9/5(日)西武×楽天第18回戦—ナベU涙　果たして弱小ライオンズがカード勝ち越しをする日はいつ訪れるのでしょうか—

2021/09/05 19:55

2-8で敗戦です。やはり弱小チームは所詮こんなもんでしょうね。渡邉投手は今日の敗戦を糧にしてくれることを信じて我慢します。

【投手陣】

・渡邉投手　3.1回7被安打1奪三振2与四球7失点

3回2アウトまでは素晴らしい投球でした。左打者はインコースのカットボールで詰まらせて、カーブとSFFで緩急も付けることが出来ていました。加えて源田選手の好プレーも連発でこの時点では今日も好投が期待出来ました。

ところが、3回2アウトから辰己選手に四球を出してからおかしくなります。小深田選手に初球のストレートを打たれて1,3塁となり、島内選手にフルカウントからのカットボールが真ん中に入ったのをレフト線へのタイムリー二塁打で2失点、さらに牽制悪送球に茂木選手にもフルカウントからの真ん中のSFFを打たれてこの回3失点しました。島内選手と茂木選手は粘られてからの勝負球が真ん中に入ってしまいましたが、それよりも2アウトから辰己選手に簡単に四球を出したからこうなっているわけです。

続投した4回は既に序盤のコントロールが失われていました。岡島選手、炭谷選手にカーブを打たれて1アウト2,3塁から山﨑選手に高めのストレートを打たれて2失点、辰己選手にまた四球でここで涙のKOとなりました。

決して悪くなかったですが、四球から全てが崩れました。変化球が良かった一方でストレートが真ん中や高めに抜けていたのが気がかりでしたが、このストレートを狙われてピンチを拡大しました。そして島内選手、茂木選手には完全に粘り負けで最後に真ん中に入ってしまいました。総じて経験不足が招いた結果だと思います。4回はガス欠でKOしましたが、昨日のダメな先輩の真似なんかしなくていいので、全盛期の内海投手を参考にしてください。今日の悔し泣きを無駄にしないことです。

・水上投手　0.2回1被安打1奪三振1与四球1失点

1アウト1,3塁の場面で登板、小深田選手にスクイズを決められます。ここで切り替えればよかったのですが島内選手に四球でピンチを拡大して、茂木選手のレフト前の打球を栗山選手が前に行きますが捕れずに横に大きく弾いて一塁走者も生還して2失点、これで失点して無失点記録が17試合で止まりました。ストレートが甘くなっているのが気がかりです。というか、いつまでこんな中途半端な起用するつもりなのでしょうか。

・平井投手　3回2被安打1奪三振3与四球無失点

オコエ選手にヒットから二盗、三盗と走られまくって満塁のピンチでしたが0に抑えました。右のオコエ選手、炭谷選手を抑えられないのはダメです。そして回跨ぎとなった6,7回も走者を背負いますが0に抑えました。平井投手も右キラーのはずがロングリリーフやら敗戦処理やらで役割が無茶苦茶になっています。

・ギャレット投手　1回無失点

問題なく三者凡退で抑えました。

【野手陣】

決して打てていないわけではなかったですが、0アウト1,3塁のチャンスで森選手の打球はセカンドジャンプキャッチ、そして中村選手が併殺打で石橋投手を立ち直らせてしまいました。4回の満塁のチャンスも結局追いつく事はできていません。これが弱小打線です。どうこう言っても今更変わることはないので諦めるしかありません。

・源田選手　5打数1安打1盗塁

先頭打者ヒットでチャンスメイク、3回の打球はランエンドヒットのサインでセンター正面の併殺になってしまいました。守備では再三の好プレーで投手陣を助けようとしました。

・岸選手　4打数1安打

源田選手のヒットから流し打ってチャンスを拡大しました。守備の動きの悪さが今日も出ました。岸選手は経験の立場ではなく結果を出さないと2軍落ちの立場ですので余計なミスは許されません。

・森選手　3打数無安打1四球

初回のチャンスで捉えたという打球がアウトになってしまい、あまりにも運がなかったです。吉田正尚選手が抹消となり、森選手は自分の力で首位打者になるかが試されます。

・中村選手　4打数1安打1打点

初回のチャンスは併殺打でしたが、次のチャンスではタイムリーヒットを打ちました。チャンスではコンパクトスイングになっています。

・外崎選手　2打数無安打2四球

ノーヒットでしたが2出塁、やっていることは1番打者なんですけど、上位打線にするとまた打てなくなりますかね。チャンスで打てないので5番は微妙なところです。

・栗山選手　3打数2安打

マルチ安打でしたが今日は休ませてもいいかなと、守備でも鋭い打球を大きく弾いて水上投手の無失点記録を止めてしまうなど、1試合休養が必要です。