6-4で勝利です。勝つにはこうするしかないという勝ち方でした。

【投手陣】

高橋光成投手は中5日とは感じさせないストレートの球威がありました。序盤は良かったですが、4回に紅林選手へのホームランを打たれたのをきっかけに徐々に崩れていきました。流石に中盤はバテて8回もヘトヘトになりましたが、なんとか8回4失点でまとめてくれました。中5日を考慮すれば今日は最低限の仕事はしてくれました。

中継ぎは平良投手が三者凡退2三振で久々のセーブでした。問題なのは明らかに後半ヘトヘトだった高橋光成投手を3点リードの8回も続投させたことです。これは昨日ビハインドで増田投手、森脇投手を使っているからであって、だから勝ちパターンを何でもかんでもビハインドで使うといざ勝ちパターンで起用したい時にしにくくなります。残り試合少ないとはいえまだ1ヶ月はありますから、そこは起用を考え直さないといけません。

【野手陣】

本田投手は立ち上がりから150km超えのストレートを投げるなど、まさに「投げっぷりがいい」といった投球でした。ただ、当然ながら投げっぷりだけで球速に対するキレとコントロールがないので、ライオンズも攻略は出来ました。本田投手はここから水上投手みたいに飛躍するか、それとも「俺達」のように2軍で3失点した某投手みたいになってしまうのか、行く末は注目でしょう。

まずは呉選手がストレートを捌いてのホームランです。後半戦初ホームランです。インコースへの対応に非常に苦労していますが、呉選手は最後に一泡吹かせて今年の活躍がまぐれでないことを証明しないといけません。

ここから川越選手、岸選手のヒットと四球で満塁となって回ってきたのが満塁男の中村選手です。ライトへの2点タイムリーヒットで今日も満塁での強さを発揮しました。

さらに5回もチャンスで森選手、外崎選手のタイムリーで追加点を挙げました。2人ともチャンスに弱い、打ったしてもランナーが帰れないなどでなかなか打点が伸ばせないですが、残り試合わずかでどれだけ打点を伸ばせるかでしょう。

トータルでは岸選手が流し打つバッティングをして、これがまぐれでなければ2番センターは確定ですが、また明後日から変化球を強引に引っ張るだけになっている懸念があります。山川選手に関しては辻監督が最後まで諦めないというならスタメンから外さないといけないレベルです。

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