1-2でサヨナラ負けです。今日7回に追いつかれて8回無得点でこの展開は予想通りになりました。内容は相変わらず適当極まりない野球ばかりで、選手層揃っているとはいえ上手く使い分けしている小久保監督が勝つのは当然という結果です。4月で全球団からサヨナラ負けとか異常事態も何も思わなくなりました。

【投手陣】

◯今井投手　7回5被安打6奪三振2与四球1失点

初回川村選手にライト前ヒット、今宮選手は空振り三振ですが柳田選手にもヒット打たれて1アウト1,2塁、ここで山川は外スラで空振り三振、近藤選手にど真ん中ストレートを打たれましたがレフトフライで無失点スタート、序盤はストレートが甘く入ることが多く、球数を費やしてしまったことが本人の反省コメントで残っています。

ただ、球数費やしながらもしっかり無失点で抑えていくのは流石の今井投手です。援護が入ってからも6回まではしっかり無失点で抑えてくれます。そして鬼門の7回、先頭の栗原選手に四球を出してしまいます。ウォーカー選手は初球打ち上げてレフトフライ、甲斐選手の送りバントで2アウト2塁になり、ここで代打中村晃選手との勝負でスライダーが真ん中に入ったのを打たれてタイムリーで同点、周東選手の打球は長谷川選手の好プレーで逆転はされませんでしたが、今日も7回に失点して1点差を守れずに交代となりました。

1失点を今井投手の責任にするのは非常に酷な話ですが、今日は1-0で勝たなきゃいけない試合でした。ここまでの4失点は全部7回の失点です。最後7回を無失点に抑えるのが今井投手は鬼門の壁になっています。ここまで本当によく頑張っていますが、タイトルホルダーを狙う上では完璧な投球が求められる上に、最後まで抑えていくことがこれからの山場になっていくと思います。しかし本来5戦5勝で月間MVP確定のはずがまさかの2勝、投げた試合で言えば3敗で負け越しているのがどんだけヤバいことかですね。13年の田中将大投手以上の貯金が期待出来るのに借金していることに松井稼頭央は事態の深刻さを理解してないです。

・本田投手　0.2回1被安打1与四球無失点

順当に行けば8回佐藤隼輔投手のはずですが本田投手です。2アウトから山川に四球、近藤選手にライト前ヒットで1,3塁になり交代、本田投手の投球自体は判定に泣かされたので仕方ないですが、ここの采配は後の継投策を見ると辻褄が合わないです。

◯佐藤隼輔投手　0.1回無失点

2アウト1,3塁で登板、栗原選手をストレートでセカンドフライに抑えて火消し成功となりました。

◯アブレイユ投手　1回無失点

下位打線相手に三者凡退は当然ですがこの起用法はどう考えてもおかしいです。

△増田投手　0.1回2被安打1与四球1失点

先頭の周東選手の打ち上げた打球がレフト線に落ちるエンタイトル二塁打、送りバントと申告敬遠で1アウト1,3塁から川瀬選手にストレートを打たれてサヨナラ負けになりました。

問題はなんで8回本田投手という采配を見せておいて、9回下位打線アブレイユ投手に投げさせて10回上位打線相手に増田投手なのかという話です。延長戦に関しては計算出来るのはアブレイユ投手しかいないので、どこでアブレイユ投手を使うかは大事になります。それを余裕の下位打線相手に使って上位打線を増田投手に任せるのは自らさよなら負けしに行っているのと同じです。豊田コーチも9回だけアブレイユ投手固定はおかしいです。打順の巡り合わせ見ながら使っていかないとただアブレイユ投手の無駄遣いで終わります。

【野手陣】

モイネロ投手から奇跡のソロホームラン1本、中盤から終盤にかけてチャンス作っても当然の如く追加点なしです。この試合の問題点としては延長に入ってスタメン9人フル出場です。小久保監督は控え選手も局面でそれぞれ使いながら試合に挑んでいるのに対して、松井稼頭央は代打や守備交代すらろくに使わずこのザマです。ソフトバンクレベルで選手層揃ってなくてもやるべきことは今日ありますし、そもそも2軍から入れ替えてない時点で全力を尽くしてないので批判されるのは当然です。

◯金子侑司選手　5打数2安打1本塁打1打点

たまたま振ったらそのままスタンドに入るという奇跡的なソロホームランを打ちました。10回の打球が柳田選手の守備範囲内で終わってしまうのが運の無さです。弱肩は諦めるしかないですが、終盤はレフトに回す必要はあると思います。

・平沼選手　4打数1安打1犠打

このスタメンは良かったと思います。モイネロ投手からヒットを打ちました。

・中村選手　3打数1安打1四球1盗塁

スライダーを打ってヒット、さらにモーション盗んで盗塁も決めました。8回の場面は外スラ空振り三振、現状中村選手がチャンスで打てないとまず点は入らないです。

✖︎アギラー選手　4打数無安打

8回のチャンスでストレート打ちましたかますセンター正面のフライで終わりました。今日もチャンスボール見逃すやらファウルやらで現状4番は無理です。5番以下に下げるしかないです。

△佐藤龍世選手　3打数無安打1四球

なんとか四球は選びました。早急にアプローチの方向性を戻してもらわないと困ります。3番にして4番に繋げる形が良いかもしれません。

△外崎選手　3打数無安打1犠打

ピッチャー前送りバントからのピッチャーゴロ3つ、だからこんな状態の悪さなら滝澤選手使うなりセカンド佐藤龍世選手、サード渡部選手なりやりようはあるはずなんですけどね。だから出来る限りのことをしないというのはこういうことを意味しています。

・源田選手　3打数無安打1四球

1四球選びましたがボールの選別ができてなかっただす。

△古市選手　4打数無安打

今季初スタメンマスクで逆転負けとなりました。頑張りましたがやはり同じコースや球を続ける癖は昨年と変わってないですね。序盤苦しんだり最後サヨナラ負けなど残念な結果になってしまいました。

△長谷川選手　3打数無安打1四球

粘ったら守備の好プレーはありましたが肝心のチャンスで打てませんでした。代打がいないなら陽川選手上げるなりすればいいですがそれもなし、下位打線に代打出ずそのまま試合負けで終えているのも適当に試合進めているだけになっています。

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