ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2021シーズン振り返り 背番号10 森友哉

背番号9は木村選手でしたがエキシビションマッチの最中に日本ハムにトレードとなりました。移籍してからも相変わらずの結果で日本ハムファンの弟から見向きもされず、FA権行使するか否かで揺れているようです。ただ、この成績でFA権行使はセルフ戦力外とかなりかねないので、木村選手としても難しい判断になりそうです。





【2021成績】

125試合 打率.309 520打席 431打数 133安打 32二塁打 2三塁打 11本塁打 202塁打 41打点 70得点 65三振 79四球 6死球 1犠打 3犠飛 5盗塁 2盗塁死 4併殺打 出塁率.420 長打率.469 OPS.889 得点圏打率.281 6失策




打率2位 安打7位タイ 二塁打6位タイ 得点7位タイ 四球5位 出塁率2位 長打率8位 OPS4位 





昨年の不甲斐なさを挽回するべく、今年は弱小打線の中で3番捕手として1年間頑張ってくれました。




今年の森選手に私は最低打率3割を要求しましたが、見事にその課題はクリアしました。今年の森選手を私は「出塁マシーン」と呼んでいましたが、打率、安打、得点、四球、出塁率が10位以内にランクインしているのを見れば、いかに出塁してチャンスメイクしてくれたかのかがよく分かります。軒並み出塁出来ずに簡単に凡退する選手が続出する中、森選手だけは簡単に凡退せずに出塁への意識は持ってくれました。




肝心の捕手に関してはこの打撃成績ならある程度は我慢出来ますが、不満なのは盗塁阻止率とバウンド処理です。盗塁阻止率.274はリーグ4位、甲斐選手の「甲斐キャノン」は盗塁阻止率.452とリーグ1位の数字なのに対して、「森バズーカ」に関しては今年は不発だったと言えます。途中で肩や左手を痛めたりでなかなか強肩が発動出来なかったです。


チーム投手成績の63暴投はロッテの47暴投を遥かに上回るぶっちぎりの1位です。これは森選手だけのせいではなくノーコン投手陣の責任も大きいですが、森選手もバウンド処理は下手です。下手なバウンド処理で負傷することもあっただけに、バウンド処理もまだまだ改善しないといけません。





来年は3割は最低限として、より強打者になることです。今年は打率3割達成したとはいえ、あくまでも及第点評価です。3割打ってほとんど3番打者として出場したのに、41打点しかないのは問題です。チーム全体の出塁率が落ちたとはいえ、森選手も特に前半戦は得点圏打率2割前半に落ちるなど、勝負強さはなかったですね。あくまでも出塁マシーンと呼んでいたのは出塁は完璧でも、打点を稼ぐ打者としては物足りなかった部分もあります。理想は100打点ですが、70打点は及第点評価のひとつのポイントにしたいと思います。




守備に関しては打撃でカバーするのは当然として、やはりバウンド処理と盗塁阻止率だけはしっかりやってもらいたいです。バウンド処理の下手さは怪我に繋がるので、もう少し前で止めるようにして、盗塁阻止も甲斐選手と競えるように、肩の状態に注意しつつ森バズーカを発動してもらいたいです。





当然私は来年も3番捕手で考えていますが、ここに来て文春砲で森選手の外野コンバート疑惑が囁かれています。この期に及んで外野コンバートを直訴するのか??という疑問は拭えませんが、現時点で真偽の判断が付かないので、この一件は森選手が契約更改の場で発言するまでは保留にしておきます。当然森選手はFA争奪戦になるので厳しい財政状況ですが、可能なら複数年契約を結びたいです。そして、契約更改の場で本人からの発言をひとまず待つことにします。






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