春季キャンプ第1クールが終了しました。ざっくりと振り返ります。

やはり注目されたのは隅田投手、佐藤隼輔投手、古賀選手の3人でした。隅田投手と佐藤隼輔投手は初日からブルペン入りして積極的にアピールしていました。隅田投手のチェンジアップは取材に来た松坂さんが絶賛していたので、実戦での投球が楽しみになります。佐藤隼輔投手は緊張からか力みが目立ちましたが、投球フォームはソフトバンクの和田投手を彷彿させるものがあります。古賀選手もブルペン入りして主力投手の球を受けたりブロッキングの練習に参加するなど、既に他の選手と遜色ないレベルの練習をこなしています。この3人はキャンプでどれだけアピール出来るかさらに期待が高まります。

第1クールで一番目立ったのは渡部選手ですね。知らぬ間に「よくばり君」の名称が付けられて、そしてパリーグTVなど色んなところでよくばり君特集が始まりました。辻監督や平石コーチからの期待もあり、キャンプでは10時間早出特守特打と練習しまくりました。確実性と速球への対応、さらに根本的な守備指導が求められますが伸び代は十分にあります。このキャンプでどれだけ成長したかをオープン戦でアピール出来れば開幕1軍スタートもあるでしょう。

フォーム改造に着手した高橋光成投手と松本航投手に対して、ブルペン入り投手で絶好調だったのが今井投手でした。今井投手に関しては今から実戦でもオッケーというレベルで球が走っています。この勢いが続けば春季キャンプMVPが狙えます。ガス欠が心配になりますが、この勢いで投球フォームが安定してもらいたいです。

あとは個人的には與座投手、愛斗選手がこれからギアを上げて注目度を高めていければと思います。全体的にここまでは順調なキャンプが過ごせていると思うので、あとは怪我とコロナにだけは十分に注意してもらいたいです。

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