11-3で勝利です。内容は色々とありましたが、そこは後述します。

【投手陣】

・高橋光成投手

1回

2アウトから柳田選手に2塁打を打たれますが、バレンティン選手をフォークで空振り三振に抑えます。投げている球自体は問題ありません。

2回

三者凡退。この回はスライダーとカーブで抑えましたが、松田選手を打ち取った変化球は完全な失投でした。

3回

4点の援護が入った直後でしたが、先頭の甲斐選手に四球、1アウト2塁で上林選手に四球、そして栗原選手に落ちなかったフォークを痛打でタイムリー2塁打で2失点、、、これだから弱メンタルは信用ならないんですよね。その後は抑えましたが、柳田選手へ投げたカーブは完全な失投、デスパイネ選手のライトフライもフェンスギリギリでした。援護が入った途端に、無理に繊細に投げようとしたり焦ったりで、投球リズムが崩れてしまいました。

4回

先頭の長谷川選手の痛烈な打球を外崎選手がナイス反応で1アウト、ここが個人的に今日の分岐点ですかね。ここでヒットになっていたら、またさらに崩れていた可能性がありました。

その後今宮選手にヒットを打たれましたが、松田選手はボール球のストレートを空振り三振、甲斐選手はスライダーでショートゴロに打ち取りました。内容は3回同様に危ういです。

5回

三者凡退。フォークでゴロ2つ、栗原選手は外角低めに151kmのストレートを決めて見逃し三振に抑えました。

6回

柳田選手にヒット、バレンティン選手に四球、長谷川選手をレフトフライに打ち取ったところで降板になりました。5点差なのと球数が100球に達していなかったので続投でもいいかなと思いましたが、これ以上チキンメンタルに付き合うのもうんざりですので、交代ならそれでいいでしょう。

投げている球自体は良かったです。ストレートも150km超えを計測、変化球もフォーク、スライダーはまずまず、カーブもタイミングを外すのに有効でしたが、全体的に配球が少し変化球に頼りすぎ、カーブも少し投げすぎた感じはありました。

やはりチキンメンタルは相変わらずで、2回まではまずまずも援護の入った3回から明らかに変な力みが入り、四球、四球、長打で2失点と点の取られ方が最悪です。6回は続投出来たと思いますが、6回の投球を見てしまえば、ベンチとしては交代したくなるのも当然です。今日なら最低でも6回は任せられる内容にして欲しかったですし、全体的に繋がりのなかったソフトバンク打線にも助けられました。

・平井投手

1アウト1,3塁のピンチで登板。今宮選手を外角のスライダーでファーストファウルフライ、ここで松田選手に不用意なインコース攻め(ここは外攻めで行くべきでした)からタイムリーヒットで失点、しかし明石選手はカウント3-0から最後はスライダーで空振り三振に抑えました。さすがの修正力でしたし、今日はスライダーの曲がりが良かったです。

・平良投手

連続四死球でいきなりピンチになりますが、ここで栗原選手をストレートで空振り三振、柳田選手をチェンジアップでファーストゴロ、バレンティン選手を158kmのストレートで空振り三振で無失点に抑えました。いきなりの平良劇場でしたが、チェンジアップがかなり有効でしたね。ストレートとの緩急で、よりストレートを速く見せることが出来ました。

・宮川投手

三者凡退。今日はストレートとカーブで、落ち着いて投げていました。

・森脇投手

三者凡退。今日は失投らしき球はなかったです。

誰もHが付かない場面で平井投手や平良投手はちょっともったいなかったかな、理想は佐野投手みたいなロングリリーフがいれば、8,9回を投げさせて試合終了に持ち込むことですが。今日はこの点差で少し贅沢な投手継投をしてしまったので、明日以降に影響する可能性もあります。

【野手陣】

11安打11四球11得点と11だらけになりましたが笑、最大の勝因はなんと言っても甲斐選手のポンコツリードを始めとした守備の崩壊です。日本ハム戦で変化球攻めで完敗したスパンジェンバーグ選手に対してのまさかのストレートの真っ向勝負、そしてムーア投手の投手ゴロ握り損ねや甲斐選手の1塁悪送球など、四球以外にもバッテリーで自滅した部分が大きいですね。ソフトバンクも今日投げた投手が全員ノーコン投手だったのもあり、非常にグダグタな試合展開になっていました。

・スパンジェンバーグ選手

2回の満塁のチャンスで、ストレート勝負してくれないかな、と思っていたらまさかのストレート真っ向勝負で見事に満塁弾で決勝点となりました。まさかのストレート勝負に打った瞬間は大笑いしてしまいました笑笑。これは甲斐選手が悪いのか、それともバッテリーコーチかスコアラーが悪いのか知りませんが、これはソフトバンク側が頭悪すぎだと断言しておきます。

スパンジェンバーグ選手は4安打4打点と大活躍でしたが、今日は満塁ホームランよりも、3打席目の初球のナックルカーブをヒットにした打撃を評価したいです。変化球攻めでも、あのような対応が出来れば、今後も活躍する可能性は残されています。

もちろん打ったスパンジェンバーグ選手は素晴らしい活躍でしたが、内容は甲斐選手のポンコツリードの面も大きく、今日だけで私の主張が間違っていたとは断言出来ません。また、1番打者が打てば打線が繋がると証明されましたが、その一方でスパンジェンバーグ選手は今日の活躍を見てもチャンスメイクよりも打って貢献するタイプなので、1番打者タイプではありません。なので、1番外崎選手の主張も変わらずです。

・源田選手

スパンジェンバーグ選手の大活躍の影に隠れて、源田選手は今日も5打数無安打で、打率059まで落ちました。守備の関係でスタメン確定ですが、これなら栗山選手を2番にした方がまだいいです。

・森選手

タイムリーヒットを打ちましたが、相変わらず捉えた打球がなかなか打てず、こちらも不調が続いています。

・山川選手

3四球1打点と出塁で貢献しました。

・外崎選手

今日は調子の悪い日でしたが、それでも味方のミスで出塁して、さらに最終打席で狙っていたストレートを捉えてタイムリー2塁打で、打率を上げることが出来ました。4回の守備は高橋光成投手を大きく助けました。

・中村選手

不調の中で長打を捨てて単打固定のバッティングで猛打賞と、ベテランならではの活躍でした。今日であれば6回のタイムリーヒットで代走を出すなどして、少しくらい休ませる時間も作らないと、すぐバテますよ。

・栗山選手

満塁のチャンスで持ち前の選球眼で押し出し四球を選びました。無安打でしたが内容は非常に良いので、源田選手と打順を変えてみてはどうでしょうか？

・木村選手

1安打2出塁と4試合連続四球も選んでいますが、満塁のチャンスで外角のコースを空振り三振、もはやこの外角のコースが弱点になっているのがバレている配球で、今年もチャンス弱さは継続となりました。明日は川越選手か鈴木将平選手を起用しましょう。

・金子侑司選手

左打席でタイムリー2塁打、さらに3四球＋1盗塁と今日は良かったです。仮に状態が上がっても9番起用のままでいいですが、今日の左打席の内容を忘れないでもらいたいです。

・岡田選手

代打出場しましたが、変化球にタイミングを崩されて、併殺打でした。

・せめて途中起用で選手を休ませることをしたらどうですか？？？

コピペオーダーは結果的に二桁得点を記録したので、今日に関しては私の主張が間違いだったことは認めます。しかし、だからといって、試合終盤のギリギリまでスタメン選手を起用し続ける意味はないはずです。

今日であれば6回の中村選手のタイムリーヒットの後の代走、7回の右投げの尾形投手が登板した場面で木村選手の打席で代打、源田選手もちょっと怖いですが、今日の点差なら8回から呉選手と交代は出来たと思います。

ただでさえ過密日程になっているのに、また不用意に試合にダラダラ出場し続けていたら、疲労も余計に溜まります。特に中村選手や栗山選手はベテラン選手ですから、尚更配慮が必要です。中村選手はせっかく調子を合わせてきているのに、ここでダラダラ出場して怪我でもしたらどうするのですか？？こういった先を見据えたリスク管理が出来ていない部分でも、固定起用は悪影響を及ぼすだけです。

明日の石川柊太投手の時は、さすがにライトは川越選手を起用してほしいですが、、、これで明日木村選手がスタメンだったら、今年も競わせずに木村選手を優遇していくんでしょうね。昨年はまだ競う相手がいないからまだしも、今年は川越選手、鈴木将平選手など有望株が出てきているのですから、ここでいつまでもベンチスタートでは、本当に若手選手が腐ってしまうだけです。

よければポチっとひと押しお願いします！