ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2022シーズン振り返り 背番号42 ボー・タカハシ

【2022成績】

27試合 防御率2.56 2H 31.2回 19被安打 2被本塁打 26奪三振 奪三振率7.39 15与四球 7与死球 1暴投 14失点 9自責点 被打率.186 K/BB1.73 WHIP1.07



与死球4位タイ



【ルキナ査定】

ランク:D→C

年俸:2500万(+500万)

※3500万(+1500万)





【今季振り返り】

年俸2000万の韓国リーグ4点台の日系ブラジル人投手、この時点でジャンセン選手同様に地雷臭が凄かったです。年齢的に若く、1年目から期待せずに長い目で見たい選手ですがフロントが1軍登録枠分の外国人選手しか用意してないせいで、ボー投手にも1年目からそれなりに活躍してもらわないと困るという立場からのスタートになりました。


開幕してすぐに1軍登録されます。当初はノーコン投手の典型例かなと思いましたが、思いの外打たれずに打ち取っていく投球スタイルを確立していき、敗戦処理としては合格点を出せる投球が出来るようになります。5〜7月で17試合登板で1自責点(4失点)、中継ぎ最下層からのスタートですが結果を重ねて少しずつ序列が上がっていきました。


しかし、後半戦になってからトーンダウンしてしまい、ホールド場面で失点こそしませんが不安定な投球で勝ちパ入りならず、さらに後半戦はノーコン投球が続いてオリックス戦で宗選手にスリーランを打たれたのが決定打となり登録抹消、2軍戦でも大量点差守れずに同点に追いつかれるなど最後まで状態が上がらずに今季終了となりました。





【総評】

ジャンセン選手同様にハズレ前提の期待値から見れば、かなり良かったのではないかと思います。被打率1割台とシンプルに打たれないのが活躍の要因だと思います。ストレートで空振りは取れませんがそこにスライダー、チェンジアップ、カーブなどの変化球を織り交ぜた緩急を上手く使って打ち取ることが出来ました。ゾーン内勝負で簡単に力負けしないところは強みとして出ていたと思います。


一方で、課題はコントロールでここはライオンズならではの「俺達」に共通する部分です。悪い時は全くと言って良いほどにストライクが入らない、中継ぎで27試合しか投げてないのに7与死球も当てて相手チームに迷惑をかけている、ホールド場面だとまずご挨拶スタートなど、大差の場面や敗戦処理なら素晴らしい投球をしますが、僅差になると力んで自滅するあたりは俺達「ボー者」と命名しても良いのかなと思います。カウントが悪くなると投げ急いで本末転倒パターンが多く見られました。




【来季に向けて】

個人的には先発転向させたいですが、おそらく中継ぎ起用になるので中継ぎ起用を前提に考えます。球種では唯一スライダーが被打率3割超えになっています。コンビネーションの中でスライダーが打ちどころの変化球になっているので、ここは注意していきたいところです。そしてもう少しストレートで安定してカウントを稼げるようにして、僅差の場面で投げ急がないように落ち着いて投げていきたいです。被打率はかなりの高水準ですから、コントロールさえ改善出来れば大化けする可能性もあると思います。


新外国人選手で左中継ぎ投手が欲しいですが、渡辺GMのことなのでまた1軍登録枠分の人数しか獲得しない可能性が高いです。そうなるとボー投手には、来年もっと活躍してもらわないといけなくなります。1年目ですっかり中継ぎ陣と打ち解けた中でもあるので、来年はハイタッチ動画で堂々と先陣を切って登場するぐらいの投球を披露してもらいたいです。





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