ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

8/24(火)西武×ソフトバンク第16回戦—疲れました お互いにダメージの大きい痛み分け—





4-4で引き分けです。疲れましたね。私もソフトバンクファンの後輩もヘトヘトになる試合でした。どちらとも勝てたはずの試合を引き分けにしているので、どちらもダメージの大きい引き分けです。




【投手陣】

・高橋光成投手 6回5被安打7奪三振3与四球1失点

初回からストレートは150km以上計測、スライダーは曲がりフォークは高速で落ちるなど素晴らしい投球でした。ただ、今日はアウト1つ取るのに球数を費やしすぎました。


初回に柳田選手、2回にアルバレスを出塁させますが問題なく0に抑えます。3回はエラーと暴投で1アウト2塁となりますが牧原選手はセカンドゴロで柳田選手は148kmのフォークで空振り三振、味方のミスも0に抑える高橋光成投手は完封も狙える勢いでしだがこの時点で球数は50球越していたので先行きは不安でした。


4回は栗原選手の見逃し三振に8球費やしましたがデスパイネ選手、中村晃選手の2人を3球で終わらせて省エネ投球に切り替えたかったですが5回、アルバレス選手に二塁打を打たれます。アルバレス選手はソフトバンクファンの後輩が選球眼が良いと言っていましたが本当に誘い球や釣り球を一切振らずにストライク勝負の球を打ってくるのでかなり厄介な存在です。私としても評価を間違えていたので改めます。ここは2アウト3塁から甲斐選手をフォークで空振り三振に抑えますが、やはり三振は取りながらもテンポが良くないだけに微妙な雰囲気でした。


そして6回、0アウト1塁で柳田選手の打球がメットライフドームの天井に直撃して落ちてきたのを外崎選手が捕球したためルール上はセカンドフライで飛び出した牧原選手もアウトで併殺、しかしここからヒットと四球でピンチとなり中村晃選手にライト前へのタイムリーヒットを打たれてしまいます。アルバレス選手もまたボール球を振らずに四球で満塁でしたが、案の定代打長谷川選手を使わずに今宮選手勝負でサードゴロに抑えました。


状態は本当に良かったと思います。しかし、球数を費やしすぎてなかなかアウト1つ取るのに時間がかかりました。そして6回の失点はエースとして情けなかったです。ここをしっかり抑えていれば7回続投は出来ただけに、状態は100点でも内容は及第点です。それでも勝てなかったことに関しては西口さんとギャレット投手に対してブチギレる権利はあります。




・増田投手 1回1被安打1奪三振無失点

無茶苦茶怖かったですが0に抑えました。ただ、ストレートは球速は出ていましたが抜け球が多かったので要注意です。良かったのは柳田選手を空振り三振に抑えたフォークです。どうしても変化球を投げたいならあのフォークを習得することです。当然ストレートを安定させることが前提ですが、柳田選手から空振り三振を取ったフォークを習得出来れば守護神に戻ることは可能です。



・ギャレット投手 1回4被安打3失点

直前まで森脇投手がブルペンで投げていたので森脇投手かと思ったらまさかのギャレット投手、、、絶望する私と大喜びするソフトバンクファンの後輩ですが、その通りの結果でした。栗原選手のバントヒットからあっという間の4連打で3失点(ちなみにデスパイネ選手に代走明石選手が出てきた時はソフトバンクファンから拍手喝采が起きました笑)、今宮選手と甲斐選手のバンド攻勢がなかったらもっと失点していました。ストレートが通用せずにSFFもマークされているので、もう勝ちパターンは無理です。


この3失点が森脇投手ならまだ諦めが付きます。水上投手が投げて連続無失点記録が止まったとしてもこれも経験と割り切ることが出来ます。なんなら武隈投手、平井投手が投げて打たれても納得はしませんがまだ我慢します。なぜ直前で2試合連続失点のギャレット投手を8回投げさせたのか、本当意味不明です。今日は小久保裕紀愛人采配が発動しないと思ったら、発動したのは西口文也大バカ采配でした。今日負けていたらブログタイトルは「さようなら西口さん」でしたよ。野手は今後を見据えて一つ区切りが出来ましたが、投手陣はまだまだ先が見据えていません。辻監督も勝ちたいなら少しでも状態の良い若手投手を勝ちパターンで経験を積ませないといけません。




・武隈投手 1回1被安打1奪三振1与四球無失点

ヒットと四球で1アウト1,2塁でしたが明石選手は期待通りにセンターフライ、中村晃選手はファウルフライで0に抑えました。ピンチは作りましたがここで打たれなかったからこその引き分けであり、そして出来れば武隈投手を勝たせたかったというのが本音です。




ソフトバンクは9回の人選に困っていますが、ライオンズとしては8回ですね。森脇投手、水上投手がいますけど大バカな西口さんと辻監督が未だに8回ギャレット投手にこだわっていることです。ぶっちゃけ増田投手もまだ確信がないだけに、本当に水上投手と森脇投手を勝ちパターンに入れてください。






【野手陣】

初回に三振ゲッツーかと思ったら甲斐キャノンがバウンド悪送球で先制、さらになんでもないストレートをパスボールでまさかの2点先制、甲斐選手がこんなミスを2度もするのは初めて見ましたが、五輪含めてほぼフル出場で流石に疲れてきましたかね。

そんな中で、ソフトバンクとしては今日は明石選手をデスパイネ選手の代走起用するという有能な小久保采配(それ以前に真砂選手の2軍落ちがよく分かりませんし、6回の満塁の場面は今宮選手に代打長谷川選手だったと思います)で絶対に勝てる試合でしたが、左2人にヒットを打たれて何しにきたのか分からない嘉弥真投手で流れが悪くなり、代役守護神の板東投手は2点差を守れずに同点に追いつかれました。ソフトバンクも今日の試合を勝てないのはライオンズ同様に状況の悪さです。後輩が痛み分けと言っていましたが本当にそうです。お互いに引き分けのダメージが大きすぎます。


当然ライオンズとしても2回以降はいつもの弱小打線でしたが9回のチャンスでサヨナラ勝ちしたかったですが森選手の浅いフライで川越選手がスタートを切ってホームアウト、一見すると黒田コーチの暴走機関車ですが、気持ちは分かります。後ろが山田遥楓選手で代打を出すにしても平沼選手、鈴木将平選手しかいません。ですからセンターが弱肩の牧原選手なので多少のギャンブルはやむを得ません。ただ、牧原選手はストライク送球でしたがどう考えてもミス前提のスタートなので、個人的には最後に平沼選手が見たかったです。




・外崎選手 5打数2安打1打点

2安打に最後はボテボテのサードゴロでフィルダースチョイスで同点に持ち込みました。あとは四球を増やしていきたいです。



・源田選手 3打数1安打1四球1犠打

最後は四球で繋ぎましたが、問題は5回の1アウト1,2塁でカウント3-1からインコースのストレートを打ち上げてファウルフライになったことです。ああいった意味のない凡退がどうも悪目立ちしているのがここ最近の源田選手なので、もう少し内容のある打席が欲しいです。



・森選手 5打数2安打1盗塁

今年の森選手を物語っています。出塁マシーンとしては機能しますが結局チャンスで打てないこと、サヨナラ満塁の場面で吉田正尚選手は期待通りに大きいセンターへの犠牲フライを打ちますが、森選手は結局浅いフライでギャンブルスタートさせなきゃいけなくなります。ここが吉田正尚選手との差で、今年の勝負弱い森選手を象徴しています。



・中村選手 4打数1安打

結局満塁じゃなきゃ打たないです。それもそれで困ります。それと途中で変えたのは結果論ですが失敗でした。9回の場面は後ろが中村選手だったら多分スタートしていなかったかもしれません。



・栗山選手 3打数1安打1四球

2000本安打まで残り10本、しかしその後の2打席が力ないファーストゴロで終わっています。状態は悪いですが他がいないのでやむを得ない5番起用になっています。



・山川選手 3打数無安打

とりあえずストレートと変化球の緩急でなんとかなるでしょみたいな抑えられ方で3三振、これでは強い打球が戻ってもただの一発屋です。



・呉選手 3打数無安打1四球

状態が悪い中でなんとか四球を選んで同点に繋ぐことが出来ました。この選球眼を忘れないでもらいたいです。



・岸選手 4打数1安打

左中間の打球をファンブルしましたがそのミスを取り返すレフトへのシングルの打球で2塁を行く好走塁でミスを取り返しました。



・川越選手 4打数2安打1打点

最後に粘ってフォークを当ててタイムリー内野安打を打ちました。レギュラー奪取にはこういった技術も必要になりますが、スタメンだとフルスイングが減るので怖がらず振っていくことも忘れないでもらいたいです。



・愛斗選手 1打数無安打

クソボールを空振り三振、粘ってタイムリーを打った川越選手と比べると情けない結果です。





明日はニール投手と千賀投手です。だから今日勝ちたかったですし、明日は非常に厳しい戦いになります。今日の引き分けを無駄にしないなら明日勝たないといけません。というか、このセリフ何回言ったことか笑。同じことの繰り返しですから今の順位に沈んでいます。





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