【2021成績】

45試合　防御率4.02　3勝1敗13H16HP1S　40.1回　42被安打　3被本塁打　29奪三振　奪三振率6.47　22与四球　2与死球　3暴投　18失点　18自責点　被打率.273　K/BB1.32　WHIP1.59

昨年の勝ちパターン飛躍から一転、森脇投手も宮川投手同様に俺達「パパ者」として成績を落としてしまいました。

今年は春季キャンプで右肩の違和感で離脱して開幕戦は間に合いませんでした。そこから4月に2軍戦で実戦復帰、この時点でまだ状態は上がっていない中で辻監督が見切り発車で1軍昇格させましたが、これが前半戦の俺達「パパ者」を起こす要因になってしまいます。

1軍昇格してギャレット投手が負傷交代から9回を0に抑えるなどありましたが、とにかく不安定でした。決まらないストレート、落ちないフォーク、抜けるナックルカーブと昨年の真逆の投球内容で幾度となく失点を繰り返しました。昨年滅多に見なかったご挨拶の四球も前半戦はお決まりのパターンでしたね。こんだけ不安定な状態が2ヶ月続いて、7月頭に抹消されて前半戦は期待を裏切る形となりました。

後半戦は何とか挽回したとは思いますが、それでも時折見せる「俺達」の炎上に確信は持てなかったです。2,3試合良いかなと思ったら次の試合で炎上という感じで、最後まで防御率は3点台に突入せずに4点台で終了、最後ら辺は辛うじて0に抑えながらも毎回のようにランナーは出していたので、心臓に悪い内容でした。

昨年と比べて与四球、奪三振率、被打率、K/BB、WHIPなどの指標は軒並み大幅ダウンしています。球種別で見るとストレート被打率.306、空振り率4.83、カットボール被打率.333、空振り率14.12とストレートとカットボールが打たれています。特にストレートはまともに空振りも取れていません。フォーク被打率.238、ナックルカーブ被打率.158で変化球の良い森脇投手ですが、これが逆に相手からしたらストレートを狙い打つという戦略を立てやすくなります。特に後半戦は見ていて思いましたが、相手も変化球はある程度見切ってストレートを痛打される場面が多かったです。結局フォークやナックルカーブは振ってもらえずに、ストレートやカットボールを打たれるという悪循環に陥ってしまった印象があります。

来年は再び勝ちパターンに復帰してもらわないといけませんが、そのためにもストレート被打率を抑えることです。変化球は良いので、ストレートを狙い打ちされないようにストレートの質を戻して、そこから変化球でバリエーションを増やせる投球にしてもらいたいです。そして俺達あるあるのご挨拶の四球はなくすことです。森脇投手も無駄にランナーを出して自滅した試合も多々あるだけに、昨年良かった球のキレとコントロールを取り戻さないといけません。

契約更改では実は3人目の子どもが産まれたことが明らかになりました。一家の大黒柱として、より一層責任感は重くなります。イケメン&お父さんキャラは定着しましたから、そこを「俺達」で発揮するのではなく、例えば父の日のイベント企画では先陣を切ってイメージキャラに選ばれるぐらいの活躍をして欲しいです。

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