佑

【2023成績】

25試合 防御率1.56 1敗2H2HP 勝率.000 34.2回 34被安打 2被本塁打 29奪三振 奪三振率7.53 15与四球 1暴投 QS率0.0 7失点 6自責点 被打率.264 K/BB1.93 WHIP1.41



【ルキナ査定】

ランク:C→C

点数:8点(◎1+1×2,◯8+1×2,△5,❌2) 前10点+後−2点

年俸:2700万(−300万)

※2700万(−300万)




【今季振り返り】

昨年はリリーフ転向から與座投手同様に大ブレイクしました。今年はオープン戦からストレートの球速が上がらずに不安を残しながらも開幕1軍スタートになります。4月防御率1.17ながら被打率.290、WHIP1.57とこの時点で既に防御率詐欺を働かせて敗戦処理しか任せられない状態になっています。


5月に入り先発候補が相次いで不振に陥ったことで、先発経験者の本田投手に白羽の矢が立ちます。ロッテ戦で敗戦処理で3回1失点、そこから阪神戦と中日戦では先発起用されて4回無失点、今シーズン0勝でしたが交流戦の2勝は実質本田投手の2勝と言っていいほどに大きな活躍をしてくれました。


リーグ戦に戻ってから再びリリーフに配置を戻します。しかし1イニング勝負で昨年良かったストレートの球速とコントロールが戻る気配なく、不安定な投球を続けることになります。序列としては最後は敗戦処理で終わりました。内容は酷いながらも本田投手の自責点にはならない防御率詐欺の投球を続けていき、結果はまさかの防御率1.56とキャリアハイの防御率を記録してしまいました。




【総評】

防御率1点台は絶対おかしいです。体感防御率は3点台後半です。FIP3.05、FIPでも3点台ちょうど付近なのもおかしいぐらいの防御率詐欺の投球でした。ストレート平均球速142km、被打率.323、昨年150km計測したストレートは今年最速148km止まり、平均球速も140km前半に終わってしまいリリーフとして厳しいものがありました。


その中で良かったのはチェンジアップとフォーク(指標ではシンカー表記)です。チェンジアップ被打率.206、フォーク被打率.071、落ちる球が良かったので最低限の結果を残すことは出来ました。交流戦で先発した2試合は落ちる球を武器に4回無失点でまとめ上げたので、悪い中でも武器を身に付けられたのは良かった点だと思います。




【来季に向けて】

このままだと起用法に悩みます。リリーフとしてはストレートが弱すぎて勝ちパとしては難しい、先発としては80球目安なので6回まで計算出来ない、豊田コーチはオープナー先発をあまり好まないので、現時点では敗戦処理兼ロングリリーフ以外序列がないです。昨年良かったストレートの強さを取り戻せるかどうかが間違いなく鍵になるでしょう。年齢も30代に突入して、ここからは1年1年が勝負になっていくと思います。





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2023契約更改④




・源田選手 30000万(現状維持)

5年契約1年目はWBCの骨折があり、満足な活躍は難しかったです。しかし源田選手あっての二遊間の要ですから、来年は万全な調整をして1年間チームを支えて欲しいです。



・與座投手 3000万(−300万)

予想年俸は今更ですが低くしすぎましたね。そして来シーズンから背番号15に変更となりました。宮川投手の背番号ですが、與座投手としては亡くなった大学時代の同期の背番号なので思い入れの深い背番号だと思います。まだまだ期待されている表れですので、その期待に応えて欲しいです。



・平沼選手 1900万(+400万)

試合出場数が多かったのでアップでしょうが、400万も上がるのかは疑問なところです。来年からは外野にも挑んでキャリアハイを狙っていきたいです。



・鈴木将平選手 2300万(+800万)

そんな上がるものなんですかね。盗塁成功率含めてキャリアハイなんでアップでしょうが、予想以上の上がり幅です。外野どんぐり勢で干される立場でしたが、来年はロッテ戦で見せた空振り三振なんかなくして打率と出塁率を残さないといけません。



・佐藤龍世選手 2200万(+1100万)

これは予想通りの倍増でした。佐藤龍世選手は来年から背番号10に変更、森選手レベルの打撃を期待されることになります。後半戦の活躍が単なるまぐれか実力として本物かを来年証明することになります。



・愛斗選手 2900万(−400万)

圧倒的脳筋でレギュラー候補から愛人枠に落ちました。打つというよりボール球を見れてないのが課題ということに本人は気づいているのかどうか、コーチ陣含めてまずアプローチの前段階から取り組んでもらわないと何も変わらないでしょう。





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2023シーズン振り返り 背番号44 與座海人

【2023成績】

15試合 防御率3.69 2勝6敗 勝率.250 83回 72被安打 9被本塁打 39奪三振 奪三振率4.23 21与四球 5与死球 1暴投 1完投 1完封 38失点 34自責点 7QS QS率46.7 被打率.238 K/BB1.86 WHIP1.12


完投10位タイ、完封4位タイ




【ルキナ査定】

ランク:B→C

点数:10点(☆1×2,◎2×2,◯3×2,△3×2,❌2×2) 前2点+後8点

年俸:2850万(−450万)

※3000万(−300万)



【今季振り返り】

昨年涙の二桁勝利に到達、今年は先発ローテとして期待されましたがオープン戦で結果を残せず開幕2軍スタート、4月末の楽天戦に先発しますが6失点KO、5月も2試合先発して防御率4.91と序盤は結果が出ませんでした。


交流戦に入り徐々に立て直しを図ってQS投球する試合を増やしていきます。6月防御率1.74と結果を残しましたがまさかの0勝1敗、ここに来て好投すると打線が無援護という昨年の隅田投手パターンに陥ってしまいます。沖縄凱旋の日本ハム戦で7回無失点でも打線も無援護で勝てず(その後逆転して流石に情けでお立ち台には上がりましたが)、結局今季初勝利は後半戦のロッテ戦まで持ち越される羽目になりました。


そこから次のソフトバンク戦で完封勝利、これで流れになるかと思ったら今年の勝利はこれが最後でした。次の日本ハム戦で味方のエラーもあり5回途中KO、ここから生命線のコントロールが崩れてのらりくらり投球が続きます。悪いなりに最低限の結果で凌ぎ続けましたがこの間も勝てない試合が続き、最後はソフトバンク戦で3点リードからまさかの4失点で逆転負けで登録抹消、これでシーズン終了になりました。




【総評】

2勝はあんまりでした。4,5勝はしておかしくない内容でした。援護率2.86、昨年の隅田投手と比べたら援護自体はもらっています。しかし7回無失点で勝てず、いざ援護したら援護点分失点して吐き出すなど、投球の良し悪しと打線の援護のタイミングが非常に悪く2勝止まりになってしまいました。


しかし昨年二桁勝利投手が今年4,5勝の内容では成績を落としてしまいました。K/BBが3.81→1.86と低下、制球力が生命線であるアンダースロー投手が最初と終盤制球が落ちてしまったので本末転倒になってしまいました。ストレート被打率.298、6被本塁打とストレートの質も全体的に落ちました。結果として高め勝負が通用しなくなり、今年は右打者の方が相性が悪い成績になりました。




【来季に向けて】

與座投手はこれ以上変化球取得や球威強化などは難しいと思うので、今の出せるパフォーマンスで出来る限り高い段階を維持し続けることになると思います。ストレートの質を高めてコントロールも乱さず投げていくこと、これで高低差を使って先発ローテを守りたいです。昨年だけで終わってしまわないように、アンダースロー投手を代表する投手として来年挽回して欲しいです。




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