ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

6/12(土)西武×中日第2回戦—栗山巧2000試合出場を白星で飾る—



7-3で勝利です。メモリアル試合を白星で飾りましたが、点差の割には反省もしないといけない内容でした。




【投手陣】

・今井投手 7回7被安打4奪三振5与四球2失点

立ち上がりから今日もノーコンでしたが無失点スタート、しかし6点の大量援護の入った2回、連続二塁打で失点、さらに1アウト2塁から連打で失点して大島選手に四球で満塁のピンチに、中日打線の捨て身のファーストストライク狙いにまんまとハマって球威のないストレートを痛打されてしまいました。この満塁のピンチは堂上選手をショート併殺打に抑えましたが、6点のリードからあっさり2点を返されて、先行きが不透明になりました。


そこから3回は三者凡退、ファーストストライクのストレート狙いを見て柘植選手も変化球中心の配球に切り替えました。4回はポテンヒットから始まり三ツ俣選手のファースト正面の打球を山川選手が捕れずにライト線へのヒットで1アウト1,2塁、高松選手のピッチャーゴロはタイミング的に3塁アウトに出来ましたが柘植選手がチキって1塁指示で2アウト2,3塁と余計な進塁を許しましたが大島選手はストレートで見逃し三振、ここは柘植選手の強気のインコース勝負が光りました。


5,6回も走者は出しますが連打は許さずに無失点、チェンジアップ、スライダー、カットボールを織り交ぜて要所でのインコース勝負が決まって中日打線を抑えていきました。球数100球越した7回も続投して1アウトから8球連続ボールで1,2塁となりましたが、最後はビシエド選手をショート併殺打に抑えて7回投げ切りました。


今日はノーコンに加えてストレートでゴリ押すことが出来ずに、中日打線の早打ち作戦の術中通りに2失点して不安な展開でした。そこから変化球を多用してモデルチェンジに成功、チェンジアップ、スライダー、カットボールなど使ってストレートとの緩急をつけることができました。さらに普段組まない柘植選手とのバッテリーでは強気のインコース勝負も中日打線の狙いを外す結果となり、無事に7回2失点とHQS投球出来ました。決して状態が良いわけではない中での7回2失点は十分すぎる結果です。次の結果次第では高橋光成投手からエースの座を奪い取ることになるかもしれません。




・森脇投手 1回1被安打1被本塁打1失点

桂選手にど真ん中のカットボールを打たれて4年ぶりのホームランをプレゼントしました。本当に失点するのが当たり前になっているので、田村投手と早急に入れ替えるべきです。



・ギャレット投手 1回2奪三振無失点

連続三振から堂上選手に11球費やしましたがショートゴロで三者凡退、今日は問題なしでしたが連投となる明日が不安です。




中日打線の1〜4番をノーヒットに抑えたことが大きかったです。特に好調だったビシエド選手を沈黙させたことで中日打線の得点機会を潰すことに成功しました。





【野手陣】

開始早々に6得点、昨日のライオンズ守備の草野球と真逆で中日守備の草野球っぷりには敵ながら岡野投手に同情したくなるレベルの酷さでした。しかし、2回からメモリアル選手の3-0からガチガチのファウルフライ、加えて走れない選手がまたもや盗塁失敗、これで岡野投手を立ち直らさせて追加点は橋本投手から1点のみに終わりました。全体的に流れを潰す攻撃やバントを2度も失敗するアホっぷりを晒すなど、7得点しても反省すべき点が多い試合だったと思います。




・岸選手 5打数無安打

先頭打者でエラーで出塁しましたが結果は2試合連続ノーヒット、この無安打記録を打破するのが最初のプロの壁に当たることになると思います。



・金子侑司選手 4打数2安打

意味不明な2番起用がマルチ安打、しかしまたもや盗塁失敗で扱いは1出塁です。もう盗塁禁止令を出すべきです。盗塁成功率5割以下の選手に好き勝手走らせては流れが潰れるだけです。そもそもセンター守備に期待するのはいいですが確実性を見たら8,9番がベストな打順です。



・栗山選手 4打数1安打

節目の2000試合出場でしたがガチガチに力んで、走者のいる場面でボール先行カウントから打ち上げる凡フライ連発という最悪な結果でした。呉選手から始まる次の打線がしっかりカバーして、栗山選手も追加点のきっかけとなる二塁打を打ってなんとか面目は保たれました。ご両親が観戦にいらっしゃっている中で良い姿は見せられたと思います。



・呉選手 3打数2安打1打点1四球

遂に4番にまで上り詰めた呉選手は今日もその勝負強い打撃で2度の得点圏でヒットを打ち先制点を挙げました。栗山選手が凡退して嫌な流れでも顔色ひとつ変えずに変化球に追いついていき最後はカットボールを引っ張ってファースト強襲のタイムリーヒット、これで得点圏打率5割に到達しました。



・山川選手 3打数無安打1打点1死球1犠飛

最初のチャンスではインコース攻めで当てられてちょっとお怒りに、5回のチャンスではセンター方向へのラインドライブの打球でしたが早めに落ちて犠牲フライでした。本人は悔しい感じでしたが内容は悪くなく結果としても貴重な追加点となりましたから、深く気にすることはないです。



・スパンジェンバーグ選手 4打数1安打3打点

満塁のチャンスで犠牲フライかと思ったらフェンス手前まで伸びて福田選手が打球に対応出来ずに落として走者一掃のタイムリー三塁打を打ちました。サード守備も今日は良かったです。



・愛斗選手 4打数1安打1打点

ポテンヒットから好走塁でタイムリー二塁打、さらに悪送球の間に3塁まで到達して次の犠牲フライに繋げました。



・柘植選手 3打数3安打1打点1犠飛

絶好調の3安打猛打賞、チャンスでもしっかり犠牲フライを打つなど、好調期に突入しています。リード面でも柘植選手の持ち味である強気のインコース勝負を存分に発揮出来ました。ひとまず最後まで出場して勝てたというのはひとつ安心材料にしていいでしょう。



・山田遥楓選手 4打数1安打

2連続でバント失敗、ここにきて小技などの細かい部分でのミスが非常に目立っています。居残りバンド練習を強制したいですし、本来であれば熊代選手にチャンスを与えてもいいですが、明日はゴロ投球のニール投手なのでスタメンは確定です。





隔離期間が終わったニール投手はぶっつけ本番で明日の先発となりました。今日2軍で8回2失点の本田投手はいつになったら1軍に戻ってきてくれるのか分かりませんが、広島での鬱憤を明日晴らしてもらいたいです。





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