ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

ソフトバンク6連戦の振り返りとオリックス6連戦へ向けて—野手編—

次は野手陣についてです。



・やはり上位打線にテコ入れを

前々から主張していますが、スパンジェンバーグ選手の1番起用はあまり効果的だとは思いません。金子侑司選手が1番になるくらいならスパンジェンバーグ選手がマシという程度で、三振が非常に多く昨日の9回の四球まで0という選球眼の低さとガンガン振りに行くスタイルでは、チャンスメイクの役割は難しいでしょう。打率275で出塁率293と出塁率が3割に達していません。その一方で長打率は4割あるので、違う打順にしてスパンジェンバーグ選手の長所を生かす方針が良いのではないかと思います。

2番源田選手も状態が上がりそうでなかなか上がらず、打率162は金子侑司選手より下です。出塁率205も金子侑司選手、木村選手より低い数字ですし、いくら守備走塁の貢献度が高いからといっても、この数字では2番はかなり苦しいです。

1,2番合わせてだったの3四球、出塁率は2人とも3割未満、1番打席が多く回る1,2番がこの数字では、必然的に得点の機会も減ってしまいます。




・外野は競わせていくべき

やっとですが、鈴木将平選手、川越選手にも出場機会が与えられるようになってきました。鈴木将平選手は2試合連続ヒットと結果を残して、川越選手も9回サヨナラのきっかけとなる四球を選ぶなど、早速アピールが始まりました。

その一方で、スタメン剥奪の危機になったのが木村選手、金子侑司選手です。木村選手は大逆転となるグランドスラムを打ちましたが、翌日の試合で無安打2三振、だからまぐれだと言っているわけで、たまに活躍しますが本当にたまにしか活躍しません。練習試合で確変期が終わってしまった可能性もあり、ここからの活躍は厳しいと見込まれます。

金子侑司選手は六本木で遊んでからは練習試合でも全く結果を残せずに9番降格、シーズンが始まってからも低空飛行状態に加えて自慢の走守でもミスを連発、昨日の試合で代打が送られて途中交代となりました。自慢の足も9試合でわずか1盗塁、ロッテの和田選手が代走出場だけで4盗塁していますが、盗塁だけなら和田選手みたいに代走起用で事足ります。

ここはもう固定にする必要なんかどこにもなく、競わせていくべきでしょう。動くのが遅いですが、明日からのオリックス戦は競わせてレギュラーを決めて下さい。




・好調な選手を上位起用へ

明日のオリックス戦、先発投手が左のアルバース投手ということで、この打順を考えました。


1.(二)外崎、2.(指)栗山、3.(捕)森、4.(一)山川、5.(三)中村、6.(左)スパンジェンバーグ、7.(右)木村、8.(中)鈴木将平or川越、9.(遊)源田


木村選手はアルバース投手に対して相性が良いので、明日はスタメンにします。金子侑司選手はさすがに苦しい成績が続いていますので、ここを鈴木将平選手か川越選手にします。個人的に鈴木将平選手がセンターはどうなのかなと思いましたが、川越選手がセンターならそれでもいいです(お互いの肩力を考えると、センター鈴木将平選手、ライト川越選手がいいと思いましたが)。

打順は上位の1,2番に出塁率417の外崎選手、休みを挟んで調子が上がった栗山選手を入れます。外崎選手ならば出塁に加えてパンチ力、盗塁も出来ますし、1番打者としての適正もあります。栗山選手もこの好調ぶりで7番はもったいなすぎです。今の状態ならもっと多く打席に立たせたいですし、2000本安打達成に向けても1本でも多く打つことは非常に重要なことです。

森選手はまだ様子見ですがとりあえず3番、絶好調の4番山川選手に続いておすわり君脱却を目指す中村選手を5番に置き、6番にスパンジェンバーグ選手を置きます。状態の悪い源田選手は9番に置きます。9番であれば打撃の負担は少なくなりますし、相手投手も源田選手が9番にいるのは嫌だと思います。

こうすれば上位から右、左、左、右、右、左とバランスもそんなに悪くないです。昨日の試合でソフトバンクの嘉弥真投手から三者連続三振を食いましたが、打順的にスパンジェンバーグ選手、源田選手、森選手の並びが左3人になっているので、ソフトバンク側も嘉弥真投手を起用しやすかったでしょう。昨年は秋山選手というスター選手がいたからまだしも、今年に関してはトップの力が落ちた中で左打者3人並べるのは、相手投手の継投策にハマりやすくなってしまいます。




・ベンチメンバーをもっと起用していきましょう

固定起用が強いだけあって、ベンチメンバーも出場機会がほぼないです。

第4戦では山川選手が3塁に到達してから代走を出すなどまるで出し惜しみしているのかという変な采配があったりしますが、今年に関してはファーストを守れる呉選手が控えでいます。1点が欲しいなら得点圏に進んだ時点で素早く代走起用をすればもっと早く得点出来ました。仮に木村選手、金子侑司選手がベンチスタートになったとしても、途中から代走、守備要員としては起用していくべきです。

固定起用のしすぎは選手に対して余計な疲労を溜めさせるだけです。特に中村選手、栗山選手はベテランですから、すぐにバテてしまいます。森選手も6連戦全てでスタメンマスクは殺しに行っているようなものです。やはり週一では絶対に休ませる場面を作るべきでしょう。固定起用に改善の兆しが見えた今、野手陣に対する疲労の概念もお忘れなくです。

あと、個人的に思いましたが、柘植選手が第3捕手でいるなら、熊代選手は1軍にいる必要性がほぼないのではないでしょうか。たしかに熊代選手は宴会部長としての大事な役割がありますが、現状右の代打がいません。木村選手がスタメン出場になれば、本当に誰もいません。2軍でメヒア選手はまだまだですが愛斗選手がとりあえず2軍でアピールしているので、愛斗選手と入れ替えた方が良いのではないかと思いました。




・采配面にも注意を

固定起用もそうですが、今年は代走の判断、守備のポジションなど、ここまで野手に関する采配は見ていて疑問に思うことが多いです。小関コーチも外野に後ろを守らせすぎて、ポジションニングの悪さが目立ち始めました。投手采配は昨年に比べて改善が見られた一方で、野手采配は見ていて不安になることが多くなっています。





明日からのオリックス戦、山本由伸投手以外では勝ちにいきたいところです。オリックスも福田選手、山岡投手が怪我で離脱して攻守共にボロボロ、そんでもって暴走サードコーチとよく分からない継投などで、ロッテに6タテを食らう大惨事になっています。ここを叩かないと、この先苦しくなってしまいます。まずは高橋光成投手、前回のチキン投球を反省して、堂々とした投球を見せてもらいたいです。





よければポチっとひと押しお願いします!