ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2021シーズン振り返り 背番号8 渡部健人

【2021成績】

・1軍成績

6試合 打率.063 17打席 16打数 1安打 1本塁打 4塁打 2打点 1得点 7三振 1四球 出塁率.118 長打率.250 OPS.368 得点圏打率.000 1失策


・2軍成績

90試合 打率.228 347打席 311打数 71安打 15二塁打 1三塁打 19本塁打 145塁打 64打点 43得点 104三振 27四球 8死球 1犠飛 2盗塁 9併殺打 出塁率.305 長打率.466 OPS.772 得点圏打率.310 11失策




ドラ1ルーキーのスタートはオープン戦で1軍出場のチャンスが与えられましたが長打が武器なのに当てにいくショボい打撃とお粗末な守備で開幕2軍スタートとなりました。



しかし、怪我人が続出した中で渡部選手にも1軍昇格のチャンスが与えられます。そのチャンスの中で、ソフトバンク戦では和田投手のカーブをレフトスタンドへの2点ホームランという鮮烈なプロ初ヒット、初ホームランを打ち、いきなりヒーローインタビューというまさかの1軍デビュー戦となりました。ただ、プロの壁はそう簡単でなく1軍でのヒットはこのホームラン1本のみ、すぐに抹消されてから1軍再昇格することはありませんでした。



一方で2軍では低打率ながらも長打と打点は稼いで、1年目の目標であったイースタンリーグのホームランと打点の二冠王になり、最低限の結果は出してくれました。




個人的には即戦力とは見ていないので、1年目から1軍での活躍は期待していませんでした。2軍では二冠王に輝きましたが、課題としては低打率をなんとかしないといけません。3割は期待しないにしても、打率.250届かずにOPSも8割切っているのはダメですね。山川選手は1年目から2軍で打率3割、OPS10割超えでしたが、1軍の4番を狙うなら2軍でこれくらいの数字を残さないと1軍で4番になるのは難しいと思います。




1軍では速球に振り遅れて、それをカバーするために当てに行くようなショボいスイングが目立ちます。渡部選手は長打を打たなきゃいけない選手なので、長打を捨てて単打を狙うスイングをしてはいけません。2軍の低打率もミート力の低さがそのまま数字で表れているものだと思います。来年はまず2軍で4番として無双するのは1軍昇格の条件になると思います。




本人も体重を増やさずに筋力アップや、バットのモデルを中田翔選手、茂木選手から今度は中村選手のモデルにするなど、まだまだ試行錯誤が続いています。今年のドラフトルーキーは阪神の佐藤輝明選手、中野選手、DeNAの牧選手などハイレベルなのもあって、どうしても渡部選手は見劣りしがちです。ライオンズのドラフトルーキーを見てもサード争いはブランドン選手が一歩リードしています。渡部選手の育成は時間がかかりそうですが、無理に結果を求めすぎずにまずは2軍で無双することを目標にしてもらいたいです。





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