2-1で勝利です。今日は奪三振の重要性を理解する上で非常に参考になる試合だったと思います。

【投手陣】

「ノーコンでいいから奪三振を取れ」、これが昨日の時点で私が今井投手に要求した内容ですが、6回5四死球7奪三振と要求通り(四死球は要求通り出さなくていいですが笑)の投球はしてくれたので、今日はこれでいいです。ストレートでゴリ押し出来たのも筋トレの成果と言っていいでしょう。失点もエラーなので(もし高橋光成投手だったら浅間選手に死球を当てたのが悪いと言っています)、昨日のチキン松本航投手とは違いノーコンでも失点しない投球は出来ました。私も今井投手に対しての考えを改めます。ノーコンでいいので奪三振を取ること、これを今年1年掲げて投げてもらいたいです。

中継ぎはギャレット投手が下位打線3人を三者連続三振でノーコンなく今日のお立ち台に上がりました。平良投手と増田投手はそれぞれ劇場が始まりましたがこちらも奪三振で無失点に抑えました。4投手合わせて15奪三振、これだけ奪三振が取れれば失点を防ぐ可能性が高くなります。

とはいえ相手が最下位日本ハム打線ということも忘れてはいけません。野村選手なき日本ハム打線は1番調子が良いのが浅間選手だけというカオスな域に達した打線です。今の打線なら万波選手や高濱選手をスタメン起用して経験を積ませた方が良いと思うほど、ライオンズ以上に主力の打てなさが深刻化しています。

【野手陣】

伊藤大海投手は今日も好投しました。ライオンズ打線も相変わらずのチャンスボールの打ち損じやボール球に手を出すなどしましたが、やはりよく曲がるスライダーはなかなかに厄介な変化球です。しかし3試合先発して防御率2.37で0勝2敗、今日勝つなら日本ハム打線が敵になることだと思いましたが見事にその通りの鬼畜打線になってくれたのも大きかったです。

打点を挙げたのは森選手と呉選手、4番中村選手が絶不調という中で前後の選手が何とかカバーしてくれました。2人とも伊藤大海投手の落ちなかったスライダーをしぶとく外野まで運んでくれたのが大きかったです。やはり中軸が打つか打たないかで点の取り方は変わってきます。

若林選手もライトへ2本の二塁打を打ち、1番打者に加えて長打2本と怪我の不安を払拭する活躍でした。愛斗選手も二塁打に最後のセンターフライも悪くないバッティングが出来ました。相手も申告敬遠するなど、警戒度合いが上がってきています。

一方でボール球に手を出しての凡退も目立ちました。西川選手は四球を選びましたがチャンスの場面で空振り三振、やはり落ちる変化球を我慢出来ないとセンスはあってもなかなかヒットは打てません。相手もやけくその変化球攻めで見事その術中にハマりました。さらにガッカリだったのは山田遥楓選手、初球のストライクゾーンのスライダーを見逃し、その後外低めのスライダーに手を出して3球三振、昨日の辻監督の公開説教を何だと思っていたのでしょうか。全く昨日の反省が出来ずに同じ過ちを繰り返しているようでは、憧れの松田選手にはなれずに杉谷選手止まりになるだけです。

渡部選手はただでさえサード守備も危ないのにファースト守備はそりゃその通りになります。まず最低限の守備力がないので守らせることが出来ません。やはり2軍で鍛え直したい選手です。

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