ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2019シーズン振り返り 背番号71 戸川大輔

【2019成績】

・1軍成績

10試合 打率174(23-4) 出塁率240 1二塁打 1本塁打 8塁打 1打点 3得点 2四球 4三振 長打率348 OPS588 得点圏打率000 2失策


・2軍成績

91試合 打率262(324-85) 出塁率321 5本塁打 44打点 25四球 3死球 63三振 2犠打 5盗塁 長打率367 OPS688





昨年1軍で10試合のみの出場でしたが、その出場でなんとなくこういう特徴の選手なんだな、というのは認識出来ました。



戸川選手の長所はミートセンスの高さでしょう。昨年の1軍成績は打率1割台でしたが、その中でもミート力があるということは試合を見て実感しました。ロッテ戦では意外なプロ初本塁打を打っています。本塁打に関しては愛斗選手や鈴木将平選手がまだ達成していない部分でもあります。オープン戦でも難しいボールをライト線に運ぶなど、限られた中でアピールをしています。



打撃センスがある一方で、酷いのは守備です。守備に関しては打てればある程度黙認される分野でもありますが、戸川選手の守備の酷さはそのレベルではありません。仮に毎年秋山選手クラスの成績を残していたとしても、到底許されるレベルではないです。言ってしまえば、守備の上手い甲子園出場の高校球児の方が戸川選手より絶対上です。根本的にあり得ないレベルの守備力です。


私が現地観戦した広島戦でも、レフト前に転がったなんでもない打球をまさかの捕球ミスで2塁に到達(記録はエラーなしの2塁打)、一緒に観戦した広島ファンの後輩も鼻で笑ってしまうほどの内容でした。これに限らず、1軍出場わずか10試合で2失策、記録のないミスも含めたら4失策ぐらいあると思いますし、エラーの内容も源田選手に攻めに行ったミスとかではなく、基礎中の基礎が出来ていないプロとして失格レベルの内容です。この守備を見てしまっては、これは今後相当厳しいなと思ってしまいました。




ミートセンスがあると戸川選手も育成上がりから今年で6年目、川越選手、鈴木将平選手など同じ左打ちでもミートセンス以外の武器を持っている他の選手に外野レギュラーの座を奪われかけています。戸川選手もオープン戦ではファースト出場するなど、半分ファーストコンバートみたいな形にもなっています。ここから先外野守備がどこまでまともなレベルになるか分からない中で、外野手争いは限界の可能性があります。ファースト自体は守る選手が少ないので、このコンバートはありなのかもしれません。しかし、ファーストのレギュラーは山川選手、メヒア選手と壁がとてつもなく高いものになっているので、ここの牙城を崩すのは到底至難の業かもしれません。



それでもまずはファーストの控えとして、1軍の枠を勝ち取ることでしょう。控え候補としては、オープン戦で山川選手の代走起用がハマった呉選手がライバルとしています。まずは呉選手と競って、ファースト控えの座を確保することになると思います。





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