ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2021シーズン振り返り 背番号11 今井達也

【2021成績】

25試合 防御率3.30 8勝8敗 勝率.500 158.1回 123被安打 15被本塁打 137奪三振 奪三振率7.79 99与四球 11与死球 11暴投 3完投 1完封 66失点 58自責点 QS率60.0 被打率.220 K/BB1.38 WHIP1.40




防御率7位 QS9位タイ 敗戦8位タイ 勝率9位タイ 投球回4位 被本塁打8位タイ 奪三振5位 奪三振率8位 与四球1位 与死球2位 暴投2位 完投2位タイ 完封3位タイ 失点4位 自責点8位 被打率3位 QS率10位 




プロ5年目にして初めて規定投球回を投げて、1年間通してローテーションを守り切りました。




8勝8敗、勝率5割ですがとにかく浮き沈みの激しい1年でした。前半戦は6勝3敗と二桁勝利が視野に入るペースでしたが、後半戦は2勝5敗と負け越しました。たしかに弱小打線の無援護や増田劇場、GG山野辺の落球など運のなさはありましたが、2試合連続で7失点KOなど悪い時はとことん悪く、この悪さが足を引っ張って貯金出来ずにシーズンが終わりました。



浮き沈みの激しい中で良かった部分も多数あります。まずは130球投げきれるスタミナです。3完投はチームトップ、調子が良い時は完投も視野に入るほどのタフネスさがあり、エースになるためのスタミナという部分は問題ないと言えます。


さらに筋トレに取り組んだ結果球威アップして、被打率は山本由伸投手、上沢投手に次いでリーグ3位、数字上は宮城投手よりも被打率を抑えていることになります。奪三振率、奪三振数も最低限の数字を残せました。筋トレで150kmのストレートを100球越してもスピードを落とさずに投げるスタミナを付けたのは大きな進歩です。




一方で、99与四球は松本航投手の64与四球を断トツで上回るぶっちぎりのワースト1位です。今井投手はノーコンなので多少増えるのは我慢しますが、許容範囲を越しています。球威アップとスタミナ強化出来ましたが根本的なフォーム固定は出来ておらず、150km超えのストレートも結局はシュート回転は変わらずに力で誤魔化してこの数字でもありました。今井投手は立ち上がりでその日の結果が8割決まりますが、立ち上がりからストレートがノーコンで失点したらほぼ炎上確定です。ダメな日の修正は不可能で諦めて下さいとなっているのは貯金出来なかった大きな課題になっています。




やっぱりフォーム固定でシュート回転をなくすことですね。覚醒した時の今井投手は山本由伸投手に匹敵する力があります。今井投手はとにかく投げてみないと分からない不安定さがありますが、15勝に一番近い投手でもあります。オリックス戦の完封勝利を見てやっぱり素質は本物だと思います。球威、変化球、スタミナと持っているものは揃いましたから、あとはそれを安定して発揮できるようにすることです。今井投手が貯金を計算できるようにるなれば、チームの上位進出が大きく近づくはずです。





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