ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

4/20(火)西武×オリックス第4回戦—結局は継投ミス 松本航は2軍で先発再調整しましょう—



3-11で敗戦です。最後は色々と派手にやらかしましたが、松本航投手への判断はこの試合ではっきりしたと思います。



【投手陣】

・上間投手 4回8被安打2奪三振3失点

いかんせん変化球がダメすぎました。スライダー、シンカーが甘すぎてストレートも前回ほどのキレもなく、立ち上がりから失点しました。


1回はスライダーとシンカーを打たれて0アウト1,2塁のピンチに、安達選手は併殺打で2アウト3塁にしますがモヤ選手に落ちないシンカーを右中間へのタイムリー三塁打で失点、2回もヒットと暴投で0アウト2塁からサードゴロを中村選手がバウンド判断誤って後ろに逸らし(記録はヒットですが中村選手のエラーです)、紅林選手の好走塁で1アウト2,3塁から太田選手にインコースのストレートを打たれて2失点、味方のミスもありましたがストレート1本で決め球がなく、そのストレートもインコースに投げても打ち返されたりで厳しい結果になりました。


3,4回は無失点、4回は三者凡退に抑えましたが5回は吉田正尚選手から始まる上位打線のため、ここで交代となりました。個人的には5回も続投でいいと思いました。




・松本航投手 1回3被安打2奪三振1与四球1失点

先に断言しますが、松本航投手の投球自体は悪くないです。ストレートは140km後半から150km超えを計測、投げている球が悪くないならチキンメンタル発動かと思いきやストレートをストライクゾーンにバンバン投げ込んでいき、ストライク勝負をしていきました。投げてもいる球も良ければチキンメンタルを発動することもなく投げていました。


では何故失点したのか、それは決め球がなく粘られたからです。これは先発の時もそうでしたが、ストレートの球速が上がっても結局はバットに当てられて粘られることに変わりないです。変化球も空振りを取れる変化量もキレもないです。粘られてからも安達選手にセンター前ヒット、杉本選手はインコースのストレートをレフト線に落とすタイムリーヒットを打たれました。粘られてから空振りを取れる球がありませんでした。


これらのことからやはりリリーフ適性は低いと見るしかないです。今日の投球自体は悪くなく、やはり先発として活躍するべき投手だということを再認識しました。だからこそ、辻監督と西口さんには松本航投手の2軍再調整を強くお願いしたいです。ここでまたリリーフ起用を続けるのであれば、これは昨年今井投手にやらかしたサイコパス采配と同じものと見なします。



・宮川投手 1回2被安打1被本塁打1奪三振1失点

2アウトから吉田正尚選手にソロホームランを打たれました。これは事故と見たらそれまでですが、相変わらずの脆いコントロールです。



・十亀投手 1.1回1被安打1奪三振1与四球無失点

2アウトから四球とヒットでピンチになりますが太田選手はスライダーで空振り三振、また余計な四球でご挨拶をするから辻監督の評価が下がります。9回は中川選手をサードライナーに抑えて交代、結果論とかではなくどう見ても続投で問題なかったです。辻監督も無駄な四球を出しながらもしっかり抑えている十亀投手への評価をもう少し改めてもらいたいです。



・佐野投手 1被安打2与四球2失点

吉田正尚選手を四球で歩かせて安達選手にセンターオーバーの二塁打を打たれてモヤ選手を申告敬遠で 1アウトも取れずに交代、だから言わんこっちゃないと、誰がどう見ても継投ミスです。佐野投手も変化球のキレが落ち始めました。



・田村投手 0.2回2被安打1与四球2与死球4失点

 1アウト満塁で登板、そこから連続押し出し死球、、、さらに紅林選手に犠牲フライを打たれて、挙げ句の果てには控えの大城選手、若月選手に連続タイムリー二塁打でこの回6失点、、、火消しが無理なのは分かりますが連続押し出し死球はねーだろ、、、そんなに辻監督の愛人と呼ばれたいのか知りませんが、左右に揺さぶるのがただ荒れているだけで球威のないノーコンでした。




結局はリリーフの差で勝敗が決まりました。オリックスは漆原投手以外は良かったです。対照的にライオンズは勝ちパターン以外の投手が昨年より脆くなっています。そしていい加減右左で采配を決めるのはやめましょう。個人的には5回の松本航投手よりも9回の十亀投手への継投の方が問題だと思います。そんなに十亀投手信用出来ませんかね??






【野手陣】

田嶋投手もらしくない不安定な投球で、序盤は上間投手との乱打戦を展開しました。メラド以外では安定している投手だけに、今日みたいにストレートがコースに決まらずに変化球のキレもない田嶋投手だけに、今日は勝ちたかったのが本音です。結局はリリーフ投手が無失点に抑えたオリックスに軍配が上がりました。今日は下位打線の奮闘が見れた一方、2,3番が全然打てなかったのが問題でした。




・若林選手 4打数1安打1打点1四球2盗塁

先頭打者として出塁からの2盗塁、チャンスでもタイムリーヒットを打ちました。欲を言えば満塁のチャンスで初球叩きつけだけがもったいなかったです。



・源田選手 5打数1安打

最後に内野安打1本でしたが、相性の良い田嶋投手からノーヒットで本来の役割を果たせませんでした。



・森選手 4打数無安打1四球

こちらも最後に四球でしたがそれまでが打ち上げてばっかりでした。ミスショット連発の1日でした。



・中村選手 3打数1安打1四球

辛うじて1安打2出塁ですが、守備どうにかなりませんかね。相変わらずタッチは下手だしバウンド判断できずに後ろに逸らして上間投手の足を引っ張るし、明日は休ませるか使うなら指名打者起用にしてください。



・呉選手 4打数1安打1死球

死球とポテンヒットで2出塁、栗山選手が戻ってくるなら5番は外してあげたいです。コンスタントに出塁出来ているのは評価ポイントです。



・愛斗選手 3打数1安打1四球

流し打ってのライトへの二塁打を打ちました。満塁のチャンスで外に落ちる変化球に手を出して凡退しましたが、初球のスライダーは狙って欲しかったです。選球眼は大事ですが、愛斗選手には甘い球は狙ってもらいたいので、チャンスボールは初球から狙っていいです。



・岡田選手 4打数1安打

バッティングは悪くないです。紅林選手のダイビングキャッチでタイムリー1本損しました。ただ、上間投手とのバッテリーは今日は微妙でした。序盤に精度の低いスライダーやシンカーを使って投球のリズムが崩れてしまいました。野田コーチから配球への注意があったようです。



・山田遥楓選手 3打数2安打1打点1犠打

外のスライダーに食らいついて三塁線へのタイムリーヒットを打ちました。直前の紅林選手のファインプレーで流れが潰えそうだった中でのこのタイムリーは非常に大きなものでした。全体的に打席での粘りが増えてきました。内容が良くなっています。



・金子侑司選手 3打数2安打1打点

全く期待していない中で、やっと今季初の得点圏でのタイムリーヒットで打点を挙げました。右打席でヒット2本ですが左打席では3球三振、4打席目での代打は当然の采配です。今日は打ちましたがこれでもまだ打率203、得点圏打率154と1試合打っただけなのでスタメン確定とはなりません。



・栗山選手 1打数無安打

 1アウト1,2塁のチャンスで代打起用、しかしストレートを打つも6-4-3の併殺打でした。厳しい結果でしたが怪我の不安はなさそうでしたので、明日はスタメンで期待します。



・ブランドン選手 1打数無安打

代打出場も高めの釣り球を空振り三振でした。






今井投手はノーコンでいいから奪三振を取ること、これが山本由伸投手に何とか食らいつく最低限の条件になります。山本由伸投手から簡単に点は取れませんが、山本由伸投手最大の敵はオリックス打線なので、その弱点が出てくれることを祈りながら今井投手のノーコン奪三振ショーを期待するしかありません。





よければポチっとひと押しお願いします!