ノンテンダーFAとなっていた西川選手が巨人から一転して楽天入団となりました。当初巨人が獲得調査の報道がありましたが、金銭面などの条件でまとまらずに楽天入団という流れになりました。

楽天といえばライオンズやヤクルトなどの他球団から強奪してナンボのイメージですが、今回に関してはクビにしたのは日本ハム球団であってあくまでも高額な戦力外補強の意味合いが強いので、この獲得は強奪とは言えないです。個人的には育成に舵を切ると豪語して西川選手加入は矛盾が生じているのではないかとツッコミたくなりますが、そこは置いておきましょう。

楽天は盗塁数が今年も最下位、ここ数年は走る事ができずに走塁強化が課題になっていたので、西川選手の獲得はその点で辻褄が合っています。さらに1番打者の打率.231、出塁率.317と1番打者探しも課題に残っています。その部分での期待があるのかもしれません。ちなみにライオンズもこの弱点は思いっきり当てはまりますが、西川選手獲得には西川選手の下位互換である金子侑司選手の放出が必須になるので、現実的ではないです。お金がないですし、西川選手は借金してまでも欲しい存在ではないです。

ただ、西川選手に関しては巨人に行ってもらいたかったです。「余計なことしてくれたな」これが個人的な本音です。西川選手はライオンズ戦の打率.304とライオンズキラーです。私が現地観戦した試合でも松本航投手からホームランを打ちました。ただでさえ楽天の左打者を抑えられていないのに、さらに天敵が入るのはこの上なく面倒です。西川選手は平石コーチの管轄外なだけに、来年もカモにされる懸念があります。

当然ながら来年は抑えてくれないと困りますが、西川選手の楽天入団はファン心理関係なく面倒なことが増えたというのが率直な感想です。

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