ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2021ドラフト会議




・1位 隅田知一郎 投手(左投左打) 西日本工業大学


最速150kmのストレートにスライダー、カットボール、カーブ、SFF、チェンジアップ、ツーシームと多彩な変化球を駆使する大学NO.1左腕。波左見高では3年夏に甲子園出場、西日本工大では4年春リーグで上武大打線を14奪三振の快投などあり全日本選手権に出場、奪三振能力と完成度の高さから即戦力としての期待あり。



4球団の競合となりましたが、見事に飯田常務がクジを引き当ててくれました。大学NO.1左腕、ライオンズに足りない先発左腕としての指名が出来ました。コントロールにやや不安はありますが奪三振能力を発揮して1年目からの活躍に期待がかかります。




・2位 佐藤隼輔 投手(左投左打) 筑波大学



最速152kmのストレートにスライダー、チェンジアップで制球力が武器の投手。筑波大では1年秋からいきなり3勝を挙げ、2年時には大学侍ジャパンに選出、文武両道で1位指名候補だったが直前に右脇腹痛で登板回避あり。


まさかの佐藤隼輔投手が2位指名出来ました。元々1位候補でしたが、直前の怪我の影響か阪神は1位指名しませんでした。おそらく隅田投手外していたらハズレ1位で指名していたかもしれません。佐藤隼輔投手は隅田投手とは異なりコントロール投手となります。これまで散々な結果のドラ2で渡邉投手に次ぐ成功枠にしてもらいたいです。





・3位 古賀悠斗 捕手(右投右打) 中央大学



高校通算52本塁打、二塁送球最速1.7秒、遠投115m。中央大では4年春から3番キャッチャーでベストナインに選出、攻守の要として大学NO.1捕手としての高評価あり。


日本ハムファンの弟が狙っていた選手です笑。捕手事情を考慮して、3位で大学NO.1捕手としての呼び声のある古賀選手を指名しました。まずは柘植選手、岡田選手との控え捕手争いを制して1軍ベンチに入ってもらいましょう。





・4位 羽田慎之介 投手(左投左打) 八王子高校





身長191cm、最速149kmにスライダー、チェンジアップを投げる長身左腕投手。2年時秋に34回39奪三振を記録、コントロールなどの荒さはあるが潜在能力の高さから、「和製ランディ・ジョンソン」と呼ばれている。


4位にまた左腕、全国的に無名ですが長身から放たれるストレートと奪三振能力の高さに期待されての指名となりました。これがロマン枠になりそうですが、地元出身ということもあるのでじっくり育成していく投手です。





・5位 黒田将矢 投手(右投右打) 八戸工業大学第一高校



身長188cm、最速149kmにフォークに定評がある長身右腕。高校では5番ピッチャー兼ライトとしてチームを牽引、青森大会ベスト4まで進出。


また投手指名です。今度はフォークを投げる長身右腕です。こちらもじっくり育成して先発、中継ぎの両方の可能性を見ていきたいです。




・6位 中山誠吾 内野手(右投左打) 白鴎大



190cm97kgの大型内野手。力強い振り切るスイングで3年秋に4本塁打でホームラン王に輝く。4年時春からショートのレギュラーとして、スケールの高さに注目される。


6位は大型内野手が指名されました。いかにもライオンズが好きそうなタイプの選手です。ショートを守りますが荒削りなバッティングが伸びて欲しい選手でもあります。





・育成1位 古市尊 捕手(右投右打) 徳島インディゴソックス

イニング間送球1.9秒の捕手兼外野手。高松南高では県大会8強、50m6.2秒、一塁到達タイム4.5秒と俊足強肩の選手としてリードオフマンとして活躍。




・育成2位 滝澤夏央 内野手(右打左打) 関根学園高校

身長164cmと小柄ながら、俊敏なプレーで広い守備範囲と俊足が武器の内野手。




・育成3位 菅井信也 投手(左投左打) 山本学園高校

最速143km、公式戦36回56奪三振と「山形のドクターK」として注目される。




・育成4位 川村啓真 外野手(右投左打) 國學院大学

ミート型選手、4年春は打率.417で首位打者に輝く。





【総評】

まず、上位指名は文句なしです。隅田投手を引き当てて、2位は1位候補であった佐藤隼輔投手を指名出来ました。課題の左腕ですが、この2人にかかる期待は大きいです。さらに3位の古賀選手も捕手事情を考えると指名は問題ないと思います。これは森選手、岡田選手のFAが考えられてしまうことになってしまいますが。


一方で4,5位の高卒投手はロマン枠ですが、下位指名なので仮に外れてもまだ我慢は出来ます。その中で今回は支配下は内野手1人、外野手は0人です。今年の外野手層の薄さはかなりの問題でしたが、今年のドラフトでは左腕メインで外野手指名はしない方針になりました。


このドラフトが成功かどうかは5年後に判断されます。ここから戦力外選手の選考が始まります。この年の投手は外されるとかなり痛いことになるので、是非とも当たり年になってもらいたいです。





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